- Amazon.co.jp ・マンガ (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091861900
作品紹介・あらすじ
▼第1話/美しきことは…▼第2話/稚児迷走▼第3話/蛇口▼第4話/停電来る。▼第5話/赤ずきんちゃん、ご用心!▼第6話/鳥籠酒家▼第7話/破戒▼第8話/シルクロードからの土産●主な登場人物/藤田玲司(ニューヨーク・メトロポリタン美術館の元学芸員で、贋作を扱う画廊「ギャラリーフェイク」のオーナー。美術界の表と裏に精通している)、サラ(フジタのアシスタント。フジタに好意を持っている。実家はアラブの大富豪) ●あらすじ/ギャラリーフェイクでサラの企画した「世界の美男子展」が、女性を中心に連日大盛況。そこに美容整形外科医の福沢が訪ねてきて、カラバッジョの「“若者たち”の合奏」を売ってほしいと言ってきた。しかし、フジタは福沢の美に対する考えに異を唱え、申し出を断って他の希望者に売ってしまう…(第1話)。●本巻の特徴/第2話「稚児迷走」では、祇園祭の“お稚児様”に選ばれた少年・新太郎が登場。一年にたった一人、山鉾に上がれる名誉ある役目だが、高い場所が嫌いな新太郎は本番直前に逃げ出してしまう。
感想・レビュー・書評
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副題は「稚児迷走」
サラの企画した「世界の美男子(イケメン)展」。
稚児に選ばれた少年はちょっと弱虫。
保存運動がある名建築の小学校校舎。
量販店の青年には憧れの女性がいて。
人形を抱えた少女。
鳥籠を飾っている売春宿の思い出。
サラを好きになったアリくんは。
中国の美術館設立に尽力した男は。
(2006年08月13日読了)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
美術をテーマに取り上げた漫画で、主人公の藤田の美へのあこがれ・探求・崇拝がわかりやすく、時には難解に描いてあります。
一話完結なので、どこから読んでも読みやすく、おもしろいですよ。 -
当然全巻お勧めです。美術を題材にした漫画でこんなに人気が出たのは無いだろう。美術の勉強に、雑学にもなりそして今の仕事の営業トークの参考にもなっております。最初からリアルタイムで見ていましたがストーリもその時節に沿っていたり実話があり仮想がありで飽きません。連載終了が残念でした。
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このシリーズは好き。美術史や歴史も勉強になる。フジタのクールなお人好しぶりも良い感じ。