- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091853943
作品紹介・あらすじ
好きな人は目の前に…でも、電波は届かない
就活をドロップアウトして、レンタル屋さんでバイトを始めた主人公の伊賀くん(23)は、実習期間も終わって少しずつ仕事にも慣れてきたものの、ひとめ惚れした1コ上の先輩・白川さんとの関係はまったく好転する気配がない。
白川さんは、とにかくマイペースな映画マニア。
ルックスは悪くないのに、他人とつるまない性格のせいで職場ウケも最悪。
彼女がいつもつるんでいる同僚・小島さんと2人セットで「圏外」と呼ばれており、恋愛対象からは完全に除外されている…。
それでもメゲないのがいいところの伊賀くん。
白川さんと浅草の映画祭に出かけてみたり、必死で映画の知識を深めたりしてみるものれんに腕押しの毎日は続く…。
職場の先輩達との雑談のネタにもできないビミョーな恋心を抱えて今日もバイトに向かう伊賀くん、、、
はたしてこの恋、進展することって…あるのか??
【編集担当からのおすすめ情報】
「まるで私の話みたいだ」「人間関係のエグい部分がリアル」とかなりの反響を呼んだ第1集。
どういうわけか、仲間うちでは恋愛対象として「ないわー」と言われている異性が、自分にとっては意外と魅力的…。
そんな経験、誰しも一度はあると思うのです。
新人作家の連載1作目とは思えない高い画力、そして気持ちよく心をズタズタにしてくれるセリフのセンス。
「ありそうでなかった」世界観を描く恋愛物語は、恋愛の不憫さ、集団に属さない者の孤独さ、そして何者にも縛られずに生きるヒロイン・白川さんの凛々しさにさらに磨きがかかっております。
痛みがクセになる独特の世界観を、ぜひ味わってみてください!
感想・レビュー・書評
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自分は伊賀くんよりも白川さんに感情移入しているのかもしれないな。
伊賀くんは少女マンガに出てきそうな優等生だけど、憐憫と恋愛を混同している部分があると思う。
前巻のレビューで某人気少女マンガとの対比を少し書いたけど、この巻でもそれは感じた。
周囲の人間が酷すぎるようにも思えるけど、ああいう人って実際珍しいわけじゃないし。
今後の展開が気になるけど、この作品って例えばどう着地すればハッピーエンドなんだろうね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やっと手に入れたよ2巻!!
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白川さんなかなか難しいわー。
そして小島さんのキャラクターいい。
2014.5.1読了 -
「あたしと関わってると伊賀くんの地位が下がるでしょ? 」さらり言う白川さん。これはなかなかハードル高そう......どう転ぶか、まるで想像つかないだけに、おもしろい。
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がんばれ伊賀。なんだろう、彼女のナゾが気になって、話の微妙さが引きつけるものになってるよ。あと静夫がおいしい。
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1巻から引き続きヒロイン攻略に前途多難な主人公。
アプローチすればするほどヒロインのどぎつい言葉を浴びせられてます(笑)
このシリーズは発売が毎回たのしみです。 -
五十鈴さん手強いなー
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えーと、一応「恋愛もの」だと思うんですが。
主人公の恋心は行き場が見つからず、
ヒロインのアタマや心の中はよくわからず、
かといって不毛な関係になだれ込むこともなく、
誰が何をやっても大きく状況が動きそうになく、
読者の期待や想像もほぼ空振りに…
このお話、誰得なんですか!?(^^;
それなのに読むのを止められない怪作。
次もきっと買ってしまうことでしょう(笑)。
あ、ここへ来て小島さんのキャラクターがいい感じ♪
この人も身も蓋もないけど、何か救われる。 -
ちょっと失速したかも。でも先は気になる・・。
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頑なすぎる彼女の過去か気になる。これから明らかにされていくだろうが。
今後も非常に楽しみです。