風童 ーかぜわらしー (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 66
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091853189

作品紹介・あらすじ

鬼才・花輪和一が描く、日本の四季の真実!

山があり、川があり、里がある。それこそが日本であり、そこには日本ならではの美しい四季が存在する。そんな日本の原風景を鬼才・花輪和一が独自の視点で切り取る!

【編集担当からのおすすめ情報】
ビッグコミックオリジナル増刊号にて大好評のうちに連載を終えた
『風童 かぜわらし』が、待望の単行本化!!
さらに現在連載中の『みずほ草紙』と同時発売!!

感想・レビュー・書評

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  • とにかく表紙のミミズク…的な何かの表情がとても良い。

    生きていることの根源的なさびしさとか、心が濁るような物事を内面化して考える時の逃れようのない不穏さとか、そういう誰とも共有出来ないけれども確かに有る心情を表すのが、花輪さんはとても上手い。そしてそれがユーモラスで、とても優しい。それは誰でも出来ることではないんだと思う。


    幼女もおじさんもパーツが一緒なので、どちらもかわいい。
    ババアはババアである。

  • 戦国時代の農村に住んでる女の子が主人公
    彼女の日常と四季の出来事を通し
    彼女の胸の内にあるモノ。悲しみ、寂しさ、に向き合う。見つめる。悩む。これからどうしていくか考える。って感じの本。
    ど~しょうって悩んでると
    どこからともなく風童が現れ助言してくれるが…。



    意外と悩んでる人が読むといいかも?
    考えさせる本だと思う。

  • 201306/同時刊行のみずほ草紙よりこっちのほうが好み。真実がつまってる作品。

  • クオリティは高いのだが、過去の青林堂時代の作品のような過激な描写がないのはビッグコミック系雑誌に描いているせいだろうか・・・

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著者プロフィール

1947年、埼玉県生まれ。71年に『月刊漫画ガロ』に「かんのむし」を発表して漫画家デビュー。94年に銃刀法違反で逮捕され、翌年実刑判決が下される。97年に仮釈放。2000年、刑務所内の生活を描いた『刑務所の中』を発表する。著書に『天水』『護法童子』『不成仏霊童女』『ニッポン昔話』『刑務所の前』などがある。

「2022年 『呪詛 封印版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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