マホロミ 2: 時空建築幻視譚 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091851345

感想・レビュー・書評

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  • 現代のお話しだけど、ノスタルジー感が漂う作品。
    建物と登場人物が織りなす空気なんだろう。

  • 相変わらず独特な世界観でクセになる面白さ。少し二人の距離が近づいたか?

  • 古い建物の声を聞く話 2冊め

    英国建築に関わって、きっかけの一つとなった建築家の祖父と向き合い始める話と、図書館の立て直しに関連して、自分の建築に対する姿勢を少し正す話。
    建築物を見るのも、楽しいですよね。
    自然の景観も好きだけど、人工のものも好きで、
    ガウディを見にスペインに行ったりもしたのですよ。
    高校の頃にもう少しそういう志向を感じていれば、そちらに進むのも良かったかなあ、と、40になった今に思うぐらい。
    そして、空間把握能力が高くて、模型が得意というのも良いですね。何か、とても羨ましい。
    自分がなりたい主人公が動く話というのは、好きになりやすいです。

    今回、ヒロインに踏み込むことはあまりなく、主人公が建築に向き合っていく流れだった。引きからすると、次巻はヒロインと祖母の話になっていくのだろう。
    できれば少し長く楽しみたいとか、思う。

  • 建築というものはなかなかに味わい深い分野ですね。

  • この方の描く作品に漂う空気感が好き・・・。

  •  今回も東也と真百合によって伝えられなかった思いが残された人々に届かされました。

     場所に残るのが良い思いだけではない。『母の家シリーズ』では固まってしまった暗い思いを溶かすために記憶が使われました。同じように『建築学生達シリーズ』ではそこに存在してしまった後悔を建物が伝えてきます。建物にとって良い記憶もあれば悲しい記憶もある。怖いのはそこにあった思いが忘れ去られることにある。だからこそ、あの図書館は東也たちにあの光景を見せたんじゃないのかなぁと思いました。

     今回は新キャラもちらほらあらわれました。会社の先輩美樹くん、新しきものを求めていく石蕗くん、自由な留学生ラリーちゃん。特に注目は石蕗くんですね。思想的には東也と正逆の位置にいるキャラなのかな?なかなかツンデレ気質っぽいですからこれから目立つエピソードがありそうです。

     毎度のごとく冬目景ペースで進むのでゆったり楽しめます。どうか長い間休載することなく進行していってほしいです。

  • ヒロインにやられてるなあ。スピリッツで次回は12月頃と出てて、なんでやねん!と思ったら、この本のあとがきを読んで納得。とは言え、もう少し早く続きが読みたい

  • 相変わらず絵がうまいし話も面白い

    けど出るペースがな

著者プロフィール

1993年、「アフタヌーン」での四季賞受賞を経て、「モーニング増刊OPEN」で『黒鉄』の連載を開始。現在、『イエスタデイをうたって』(ビジネスジャンプ)、『幻影博覧会』(コミックバーズ)、『ももんち』(ビックコミックスピリッツ)を連載中。2008年7月より「アフタヌーン」で『アコニー』を連載再開。

「2016年 『新装版 LUNO』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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