マホロミ 2: 時空建築幻視譚 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 415
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091851345

作品紹介・あらすじ

建物の記憶と建築学生たちの物語。

真百合と出会い建物の記憶を視る能力に目覚めた土神。
大学で建築を学びながら建物たちの過去に触れるうちに、
著名な建築士であった祖父の存在が気になり始める。
そんなある日、土神は学内の旧図書館で血痕の幻を目にする。
かつて死亡事故があったと噂されるその場所で、
何があったのか・・・!?
生前は疎遠だった祖父との奇妙な縁が
土神を新たな世界へと導いていく・・・

【編集担当からのおすすめ情報】
2集では、土神の通う大学が主な舞台に。
講義の様子や建築学科のコンペなど
建築学生の何気ない日常も見所です!

感想・レビュー・書評

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  • 冬目景のナチュラルでそれでいて過不足のない画、ストーリー展開がココロを静かに温めてくれるこの作品。同じ作者の『イエスタデイをうたって』の粗い画は作品によって画の精度を変えるという証左でしょうか?
    ミネラルウォーターではちょっと物足りない、「いろはす」のようなフレーバー・ウォーターを飲みたい貴方にお薦めです。

  • 絵への感動よりも話への感動をもらいたい作者。

  • 久しぶりにみつけた、読める建築マンガ!笑

  • 全4巻。取り壊される建物の記憶―――建築好きにはたまりません! 

  • 個人的には苦手なんだけど、恋愛系の話がメインになりつつある気がする。
    テンポがいいのですらすら読めるけど、でも何かあっさり読み進めてはいけないような儚さも感じる。
    自分はまた大学に通うなら絶対に建築に行きたいので、主人公の学生生活がひたすら羨ましく映ります。

  • 読んでて一番衝撃だったのは、この漫画の舞台に気付いたこと。
    「横浜学院大学」って学校、描写を見れば見るほど私の母校でした。
    教育学部7号棟、8号棟。読んでて懐かしさに胸一杯になりました。
    そして、建築学科じゃなかったことを少し悔やみました。
    #全然興味のなかった分野なので、行きたかったとかではないですが。
    友人に建築の方が多いので、今度この漫画を薦めてみようかな。

    (以下、ネタバレ)

    上記で舞台について諸々触れてはみたものの、
    本作のメインテーマは家族ですね。特に両親との対立。
    似ているからこそ違う部分が目に付くというのは、
    まさしくその通りだなぁと思ってしまったり。
    中々難しいもんですよね、似てたら似てたで、
    似てなかったら似てなかったで。なんとなく共感もありました。

    あと、最後の展開は、好きじゃないかな。
    想い人の孫との恋愛ものなぞ見たくもないと思ってしまいますが。
    次巻、果たして。

  • 現代のお話しだけど、ノスタルジー感が漂う作品。
    建物と登場人物が織りなす空気なんだろう。

  • 冬目景さんお得意の美術系学生のお話。
    洋館がたくさんでてくるだけでも至福♪

  • 地元の風景がよく出てくる。

  • 相変わらず独特な世界観でクセになる面白さ。少し二人の距離が近づいたか?

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著者プロフィール

1993年、「アフタヌーン」での四季賞受賞を経て、「モーニング増刊OPEN」で『黒鉄』の連載を開始。現在、『イエスタデイをうたって』(ビジネスジャンプ)、『幻影博覧会』(コミックバーズ)、『ももんち』(ビックコミックスピリッツ)を連載中。2008年7月より「アフタヌーン」で『アコニー』を連載再開。

「2016年 『新装版 LUNO』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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