あずみ: 剣を持て!! (12) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 114
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091850522

作品紹介・あらすじ

時は戦国末期。泰平の世を築くための捨て石として十人の子供が、刺客として

▼第1話/領主の罠▼第2話/剣を持て!!▼第3話/人質▼第4話/金角咆ゆ!!▼第5話/孤独な戦い▼第6話/我が名は左近▼第7話/苦悩●登場人物/あずみ(爺こと小幡月斎の手により、物心つかぬうちから仲間たちと共に純粋培養された精鋭の刺客)、真弓俊次郎(子供達に学問を教えていたが、故郷を捨て“道々の輩”たちとともに旅に出た)、きく(あずみの命を狙って差し向けられた刺客。男の体と、女の心を持っている)●あらすじ/誰にも支配されることもなく、剣も持たない集団“道々の輩”とともに旅を続ける途中、あずみは無法浪人の金角・銀角につかまった。しかし、その危機もあずみは難なく逃れた。そんなある日、“道々の輩”たちは領主に城へ招待された。喜ぶ彼らだがこれは領主が仕掛けた罠だった! 領主の思い通りにならない彼らや浪人達を城に集め、一網打尽にするという作戦だったのだ。あずみや俊次郎の運命は!(第1話)、▼あずみや俊次郎たち“道々の輩”は城にやって来た。しかし、あずみは城に入る直前で身の危険を感じ取り「引き返そう」と提案する。その目の前で領主の作戦が実行され、次々と浪人たちが殺され始めた! あずみはお世話になった“道々の輩”を守ろうと戦法を考えるが…●その他の登場キャラクター/倉石左近(柳生新陰流剣士。小野派一刀流の貢喬介、松井凛太郎らを無二のライバルと思っていた。彼らを討ったというあずみに対し、強烈な殺意と興味をもっている)、月庵和尚(俗物そのままの僧。一目見て、あずみを気に入る)

感想・レビュー・書評

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  • あずみは追われる身。道中で関わった人を巻き込んでしまう。巻き添えで死んでしまうことも。あずみは苦悩する…。今後にどう影響するのか。

  • ビッグコミックス

  • 連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。

    それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。

  • 道中世話になることになった寺で子供たちに読み書きを教える俊次郎と知り合ったあずみ。俊次郎が尊敬する烏丸天山と共に領主の城に向かうが、そこには多くの刺客が待っていた。あずみたちは無事に逃げ切れるのか。

    相変わらずあずみ本人は無類の強さですが、他者を巻き込んでしまうということに強い罪悪感を覚えるようになり、そのことで悩む場面もあります。いったいあずみはこのあと、どういう風に生きていくのでしょうか…。。。

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