MASTERキートン Reマスター 豪華版 (ビッグ コミックス〔スペシャル])

  • 小学館
4.50
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091867278

作品紹介・あらすじ

完全新作。20年後のキートンはここにいた

平賀=キートン・太一。日本と英国のハーフ。オックスフォード大学出身。元・英国特殊空挺部隊隊員。現在は探偵兼考古学者。10年前欧州文明起源と思われる遺跡を発掘。研究に専念するため探偵廃業を決意。だが売れっ子ゆえ依頼は後を絶たず。20年後のキートンは今も世界を駆け巡る!!

雑誌掲載時のカラー完全再現!!

感想・レビュー・書評

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  • いや••••••

    楽しいことを
    倍にしにきた。

    「マルタ島の女神」大好きです。

    ———
    キートンがククテニ文化の集落遺跡を発掘してたり、百合子が離婚したり(びっくり)と、状況の変化はありながらも、相変わらず。そういう意味で〝リマスター〟かなあ。

    かつて思い描いていた未来とは異なっている現在。
    かつてこれでいいと選択した過去へのわだかまり。
    それぞれがみんな抱え込んでそれでも歩いてゆく。
    人はみなそんなに強くないし、
    だからこそ強くあろうとする。
    そんな時、誰かいるって、いいですよね。

    原印欧語族による古ヨーロッパ人の征服と考えられているクルガン仮説が、実は平和的に進行・共存してたんじゃないかって、面白いなあ。
    Words have their stories as men have their ones.
    ですね。
    キートンはきっと今も発掘を続けているはず。

  • 一か月かけてmasterキートンすべて読み終わりました。
    今回は作者が変わってしまったので、どうかしらと思ったけど、
    杞憂に終わりました。

    ただ、一つ言わせてもらえば、百合子さんのお父さん大好きっぷりは変。
    お父さんを悪く言われたから離婚なんて…。
    これは「著者が男性だからだなあ」と思う、確か前にもそんなことがあった。

    夫を嫌いになる理由のひとつとして「父を悪く言われたこともそのうちの一つである」
    それならわかる。
    だって、逆を考えてみてください。
    「嫁に母親をけなされたために離婚する男」って、おかしいでしょう?!

  • 初版本を手に入れられず第2刷を購入。マスターキートンと言えば、考古学の知識とSASのサバイバル能力で身近な問題を解決していく話だと思っていたが、Reマスターは前シリーズに比べ、より社会的でシビアな問題を扱っている。人身売買やスパイ活動、戦争の爪痕等、笑えない要素が増えているが、キートンの父の太平や娘の百合子、飼い犬の太助が健在でほっとした。前シリーズでは母親のプディングを再現する話が好きで、イギリス風プディング作りにハマった事もある。あれはナオミさんの料理ではなくパトリシアさんの味だと信じつつ。

  • 私を世界史に引き摺り込んだ漫画。人生読んどけTOP3に入る漫画。
    今更20年も前もの漫画を今更…とは正直思った。しかし個人的に映画『ハンテッド』で気になっていたコソボが出てきて改めてこの戦争に付いても知りたいと思ったし、安易なジャーナリスト問題とIRAなどの独立問題、最後の奇跡の8人の話…20年経ってからしか書けない話ばかりで納得した。
    私は知らない事が多すぎる。1番知りたくない事、何が『正しい』のかそもそも『正義』なんてこの世にあるのか、それぞれの事情を抱えた紛争問題を知らなければならないと思い知らされる。

  • マスターキートンの続編。今回も深い話が多くて、とても面白かった。。

  • 続編がでて、嬉しい。大好きなコミックスでしたから。

  • 久々読んだけどやっぱ好きだな〜。ほとんど海外の話しなんだけど、よく童話や説話、紛争等を調べていてストーリーと上手く繋げていくところなんて最高。一話完結なんだけど、最後には日本的ワビサビを感じホロリとくる終わり方がまた憎い。

  • 毎日書評、2015-02-08

  • 20年後のキートンはここにいた!!

    平賀=キートン・太一。日本と英国のハーフ。
    オックスフォード大学出身。元SAS隊員。

    現在は探偵兼考古学者。
    10年前欧州文明起源と思われる遺跡を発掘。
    研究に専念するため探偵廃業を決意。

    だが売れっ子ゆえ依頼は後を絶たず。
    20年後のキートンは今も世界を駆け巡る!!

