あずみ: 雪と別れ (23) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 98
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091861238

作品紹介・あらすじ

▼第1話/天海の危機▼第2話/対峙▼第3話/堕天使▼第4話/心裏▼第5話/神秘の目▼第6話/雪と別れ▼第7話/密命●主な登場人物/あずみ(精鋭の刺客として純粋培養された少女)、飛猿(井上勘兵衛に仕えていた忍者。現在は天海に保護され、あずみとともに密命を帯びる)、南海坊天海(亡き家康のブレーン。あずみを保護し、新たな使命を授ける)、小西静音(雪国の領民の教祖的存在。だがその正体は、領地の戦乱を画策した双子の悪魔)●あらすじ /羅刹鴉との果し合いに勝利し、これを一掃したあずみ。だが、使いの者の知らせで、天海が内乱鎮圧のためこの領地に向かっている事を知る。情報を先に得た反乱軍の将・玄斎は、国境に配置した大砲群へと向かった。恩人の危機を救うため、あずみは雪原を駆ける…!!(第1話)▼この巻の特徴/玄斎たちの包囲網を突破し、大砲発射を未然に食い止めたあずみ。だがその途中、静音が全領民を集結させていることを知る。彼の目的とは…? そして、理想の国家を目指していた俊次郎の運命は…!? 雪国死闘編、堂々の完結!!●その他の登場人物/真弓俊次郎(あずみとは旧知の若侍。倉石左近により斬られたが、天海に救われる。あずみに一途な思いを寄せている)、はつね、かがり(天海からの密名を受け、雪国の領地の秘密を守る剣士。あずみの新しい仲間だが…?)、がっち(領内の子供。あずみの家に泥棒に入ったことから、あずみと友達に)、たえ(がっちの妹。羅刹鴉たちにより、目の前で父を殺された)、寺沢玄斎(領内で反乱を起こした居候侍の指導者。戦乱を欲している)、羅刹鴉(血に飢えた殺戮集団。玄斎の招きにより、領国にやってきた)

感想・レビュー・書評

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  • 静音、忠音があっけない。あずみをほぼ死に至らしめた精神病質者。しかも、運動能力に長けて、危機察知能力に優れた人物。なのに最期があまりにも軽い。まぁそういうものなのかもしれないけど…。
    静音、忠音のこの領地での経緯や生い立ちなんかが気になっていた。でも全て素っ飛ばされて雪国編が終わってしまった。逆に気持ち良いぐらい(笑)。
    次は伊達政宗編か。どうなるのやら。

  • ビッグコミックス

  • 連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。

    それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。

  • がっちの助けで無事に静音の拘束を逃れ、羅刹烏を葬ったあずみ。しかし、元斎たちが、あずみの役目が万一失敗した時のために近隣で待機していた天海の大軍が入国することを知り、その抹殺に向かったと聞いたあずみは、休むことなく、元斎たちを止めに走る。

    俊次郎が寂しい最期を迎えます。雪国編では比較的下衆だったので、たいして同情もわきませんが…。忠音・静音も死にますが、彼らも外道だったので…。

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