天智と天武-新説・日本書紀- (4) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091860606

作品紹介・あらすじ

朝鮮出兵に燃える兄か、戦争反対の弟か。

豊璋の母国・百済が滅亡した。
百済残党軍からの救援要請に、朝廷は大揺れとなる。
朝鮮半島に日本軍を派兵し、新羅と戦って百済を復興させたい
中大兄皇子に対し、大海人皇子は和平工作の道を選ぶ。
海を渡って新羅に密航した大海人は、武烈王と再会して
百済残党軍との調停役を買って出る。交渉はうまくいくかに
見えたが……
あくまで出兵にこだわる中大兄と、強大な唐・新羅連合軍との
戦争を回避したい大海人との確執が本格化!
母親の斉明女帝は大海人に同調するも、中大兄に押し切られ、
日本軍はついに出陣することに…!?

感想・レビュー・書評

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  • 大海人の半島視察&和平工作から斉明の死まで。

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  • どうしても山岸涼子の厩戸皇子と重なるなあ。大海人が爽やかな善に描かれているけれど、これだと中大兄皇子に同情してしまう。

  • 大海人が渡海し新羅や百済と外交交渉をします。コミックならではの大胆シナリオです。中大兄の屈折した人格も丹念に描いていきますね。神仏を恐れぬ行為で信長にリンクさせたエピソードは新鮮です。いよいよ白村江の戦いが始まりますが、大胆解釈大歓迎!東アジアを舞台にダイナミックなこの時代を雄大に描いてくださいね。

  • 愛情を与えてもらえなかったという、コンプレックスの塊の中大兄皇子。
    普段は、それを覆い隠し気丈な振る舞いをしていますが、ひとたびその重いが決壊すると、孝徳天皇の最後のようなことになるわけで。
    斉明天皇もその暴牙にかかってしまいました。

    そんな指導者が導く白村江の戦。
    その結果は、5巻で。

    大海人皇子の暗躍も、無駄に終わるんですけどね。

  • 中大兄がただの冷酷なだけじゃなくて寂しすぎる人に見えてくる・・。いや、最低だと思うんだけどさ・・・。

  • 大海人のまさかの渡朝にびっくり……!史実的に見たら荒唐無稽なのかもしれないが、こういう隙間の埋め方ができるのが漫画のいいところだし、本当に面白く読んだ。それにしても天智の妖艶さ……!こういうのはやはり「づるてん」が切り開いてくれた道なのかもしれないと思った。

  • 面白かった。早く続きが読みたい。

  • 中大兄皇子、凄いキャラだなぁ。

    朝鮮半島情勢も混乱しています。

  • っつか、中大兄皇子がマザコンのキモイお人にしか見えなくなって来ているのだけど……。
    何と言うか、新解釈過ぎてびっくりする所が多いと言えばそうなのだが、まあ、そういうこともあるよねって方向で。だって、誰も見ていないんだから。このびっくり新解釈でどこまで行くんですかね。壬申の乱までやるんですか?

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