重版出来! (1) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.03
  • (233)
  • (297)
  • (157)
  • (15)
  • (8)
本棚登録 : 2253
感想 : 257
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091850409

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 書店の人たちが気合をいれて作ってくれた店頭のPOPを見た編集と漫画家が涙する流れには、思わずわたくしも涙。
    見えないところで頑張っている人がいるからこそ、たくさんの人が素晴らしい作品と出会うことができるんだよね。そういうの好きです。

    (線が太く勢いのある絵柄は、私にはハマらず)

  • この漫画を読んで泣けちゃうのは、ワタシが元書店員だからだろうか。
    それともただこの漫画が面白いからだろうか。

    ワタシの勤めていた書店は地方の書店で、営業さんがたくさん来るような土地柄ではなかったけれど、話の中に出てくる細かい出来事は実体験としてある程度理解できる。
    あの頃は忙しくて、無我夢中で、思い入れがあって胸をはって「これは自分が売ったのだ」なんて思えたことはなかった。
    あの頃の自分に読ませてあげたいなぁ、としみじみ思う。

    書店員必携書。

  • 正直、絵柄は好みではない。
    でも、「熱意」としか言いようのない「熱意」と、終盤の「自信」と「誇り」には本当にムネアツ。
    いいお話が読めました

  • 「働きマン」以上に働く!「バクマン」以上にマンガ!「YAWARA」以上に女子柔道家!

  • 漫画の編集部に配属された新人編集者のお話。
    編集者だけでなく、出版営業、書店員がメインになる回があるのは、「働きマン」にはなかった部分かと。
    漫画でなくても書き手のはしくれとしては、自分が書いた本をこんなふうに必死で売ってもらえる環境が実際にあるのかどうかはわからないけど、そうあってほしいなと思う。
    早く続きが読みたい!!!

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「書き手のはしくれとしては、」
      編集者の方は二人三脚だから意識は高いでしょう。営業の方も当然でしょうけど、まぁ得手不得手があるので一概には言...
      「書き手のはしくれとしては、」
      編集者の方は二人三脚だから意識は高いでしょう。営業の方も当然でしょうけど、まぁ得手不得手があるので一概には言えないかも知れませんが、自社商品を愛さない方は居ないでしょう。。。本屋さんも然りですよ!
      ・・・この本(マンガ)は未読。
      2013/04/08
  •  
    ── 松田 奈緒子・漫画《重版出来! (1) 20130329 小学館》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4091850405
     
    ── 松田 奈緒子・漫画《重版出来!(じゅうはんしゅったい)2012
    TBS 20160412-0614 月刊! スピリッツ 小学館》連載。ビッグコミックス
     重版出来は、初版と同じ版を使用・同じ判型・装丁で刷り増すこと。
     
    (20230330)
     

  • どうして今までこの本を読んでいなかったのか激しく後悔。
    本が好きで、本屋が好きで、本にまつわるもの全てが大好きな私がどうして手に取っていなかったのか。
    まずは全巻読んで、ドラマのDVDもぜひ見るとしよう。

    この本では本を売る側の熱意が熱く描かれていたけれど、本当にその通りだと思う。
    作る人、関わる人全ての努力と熱意で私の手元にやってくる本たち。
    売れる本は愛されている、というセリフが作中にあるが、それもその通り、うんうんと大きくうなづいた。
    電子書籍も手軽で悪くないと思うけれど、やっぱりどうも紙の本の方が好きなんだよな。
    出版業界の不況や町の本屋がどんどん減っているなどのニュースが流れて久しいが、私は買う側、読む側からこれからも応援していきたいと思う。

    あと、私も徳を積んで運を貯めてみようと思う。
    不思議なことが起きるかはともかく、すごく気持ちのいいことじゃないかと思う。
    いいことを教えてもらった。感謝。

  • 新人マンガ編集者が主人公の成長物語。真っ直ぐで熱くて清々しいです。

  • 本を作るのも売るのも面白いんだなあ

  • 新米編集者・黒沢心がアツくも爽やかに活躍するのが気持ちいい♪
    新米の営業・小泉が仕事に目覚めていく話が好き。
    岡さんの「甘い自尊心の殻から出てこい」あたりのエールがいいね。
    本を売るってすごいことだなって教えてくれるマンガ。

全257件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

漫画家。1996年デビュー。『えへん、龍之介。』『花吐き乙女』など独特の感性が光る作品を多数発表。2016年春にドラマ化された『重版出来!』で一躍人気作家に。2016年、デビュー20周年を迎えた。

「2017年 『【特典付き】レタスバーガープリーズ.OK,OK! 完全版 【全3巻】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松田奈緒子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×