あずみ: きく無残 (15) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 106
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091850553

作品紹介・あらすじ

▼第1話/悲劇と恋心▼第2話/身代わり▼第3話/たくらみの裏▼第4話/あと一日▼第5話/それぞれの苦しみ▼第6話/天下の私欲▼第7話/きく無残
●登場人物/あずみ(精鋭の刺客として純粋培養された少女。ともに育った仲間は殺され、今は独りきりに。昔一緒に過ごした、やえに会うため旅を続ける)、きく(女の心を持つ男。あずみの命を狙う刺客であったが、あずみの友となり、一緒に旅をすることに)
●あらすじ/きくと再び旅を開始したあずみだったが、突然きくが病に倒れてしまう。医者を求め、ある藩に立ち寄ることにしたのだが、そこは通過する予定の幕府の金塊を狙う浪人集団に占拠され、無法地帯となっていた。幸い、あずみときくはある武家の屋敷に世話になることに。だが、あずみが剣の達人であるという情報を入手した浪人集団の参謀格・板倉は、その存在が金塊奪取計画の邪魔になると考え、ある行動に出るのだった……(第1話)。

感想・レビュー・書評

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  • この漫画の良いところのひとつは、惨さの描写がリアルなこと。きくが…。次巻であずみの鬼神ぶりが炸裂するか!?

  • ビッグコミックス

  • 連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。

    それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。

  • 決意の行動ののち、きくは病に倒れてしまう。あずみはきくを看病するため、とある街道沿いの城下町で下級武士の家でやっかいになることにするが、そこにも徳川幕府の陰謀は渦巻いており、きくと下級武士の母をさらわれてしまう。あずみはどう動くのか。

    登場する浪人衆が極悪すぎてサブタイトルどおり、きくがあまりにも無残で哀れです。あとあずみに登場する秀忠はホントにゲスですね…(笑)。秀忠好きなんだけどなあ…。

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