    **************************************

    待ってました。
    うちの大好きな漫画。
    最新作が出るなんて、めっさ嬉しかった。

    20年後ということで、みんな更に成長してて、キートンなんて老眼鏡をかけてる。

    子供は結婚したと思ったら離婚して、おじいちゃんは相変わらずで、生きててよかったと思った。

    内容は、一つ一つの物語でも、過去・未来に繋がってて、読んだ後は、ジーンとして、いろいろと考えさせられる。

    今回の発売で、2種類出ててカラー版と通常版。
    本の大きさも違うねんけど、カラー版を購入したら、めっさ大きな本が届いてビックリ。

    今まで揃えてた大きさより一回り大きくて、値段も倍ぐらい違うくて、ショックやった。

    通常版も買おっかな~。。。

  • 主人公や家族は年月を感じさせるものの、話的には以前と同じような内容で前半は、(もちろん再度キートンに会えるのが嬉しいながらも)物足りなさを感じる。
    しかし、後半には著者の主張がしっかり出てきて、これが言いたいために、本書を書いたのかなと思わせる熱い部分がある。

  • なんか絵がイマイチだった。

  • 見かけたコンビニで即普通版を、今回完全版と揃えるために豪華版を購入しました。後悔はしていない。

  • もっとサバイバル能力を発揮して欲しかった気もするが、ともかく懐かしかった。

  • 帯表
    完全新作。
    20年後のキートンはここにいた!!
    平賀=キートン 太一。
    日本と英国とのハーフ。オックスフォード大学出身。元SAS隊員。
    現在は探偵兼考古学者。10年前欧州文明起源と思われる遺跡を発掘。
    研究に専念するため、探偵廃業を決意。
    だが売れっ子ゆえ依頼は後を絶たず。
    20年後のキートンは今も世界を駆け巡る!!
    雑誌掲載時のカラー完全再現、豪華版

  • 小学生の頃に一気に読んで、凄く面白いとおもったキートンの続編!!やっぱ面白い!浦沢直樹さんでは1番好きだし、どの漫画の中でも上位に来るくらい好き。キートンみたいな人になりたい。

  • マスターキートン無印が大好き(好きな漫画トップ10に入るくらい)だったので新作に不安もあったものの読んでみたら杞憂に過ぎたってことがわかったよ! 名作のリバイバル! 平賀=キートン・太一は顕在なり!

  • 浦沢直樹の名作「MASTERキートン」20年ぶりの新刊。元SAS(世界最強とも言われる英国の特殊部隊ね)の考古学者で保険会社ロイズのオプ(調査員)、副業で探偵も営む平賀=キートン・太一が出会う数々の事件、人々との交流を描く珠玉の作品。
    前作完結から20年も経っていたことに驚く前に、まさか続編を読めるとは思っていなかったので喜びもひとしお。キートンは年をとったけど、作品の面白さは変わらずなのもうれしいですね。さすが浦沢先生。
    ストーリーの重厚さ、キャラクターの魅力、そして作品の根底に流れる人への優しさがたまらねっす。前作を知らなくても読める感じなので、このReマスターから前作を読み始めるってのもアリなんじゃないでしょうか。

  • MONSTERに合わせて,豪華版で買ってしまった。

    「女神とサンダル」が一番良かった。

    キートン,少し怒りっぽくなったかな。
    寛容で鷹揚なところが好きなんだけど。

  • 買おうか迷ったのでどうせならと思い豪華版の方買った。
    やっぱりキートン面白いなぁ。中学生時代を思い出して懐かしくなった。

  • MASTERキートンの新作が読めるとは!そして安定の面白さ。眼鏡んかけて資料を読む姿に自分の老眼姿も重ねて『お互い歳をとったね』と思いました(^◇^;)

  • MASTERキートン、復活!
    嬉しいの一言。

  • 『MASTERキートン』20年ぶりの完全新作発売! | ダ・ヴィンチニュース
    http://ddnavi.com/news/216174/

    小学館のPR
    http://sol-comics.shogakukan.co.jp/solc_dtl?isbn=9784091867278
    http://sol-comics.shogakukan.co.jp/solc_dtl?isbn=9784091867261

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。1982年、小学館新人コミック大賞入選。1983年、デビュー。代表作は、『パイナップルARMY』(原作・工藤かずや)『YAWARA!』『Happy!』『MONSTER』『20世紀少年』『PLUTO』。

「2012年 『BILLY BAT(8)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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