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- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091848482
感想・レビュー・書評
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デザイン担当:古角今日子
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ふと目が覚めると、そこはコンクリートで作られたハリボテの教室だった。出口はない。閉じ込められたのは4人の女子高生。4人は小学校の同級生であった。4名が戸惑うなか、「ホームルーム」の開始を告げるチャイムが鳴り響いた……。
いわゆる「ソリッド・スチュエーション・スリラー」。やはり、このジャンルはもはや他作品との差別化が難しい。特に『SAW』以降の作品乱発によって、ほとんどのパターンが出尽くした感が強い。そんなわけで、本作もそれほど予想外な展開が待っているわけではなかった。
そういえば、読んでいる最中から「どっかで見た絵だなー」と思っていたら、三上達矢さんは「三上龍哉」の別名義らしい。「三上龍哉」と言えば、抱腹絶倒のギャグ漫画『極道一直線』の作者。それを知ってからというもの、本作のシリアスでホラーな場面を見ても、笑いがこみ上げてきてしょうがない。今度、貴志祐介さんの『クリムゾンの迷宮』のコミカライズを手がけるらしいけれど、果たして真面目に読めるかしらん?
【巻数】全1巻
【掲載誌】月刊!スピリッツ
【連載年】2012年
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