- Amazon.co.jp ・マンガ (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091860811
作品紹介・あらすじ
▼第1話/南海の死臭▼第2話/浮遊する死臭▼第3話/恐ろしい上陸▼第4話/ホオジロザメ侵入▼第5話/飛来▼第6話/しのびよる死臭▼第7話/遺言▼第8話/感染▼第9話/死臭来襲1▼第10話/死臭来襲2●主な登場人物/忠(彼女と沖縄に旅行中に、足の生えた魚を発見した青年。世紀の発見だと喜ぶが…?)、華織(忠の恋人。潔癖症で臭いに敏感)、小柳博士(忠のおじで自称“天才発明家”。何やら怪しげな研究を…?)●あらすじ/恋人の華織を連れて、沖縄にやって来た忠。だが、スキューバの最中に水中を弾丸のように泳ぐ生き物に出くわし、その直後にサメに襲われかける。海から上がり、別荘に戻った忠たちだったが、今度は華織がおかしな臭いがすると言い始めた。その事が元で口論になり、華織は部屋を飛び出す。戸外でもなぜか悪臭が漂い、今度は目にも止まらない勢いで走る生き物が…?(第1話)●本巻の特徴/忠が海中でぶつかりそうになり、華織が草むらの中で見つけた生き物は同じものだった。別荘の中に進入し、悪臭を放ちながら逃げ回る“それ”を、忠は家具で挟み撃ちにして捕まえる。それは、魚の胴に鋭い四本の足が生えた奇妙な形をしていた…!!
感想・レビュー・書評
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生臭さが伝わるような気持ち悪さ。
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他の作品はまだストーリー性があったけど、こんなにも唐突でどうでもいいマンガ久々に読んだ。
伊藤潤二がどんなつもりかわからないが、ギャグホラーなので不謹慎と思いながらも笑い&突っ込みが絶えない。
このギョどもがどんな経緯で産まれたか延々説明しといて、p151の「さあ…それはわからん…」て…。
どういうことよ。
しかも2巻があるのを気づかずに1巻だけ買っちまったよ。
うわーん! -
スピード感あふれる、決してだれない、シュールな世界が最高です。
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なんじゃこりゃ……………。もうなんか空いた口が塞がらない。今帰りの電車の中でこの漫画を読んでいたのだけれど途中から口が空きっぱなしだった。ストーリーは凄まじく荒唐無稽。よくこんな話思いつくなと思うと同時にそれを漫画に仕上げる技術もすごい。正直文書にしたら小学生が自由帳に書き殴ったんじゃないかって感じなんじゃないだろうか。いやでも面白い。
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人類にははやすぎる滅茶苦茶な話。
世界が魚によって混乱する。
その魚には「足」がついていて……。
冷静に考えたら笑ってしまう内容。
意味分からん。画力には感心できる。
作者の思考を解析したい。
どうやってこの話が生まれてのか謎。
気持ち悪いけどグロくはない。
だけど名作。 -
笑いと恐怖は表裏一体。伊藤潤二の漫画を読むたびにつくづくそう思う。発想が根本から狂ってるうえに、その世界を圧倒的な画力で見せつけてくるから凄い。
「ギョ」とはすなわち「魚」のこと。陸をものすごい速さで走りまわる、アンヨの生えた腐った魚の群れ。その正体は?!
あと装丁がキラキラしてキレイ。 -
他の潤二作品に比べると印象薄かったんだけど、再読したら全然そんなことは無かった。
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とにかく破壊的なキモサ
なのに読み進めてしまうのは、絵のうまさからだと思う