アイアムアヒーロー (16) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.80
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本棚登録 : 564
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091866684

作品紹介・あらすじ

それは、最も衝撃的で悲惨な―…。

ZQNから逃れるため、東京を目指す英雄、比呂美、小田。時にその距離は近づき、言い争い、慰め合いながら、旅中、三人の関係は深まっていく。
しかし小田の妊娠が発覚し、状況は一変する。
ヒーロー史上、最も残酷な物語が待っている…。

感想・レビュー・書評

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  • 上を向いて歩こう。

    未来はきっと明るいはず:)

  • えー!ゾンビ化して死ぬんや!?ってところから始まる巻。ってか、合体して化け物になるの?やっぱりこれも多分に漏れず化け物系すか…って思っちゃった。この先、意外な展開を求む!

  • 惰性で読んでいる漫画ですけれども、今回ばかりは面白かったかと思います!! 結構衝撃的と言いますか、今後ストーリーが大きく転がるようなことが起きますので…今巻がターニングポイントになるかと思います。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    なんでも映画化されるくらいに人気の作品だとか…まあ、これも良いかと思いますけれども、やはり自分としましては「ルサンチマン」がこの作者としては一番のクオリティと言いますか、初期衝動に溢れているかと思います…さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • ひどい
    毎回思うけど、このヒトととは倫理観が合わない。

  • 小田さーん!ここまで3人で来たのにあっけない終わり方だった。
    まー、好きなキャラではなかったが
    最後悲しかった。
    再び二人になって東京を目指す。

    話は飛んでイタリヤ。
    ゾンビの生態やデカイ化け物の正体が明らかに。

    まさかまさかのコロリ先生?!
    面白さが、とどまることを知らない作品!
    次巻まちどうしい!!

  • 小田さん・・・呆然。残酷と道徳心の配分が絶妙すぎて。イタリア、ヘタリア化。

  • 小田さん…(´Д` )
    さて、もう16巻ですが英雄編はここで一旦落ち着きますかね。
    彼女は心が強いのか弱いのかわかりませんが、後半の女王様になり得る存在なのかなぁとは思ってしまいます。

    そして、少しずつわかるゾンビの生態や意識状態と深まる謎である巨大な巣の登場。それから、奇行種みたいな変異種。
    今のところはすごく話もまとまってますのでこのまま綺麗に行って欲しいですね。
    楽しみです。

  • 小田の辛すぎる死に方。
    久しぶりの矢島に、ついに中田コロリ、表紙にも登場。
    すぐ1巻を読み直したくなる興奮。
    ますます面白い。

  • えーー!?
    そうきたか…。

    そしてフランス編で、
    ん?んんん?
    と、あれやこれや考えてやや混乱。

    よくできた物語だわ、本当に。

  • ゴミ収集車を見つけて、それで行こうとする小田さんを、
    止めようと車の前に立ちはだかる比呂美ちゃんが強い。
    絶対とかないと言い張るひろみ。とりあえず降りてと話しかける英雄。
    3人だったからここまで来れたと英雄が言っているのは本当にその通りだと思う。
    それでも強い決意をしている小田さんの耳には届かない。
    確かに実際問題、堕胎するにしろ出産するにしろ
    病院が機能していない現実で、看護師で一般人よりは知識があるとしても
    小田さんがひとりでどうにかできるとはとても思えない。
    小田さんは死ぬ気だったのだろうか。


    本当にどいて、轢くよと言われて、轢きたきゃ轢きなよと返す比呂美。
    1度はアクセルを踏むものの、倒れた比呂美ちゃんを心配する小田さん。
    その足元に赤ちゃんがいるなんてあまりにも重い展開。
    比呂美ちゃんが自分じゃなくて小田さんの所へ行ってと、
    英雄に叫ぶところも悲しい。

    小田さんが一人で行こうとしなければ、車から降りなければ、
    服装がジーパンのままだったらもしかして。
    「感染した」と気づいてからの小田さんの切り替えが早い。
    意識が残っている内になんとかしないと、と思っているのだろう。
    赤ちゃんの抱き方が本当の赤ちゃんの抱き方で、まるでお母さんのようだ。
    時々英雄と下の名前で呼ぶ小田さんが、この時も英雄、と呼びながら
    ゴミ収集車のボタンを押してと頼む。
    先日の話し合いでも、感染したら殺してくれと言っていた小田さん。
    とは言え自ら収集車の回転板に乗り込んで意識のある内に、
    まだ人間である内に殺して欲しいと頼むのは本当に意思が強い。
    比呂美に「私みたいになるかも」と言われても、「人間のまま死にたい」と答える小田さん。
    最後までボタンを押せない英雄が、英雄らしい。
    ここまで読んで前巻の表紙を見ると背筋が凍る。

    そして、また2人だけに戻ってしまった。
    「殺したかったから殺した」と泣く比呂美も辛いが、
    「逃げるぞ」と言う英雄が力強い。
    ホテルに戻って、干してあるジーパンを見て泣いてしまう英雄が
    見ていて悲しい。
    まさかここで矢島が出てくるとは。
    妄想でも会話して答えが出せるのはある意味確かに冷静なのかもしれない。
    「お前が押さないから」「他に方法があったら言ってみろよ」
    言い合いになってしまう2人だけれど、
    こんな大変な状況下で怒鳴り合いでもして少しでも発散するのは
    悪くないことだと思う。
    生き残ってるのは自分たちだけかもと思ったら人肌恋しくなってもそこも仕方ない。
    「もし東京戻って誰もいなかったら私がおじさん好きになってもいい?」
    小田原城での異変は偶々タイミングがあっただけかとも思ったが、
    比呂美が英雄を抱きしめている時に歩道橋に絡みついているし
    やはりリンクしているのだろう。
    前は放っておいて欲しいと言っていたのに、
    「もしもあたしが小田さんみたいになったら今度はおじさんが殺してね」
    と言う比呂美ちゃんはどのような気持ちで言っているのか。

    ペーパードライバーとか言っている場合ではなく、それでも車で移動するべきだと思うのだが。
    音は勿論だが、水や食糧、銃弾を持ち運ぶことを考えたら
    自転車より車のほうが良いはず。

    鋏を持ち出した時不穏なことも考えたが、比呂美ちゃんがせめてもの弔いで
    自分の髪の毛を切って小田さんの傍に置くところが悲しかった。


    東京を目指す事は果たして正解なのだろうか。

    フランスでもZQNが合体している。するものとしないものの違いは。
    後に世話係は自我を残してもらえるが体を自分でコントロールはできない
    という言葉が出てくるが。
    ママと泣き叫ぶ女の子は何故襲われないのか。
    持っているぬいぐるみがひろみの時点の英雄と似ているのは何か意味が?
    こういう時言葉の通じない外国にいるのは精神的にキツそうだ。
    宇宙人によるテラフォーミングであり、巣を作って女王蜂を探しているという説。
    この女の子と比呂美が混線したから、あの時英雄がこのぬいぐるみに見えていた
    ということなのだろうか。

    すでに感染していることが明かされるシーンはぞっとした。
    パニーニとしか言っていなかった人がクルス状態になる。
    小田さん最後はZQNの赤ちゃんが普通の赤ちゃんに見えていたりしたのだろうか。

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