美味しんぼ 110 (ビッグコミックス)

  • 86人登録
  • 3.70評価
    • (5)
    • (8)
    • (8)
    • (2)
    • (0)
  • 10レビュー
著者 : 雁屋哲
制作 : 花咲 アキラ 
  • 小学館 (2013年8月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091853882

美味しんぼ 110 (ビッグコミックス)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 最近あの「美味しんぼ」がすごいらしい、という噂を聞いて思わず買ってしまいました。

    「美味しんぼ」が110巻まで続いているということにもビックリしたが、去年一年間は丸々「福島の真実」という連載を続けていたということにもビックリした。マンガが放射能汚染問題を描いたからでは無い。それはマンガの使命であって、むしろ遅いぐらいだ。そうではなくて、この「週刊ビックコミックスピリッツ」の看板シリーズが二年間の取材を経て、正面から原発問題を描き切ったらしいことに、関係者たちのなみなみならぬ努力を感じるからだ。単行本の後編は今年二月末に出るらしい。

    単に福島生産者の苦悩だけを描いてはなく、消費者の立場から自ら現場に行って全て線量を測っている。また、会津地方などの線量は不検出なのに風評被害で売れなくなった美味しそうな料理の紹介も忘れていない。

    単行本の裏表紙には、その一覧がある。写真は飯館村の郷土食・凍み餅である。ほとんどの料理は、岡山ではみたことのないものばかりだった。飯館村では、事故以前に取られた物で作られた料理が振舞われた。それを食べて、あの海原雄山が泣くのである。
    「目の前にある食材が飯館村最後の食材。少なくとも向こう10年以上は手に入らない貴重なものと思うと万感胸にせまった」
    2014年1月19日読了

  • 福島の真実
    それは 放射能によって、土地を奪われる。
    耕してきた土を破壊され、
    長い間つちかってきた 伝統的な食が
    断絶されることを意味する。

    一体 放射能がどの程度蓄積し、
    また軽減していくのか
    さらに 農作物にどのような影響があるのか。
    そして、測定値で 影響がない農作物も
    福島産であると言うことで うれない現実。

    福島と言っても 意外と広く、
    海岸線側 そして、山側の会津などがあり
    それぞれの特徴を くわしくつかもうとする。

    雄山は 怒り 涙する。
    山岡も 同じように 同調する。
    これが、福島の真実の(2)につながっていく。

  • 登録番号:11259 分類番号:726.1カ(110)

  • 福島原発問題に正面から向かい合っている。しかし,話が難しく,一気に読み通すはしんどい。士郎と海原雄山の根という言葉が出てくるが明らかにされないまま終わる。

  • 『福島の真実』の前編。

    東西新聞社と帝都新聞社は共同で福島の真実を取材し、福島第一原発事故により普通の生活はおろか食文化をも喪った福島の人びとの苦悩とたゆまぬ努力を知る。

    海原雄山の根とは…山岡士郎の根とは…

    当時の政府と東京電力の無知、無能、無責任な行動により未曾有の大事故を起こした原発。原発が爆発した直後には福島市内でも空間線量は20マイクロシーベルトを超えたと言う。各地のモニタリングポストもコンクリートの土台に設置されており、空間線量は正しい値とは言えないようだ。

    福島だけでなく、東北の各地が汚染され、山菜やキノコを食べられなくなり、牧草地もいくら天地返しをやろうが線量が下がらない所もある。我々、日本人が喪った食…食ばかりでなく、未来までも喪ってしまった。

  • 福島の現実。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4091853889
    ── 雁屋 哲&花咲 アキラ《美味しんぼ 1983-20140830 小学館》
     
     雁屋 哲 漫画原作 19411006 China /籍=戸塚 哲也
    /1986 第3回 新語・流行語大賞“究極”
    http://kariyatetsu.com/
     
     抗議録 ~ 囃しん坊 ~
     
    20140507 福島県双葉町「差別を助長させる」
    20140509 石原 伸晃環境相「理解できない」
    20140512 佐藤 雄平福島県知事「風評を助長する」
    /大阪府と大阪市「事実無根」手紙とメール
    /橋本 徹大阪市長「根拠を示せ、取材が甘い」
     
    http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1399955151/
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140513-00000004-reallive-ent
     
    (20140513)
     

  • 「福島の苦しみの本質」とは、何か。
    ということを強く、強く考えさせられる一冊でした。
    福島の人たちは原発事故により、
    土地や海、山、川など、生活のすべてを奪われてしまった。
    それに対して私たちが何をできるか、
    ということを考えさせられざるを得ない。

  • 福島、まだまだ原発の影響が。早くなんとかしてほしい。

全10件中 1 - 10件を表示

雁屋哲の作品

美味しんぼ 110 (ビッグコミックス)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

美味しんぼ 110 (ビッグコミックス)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

美味しんぼ 110 (ビッグコミックス)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

美味しんぼ 110 (ビッグコミックス)を本棚に「積読」で登録しているひと

美味しんぼ 110 (ビッグコミックス)の作品紹介

「福島の真実」編 上巻

東日本大震災後、福島県の「食」の現場で起きていることは何か。その苦しみの本質とは何か。その全貌を掴むため、2011年11月、山岡と雄山は共に福島県へと出発する。1年に渡る取材の中で見た、3.11以降の福島県の記録。

【編集担当からのおすすめ情報】
福島県の実在の方々を、1年に渡って取材した「福島の真実」編は、単行本第110集と第111集の二冊に収録。上下巻の上巻にあたるこの第110集では、2011年11月~2012年6月までの取材を収録しています。そこにあるのは、震災後の福島の姿であり、震災後の日本の真実です。

美味しんぼ 110 (ビッグコミックス)はこんなマンガです

美味しんぼ 110 (ビッグコミックス)のKindle版

ツイートする