ギョ (2) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.60
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本棚登録 : 252
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091860828

作品紹介・あらすじ

▼第11話/青白い華織▼第12話/死臭の発明▼第13話/後継者たち▼第14話/まとわりつく死臭▼第15話/死臭サーカス団(1)▼第16話/死臭サーカス団(2)▼第17話/第二研究室の死臭▼第18話/死臭空襲▼最終話/死臭の時代▼大黒柱悲話▼阿弥殻断層の怪●主な登場人物/忠(彼女と沖縄に旅行中に、足の生えた魚を発見した青年。世紀の発見だと喜ぶが…?)、華織(忠の恋人。潔癖症で臭いに敏感)、小柳博士(忠のおじで自称“天才発明家”。何やら怪しげな研究を…?)●あらすじ/沖縄にいた“歩行魚”が、細菌をばらまきながら上陸し始めた!! 実家に戻る途中で大ダコに襲われた忠は、貯水池に落ちたまま気を失ってしまう。忠が意識を取り戻したとき、日本全土には戒厳令が敷かれ、人々と“歩行魚”の戦いが始まっていた。華織の消息を確かめるべく、小柳博士の研究所を訪れる忠だったが…?(第11話)●この巻の特徴/魚の足となっていた“歩行機”は、次は人間を襲い始めた。歩行機の出す細菌に感染し、ガスで風船のように膨らんだ人間たち。それはやがて、悪夢のように美しい世界を描き出す…奇作『ギョ』完結集!! そのほか、スピリッツ増刊各誌に掲載された「大黒柱悲話」「阿弥殻断層の怪」も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 絵で臭いまで表現している。背景の細かい線を描くの大変だったろうな。グロテスクな描写は少なめ。ホラーというよりはパニック系か。

    本編も良かったが、一緒に載っていた短編も面白かった。

  • 魚で始まったパニックホラーだったはずが、異常で奇妙な世界巡りに。
    ギャグの域にはみ出す展開だけども、健全な笑いでない分、純然たるホラーなんでしょう。

  • あぶねー、こっちの頭がおかしくなるところだった。

  • 本編はしこたま奇怪な生き物を書き連ねてぼんやりと終わり。

    それよりも短編の大黒柱に爆笑してしばらく立ち直れなかった。
    電車内や職場で読んでなくて良かった。

  • スピード感あふれる、決してだれない、シュールな世界が最高です。

  • 表紙はこんなですが、全然怖くないです。
    怖いというより気持ち悪面白い。

    伊藤潤二は絵が美しいから好きです。

  • うううーー、これはやばい。描写があまりにキツすぎる。伊藤潤二って人は本当に頭の中がどうなっているんだ…………いくつか読んだ伊藤潤二作品の中でもこれはかなりやばい。なんか頭がおかしくなりそう。見るに耐えない醜い姿になって息絶えてもなお身体からガスを発生させながらおぞましく動き回る人々。現実離れしたシーンの連続で気が変になりそう、特にサーカスのとことか。ていうか芳山さんは結局どこに連れてかれちゃったんだろう………。

  • レンタル読み。こえぇ〜!グロェ〜!

  • 気持ち悪い〜。なんだか画面の外まで匂ってきそう。けど、ついつい読んでしまう。読み切りの「阿彌殻断層の怪」も恐ろしかった。閉所恐怖症気味なので、穴に入るのを想像しただけで気分が悪く‥。とにかくインパクトある話だった。忘れられそうにない。

  • 「ギョ」下巻。完結編+オマケ短編2本。装丁が相変わらずキラキラでキレイ。
    結局主人公カップルは救われたんだかなんなんだか分からないまま、突き放されるように物語は幕を閉じる。でもこれはこれでアリ…なのか?
    自分の身体にピッタリの穴に入っていくオマケ漫画が非常にお気に入り。

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