諸星大二郎特選集 男たちの風景 (ビッグコミックススペシャル)

著者 : 諸星大二郎

• 小学館 (2013年10月30日発売)

作品紹介・あらすじ

諸星大二郎傑作短編集、第1弾！！

浮気好きな美女たちに、酷く枯れたその夫たち、そして若く美しい男たち―辺境のとある惑星には3種類の人間が暮らしていた。異星から訪れた主人公が目の当たりにする3者の奇妙な関係と、そこに隠された秘密とは…！？


諸星大二郎氏自らが新たに選び抜いた短編集が、巻頭と巻末に本短編集のために描き下ろした作品を加えて、豪華本として登場！！諸星氏の魅力が凝縮された充実の特選集全3集を、3か月続けてお届け！！


記念すべき第1弾は、諸星氏のSF作品の代表作のひとつ「生物都市」はじめ、SFの世界の中で男と女、性にまつわる物語を描いた「アダムの肋骨」や「貞操号の遭難」などの名作中の名作8作を収録。そして巻頭にカラー、巻末にショートストーリーの“描き下ろし作品”を加えた諸星短編集の決定版！！




【編集担当からのおすすめ情報】
新たに描き下ろした作品は、どれも諸星氏らしい神秘的で重厚感のある仕上がりです。特にカラーの描き下ろしは、柔らかく美しい配色によって自然と諸星氏が創出した世界に引き込まれてしまいます！！

初めて諸星氏の作品を読む方はもちろん、諸星氏の作品を長年愛読し続けてきた方にもオススメできる傑作短編集です！！

感想・レビュー・書評

[まやのみつるさんの感想 · 2013年11月14日]

諸星作品は大好きながらコンプしてないこともあって、短編集はかぶるの分かっててもつい買ってしまいます…
不安定に安定してる絵柄と完成した世界観の組み合わせがたまりません。

[管理用リストさんの感想 · 2013年11月2日]

描きおろしだと思ったら書き下ろしもあった。

[GMNTさんの感想 · 2015年7月30日]

内容は別にして、Amazonのレビューでもさんざん書かれてるとおり、商品としては紙質も裁断も粗いし、収録作品も書き下ろしが2本で他は昔の作品だし、帯の文字の組み方もチープだしで、これで1500円とはやっぱり高すぎます。僕は昔の単行本を持ってないので買いましたけど、この内容だったら1000円が妥当じゃないですかね。諸星ファンは足元見られてるんですかね…。
まぁたぶん、諸星先生は最近ビッグコミック系で書くことが多いんで、版を移す的な意味なんでしょうか。（適当言ってるんで悪しからず）
この紙質、すぐ黄ばむやつだよね。ビッグコミックの大判サイズは黄ばむけどこんなにひどかったかなぁ？
あともうひとつ、講談社は諸星作品を文庫化しないのにもイラっときます笑
本、モノとしての完成度は集英社版がすごーく良いですね。文庫版も！

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2013年11月1日]

第二弾は何が載ってるのかな？
さらに第三弾｢遠い世界｣も12月に！！

著者プロフィール

1974年、「生物都市」で手塚賞入選。「週刊少年ジャンプ」で「妖怪ハンター」連載デビュー。民俗学、中国の古典、ＳＦ等を題材に、幅広い分野で活躍する漫画家。代表作に「暗黒神話」「マッドメン」「西遊妖猿伝」がある。その独創的な作風から、高い評価を受け、2000年に手塚治虫文化賞マンガ大賞、2014年に芸術選奨文部科学大臣賞、2018年に日本漫画家協会賞コミック部門大賞等、受賞歴は多い。ジャンルを越え、多くのクリエイターに影響を与えたとされる。

「2019年 『幻妖館にようこそ　』 で使われていた紹介文から引用しています。」