- Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091852106
作品紹介・あらすじ
僧侶にして救急医・”僧医”が駆ける!!
「縁起が悪い!!」
「まだ生きてるよ!!」
なんて物を投げられたりしますが、
仏の教えは、よりよく生きるために役立つはず…
そう願う坊主が、救急病院にいます。
お肉も食べます。お酒も飲みます。
残さずおいしくいただくのです。
遅刻もします。つい怒っちゃいます。
なんでしたら、頭を丸めてお詫びいたします。
患者の命を救い、仏の教えを説き、ときに弔う。
生と死の「あっち側」も「こっち側」も、
僧侶にして救急医・松本照円におまかせあれ…!?
【編集担当からのおすすめ情報】
救急車で運ばれた先には、お坊さんがいた…!?
病院内を法衣でうろつく迷惑な医者が、
救急医療という生死の狭間で”いのち”を見つめ、苦闘する…!!
〔相棒-たった二人の特命係-〕のこやす珠世氏が挑む新境地!!
感想・レビュー・書評
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医師でありながら僧侶でもある松本照円。
子どもの頃に友人を救えなかった罪の意識から
仏の教えを求め
その一方で救える命を増やすために
救急医療に力を注ぐ。
そんな彼を取り巻く「命」の物語。
連載が青年誌だからか
かならず助かるケースばかりじゃないのが
リアルです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まず、タイトルに惹かれた
次に、裏表紙のあらすじに惹かれた
最初は、コメディ色が濃い目の医療漫画なのかな、と思って読んでいたのだが、意外や意外、あらすじから想像していたよりも真面目で真剣で、重い内容だった
しかし、敬遠したくなる類の重さでなく、むしろ、読み手に今からでも死生観を持ったらどうか、と促がしてくる
命を救う、とは単に病気を治し、怪我を癒し、途切れかけた寿命を繋ぐ、それだけじゃないのかも知れない
救急医療と仏教の教え、この二つがどれだけとんでもない化学反応を生み出すのか、この作品に惹かれた者として見つめていたい -
ギャグマンガかと思って買ってみたら、全然違ってなかなか面白い。「弘法大師」とか「真言」とか「光明念誦」なんて言葉が出てくるので、どうやらうちの宗派っぽい。これからに期待。
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坊主で医者。おもろい
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僧侶兼救命救急医。
面白い設定。
今後が楽しみ。 -
さすがに病院内を僧衣で闊歩するのは、と思ってしまうのは、葬式仏教が染み付いている私の偏見なのか。
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ドラマ化のことも知らず、完全にタイトルへの興味のみで手にとった。医師-患者間の宗派問題トラブルとかテーマの漫画?程度に思っていたら、医療と死その他と仏教の視点からの関わりについて骨太なテーマが敷かれていて、主人公松本の熱さと不器用さ&同僚や患者達とのやりとりがベタなヒューマンドラマとしての安定感も持っていて良き医療ドラマだった。
星3.8くらい。 -
生死をわかつ病院内で起きた出来事は、人の心を動かす。それをコミックで表現するケースはとても多い。