青い春 (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1347
感想 : 107
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091857347

作品紹介・あらすじ

▼しあわせなら手をたたこう▼リボルバー[原作/狩撫麻礼]▼夏でポン!▼鈴木さん▼ピース▼ファミリーレストランは僕らのパラダイスなのさ!▼だみだこりゃ

感想・レビュー・書評

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  • 男の子なんて嫌いだ。
    彼らの青春は 青い匂いで眩しくて。

    女の子におすすめしたい。

  • 青春って男の子のためにあるんだな。

  • 不良本。
    映画の青い春が好き過ぎて好き過ぎて。
    この漫画からブラッシュアップされたのがあの映画なら
    かなり優秀だと思う。けど、映画から入ったからそう思うだけなのかな?どうかな?

  • 松本大洋好きには堪らん。
    昭和生まれの先輩を見てきた
    平成初期生まれには刺さる内容。
    昭和生まれにも刺さると思う。
    行間を読む力もいらない。
    青春のアホで整理のつかない衝動と興奮を掻き立てる。
    青春は短編集である。

  • 90年代初期に鈍く輝く「黒い大洋」を見よ!!

    3つのあとがき
    「当時そうした一連の間抜けた行動を奇天烈に感じた私にとって彼らの一挙手一投足は常に興味の対象でした。理屈に対しては拳で答え〜ツッパリ君達の本能は私の憧れで有り一番身近にいたヒーローだった様に思います」1993
    「それはたぶん夜明け前・街の姿がおぼろげにあらわれる時の青色なのだと思います」1998
    「漫画の技術もすさまじく稚拙で、正視に絶えぬコマやら演出も多々あり、穴があったら放りこんで隠しておきたいような気持ちも正直あります。しかし今では決して描くことのできない台詞や展開があることも事実で、それはそれで力を持っているように思います」2011

    解説
    「作家の処女作にはその作家のすべてが表れる、とはよくいわれることですが、松本大洋の小学館デビュー作である『しあわせなら手をたたこう』にも、松本大洋というマンガ家のもっとも根源的な部分が表出されています。それはひと言でいって、〈死〉への関心です。」

  • ・松本大洋は一作も見たことなかった。率直な感想は、漫画なのに酔いそう。
    ・不良たちの青春をテーマにした短編集。人物たちが感情的ではなく冷めてる感じが岡崎京子っぽいというか、この時代っぽいのか。
    ・大体の話のテーマが「死」で、作品自体も青い。物語は個人的に魅力的では無かったが、青春のダラダラした雰囲気が良い。最後の方の「だみだこりゃ」は分かりやすくてすき。私はこれくらいで分かりやすい方がいい。

  • フォルダ分けにもっと自由度があるとなおいい

  • 松本太陽大先生の短編集。ぜんぶいい。

  • 曇天の空が広がる梅雨の放課後、部活の先輩の執拗なイジメに嫌気がさして、公園で慣れない煙を燻らせ、大声で言葉にならない何かを叫んだあの日を思い出しました。

    「どれだけ情熱を燃やそうと、血潮をたぎらせようと、青春とはやはり青いのだと僕は思います」

  • ひたすら漂う虚無感。
    タイプは違えど、
    夢中になることがなかった人や
    あっても達成できないままだった人には
    きっと同じ空気を
    感じていたと思う

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著者プロフィール

漫画家。代表作に『花男』『鉄コン筋クリート』『ピンポン』『GOGOモンスター』『竹光侍』『Sunny』『ルーヴルの猫』(すべて小学館)などがある。現在「東京ヒゴロ」、シリーズ「むかしのはなし」連載中。

「2022年 『劇場アニメーション「犬王」誕生の巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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