- Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091853189
作品紹介・あらすじ
鬼才・花輪和一が描く、日本の四季の真実!
山があり、川があり、里がある。それこそが日本であり、そこには日本ならではの美しい四季が存在する。そんな日本の原風景を鬼才・花輪和一が独自の視点で切り取る!
【編集担当からのおすすめ情報】
ビッグコミックオリジナル増刊号にて大好評のうちに連載を終えた
『風童 かぜわらし』が、待望の単行本化!!
さらに現在連載中の『みずほ草紙』と同時発売!!
感想・レビュー・書評
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とにかく表紙のミミズク…的な何かの表情がとても良い。
生きていることの根源的なさびしさとか、心が濁るような物事を内面化して考える時の逃れようのない不穏さとか、そういう誰とも共有出来ないけれども確かに有る心情を表すのが、花輪さんはとても上手い。そしてそれがユーモラスで、とても優しい。それは誰でも出来ることではないんだと思う。
幼女もおじさんもパーツが一緒なので、どちらもかわいい。
ババアはババアである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦国時代の農村に住んでる女の子が主人公
彼女の日常と四季の出来事を通し
彼女の胸の内にあるモノ。悲しみ、寂しさ、に向き合う。見つめる。悩む。これからどうしていくか考える。って感じの本。
ど~しょうって悩んでると
どこからともなく風童が現れ助言してくれるが…。
意外と悩んでる人が読むといいかも?
考えさせる本だと思う。 -
201306/同時刊行のみずほ草紙よりこっちのほうが好み。真実がつまってる作品。
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クオリティは高いのだが、過去の青林堂時代の作品のような過激な描写がないのはビッグコミック系雑誌に描いているせいだろうか・・・