おもいでだま 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

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著者 : 荒井ママレ
  • 小学館 (2013年7月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091854568

おもいでだま 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)の感想・レビュー・書評

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  •  知らないことを焦燥を感じ、知っていることに恐怖する。記憶の負の部分が露出する第3巻。

     負の感情。不都合な記憶をすべて取り出し、感情をなかったことにしてもその取り出した事実がまた感情を呼び起こす。しかし、その連鎖を引き起こしてしまう理由も家族を守りたい愛というのも皮肉めいていて良かった。どんな人間も記憶から発生した感情には逃げられない。黒いMSCを配るハルも記憶を取り出したとしても抱いてしまった事実に苛まれる人間に安息を与えるつもりで散布しているのか。父親へのあてつけかもしれませんが、人間に終わりを与える黒いMSCは最終的なMSCの使い途になる示唆なのかな。負の感情に起因する記憶を取り出したとしてもいつかはその記憶の事実が回り戻ってくる、うーむ面白くなってまいりました。

     MSCのドロドロとした面が露出してきた今巻ですが、次巻でもうそろそろハルも表舞台に出てくるのかな。いろいろと決着つけるところがあると思うからいい終わりに向かうよう頑張って欲しいです。

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おもいでだま 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)の作品紹介

記憶とは、甘美な呪いである――

ロープも。
火薬も。
ナイフも。

ある種の道具は、使う者の心次第で、凶器にもなり得る。

しかし、ロープも火薬もナイフも、人の生活を豊かにした。
誰かの命を救うこともあっただろう。

記憶を取り出すメディア…メモリー・セーブ・キャンディー。
危うさを秘めるこの道具に、傷つけられた者たち…
そして、救われた者たち。

人間を形作るのは、意志か、欲求か、それとも記憶なのか。

「想い出」を巡るドラマは、クライマックスへ向けて加速をはじめる――

【編集担当からのおすすめ情報】
スピリッツ発の期待の新星・荒井ママレ氏による、記憶を巡るSFストーリー『おもいでだま』
待望の第3集発売!

今集では、ミオの「存在を消された」兄・ハルの登場で、MSC社、そして椎名家の秘密が次第に明らかに!!

自らに記憶と向き合い、次第に変わりゆく「記憶抽出依存症」のミオと、彼女の元を訪れる、様々な依頼者たち…

毎回、新鋭とは思われぬ完成度の高い構成力&画力に、担当者としても唸らされっぱなしです!!

物語は最終章へ向け、ますます本格、ますます骨太に。
その一方、描き出される感情はますます繊細さを極めていっております。

誰もが立ち止まり、自らの歩んできた道を振り返りたくなる…
そんな、心に残る一冊です。

今からでも遅くありません!
是非『おもいでだま』の世界へ!!!!!!

おもいでだま 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)はこんなマンガです

おもいでだま 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)のKindle版

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