あずみ: きくの選択 (14) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 105
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091850546

作品紹介・あらすじ

▼第1話/接近▼第2話/力と資格▼第3話/望みと結果▼第4話/おしおきの悪夢▼第5話/きくの選択▼第6話/城下潜伏▼第7話/城下の事情●登場人物/あずみ(物心のつかぬうちから刺客として純粋培養された少女)、真弓俊次郎(大志に燃える武家の次男坊。現在は流浪の民である天山らとともに行動している)、倉石左近(あずみを狙う柳生新陰流剣士)、きく(あずみの命を狙って差し向けられた刺客。男の身体と女の心を持っている)●あらすじ/毒矢を受け、身体の自由がきかなくなったあずみは、一度は左近にら致されるものの、なんとか逃げ出すことに成功する。しかし、まだ身体は思うように動かない。「この状態でまた追手に見つかったら……」。と、そこに現れたのは、味方である俊次郎であった。俊次郎は、あずみを竹薮の中の小屋に運び、介抱する。そして、解毒の薬草を探しに行こうとする俊次郎に、あずみは「薬草より……俊次郎どのに、ずっと、そばにいてほしい、です…」と告げる。追われる恐怖から逃れ、束の間の安息の時を過ごすあずみ。しかし、そのあずみを執ように狙う左近の影が、すぐそばに迫っていた……(第1話)。

感想・レビュー・書評

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  • 面白い。一難去ってまた一難。きくの件はとりあえずひと段落か…。ゆっくるする時間が全くないですね。このスピード感がGOOD。

  • ビッグコミックス

  • 連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。

    それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。

  • 左近に救われたものの柳生宗矩に見つかったあずみは、動かない身体を必死に動かして何とか難を逃れる。草むらに身を隠したあずみを見つけたのは俊次郎だった。俊次郎に気持ちを伝えたあずみ。しかし俊次郎の答えは―。

    ピンチを脱したあずみは再びきくと旅に戻ります。明るく優しいあずみに、あずみの命を狙っていたはずのきくも次第に心惹かれていき、ついに決意の行動に出ます。

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