響~小説家になる方法~ 1 (ビッグコミックス)

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著者 : 柳本光晴
  • 小学館 (2015年2月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091867698

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響~小説家になる方法~ 1 (ビッグコミックス)の感想・レビュー・書評

  • ツイッターで現役作家の人が絶賛してたので、5巻まとめて買って一気に読んだ。
    だから、5巻まとめての感想。

    「おもしろかった」
    っていうのが、素直な読後感。
    でも、このおもしろさは、文芸系出版界の内輪話への興味がほとんど。
    それと、主人公以外のキャラクターがいろいろと魅力。

    「うーん」
    それなのに、☆を3つしかつけなかったのは、このマンガをひとつの創作作品として読むと、そんなにおもしろくはないかなー、っておもったから。

    人格はいろいろとアレだけど文才は天才的、っていう主人公のキャラクター性にすべてを依存したストーリーなんだけど。
    肝心の主人公の「すごさ」が、ただ「すごいーすごいー」というほかのキャラクターの絶賛のコトバで語られてるにすぎなくて、ゾクゾクするようなすごさが読んでて感覚的に伝わってこない。

    ものすごい革命的な小説を書いちゃったらしいけど、その小説は一行も文章として出てこないし。
    たぶん、アスペの設定なのかな、っておもう主人公の性格も、ちょっと「?」っておもうぶぶんがいろいろあって、「猟奇的な天才」の魅力はぜんぜんかんじれない。

    「天才」のすごさを描く物語、ってむずかしいね。
    でも、続編に期待。
    このつづきも買ってく予定。

    あとでブログにいろいろと書く。

  • いつかこの筆者は、自分がここで描いている何気ないアーティスティックな暴力の、その報いを受けるんじゃないかと思うフシはあるけれど、でもそこも含めて、破滅的な純文学の世界観と不気味なくらい符号している。読む人を傷つけながら、顔を真っ赤にさせるような嫉妬を振りまきながら、この作品もまた「一瞬の栄光」と「終末」に向かって駆け出してくれるだろう。ちょっと買いかぶりすぎかな。願望込みです。面白い。でもこれをわざわざ人に勧めてくる奴は、性格悪いかも……笑

  • こんなに主人公に共感できない作品も珍しい。
    と言ってもこの作者のヒロインはいつもエキセントリックだけど。

    第一話から掴みが凄かったなー。

    社会生活に徹底的に馴染めなくて、喧嘩売ってきた不良をボールペンで刺し殺そうとしたりする(それで私は何も間違ってないとか言い出す)ような主人公、響(15歳)が小説家になるというのがあらすじ。

    ヒロインが次に何をしでかすかわからないドキドキと、小説家としてのサクセスストーリーが同居する。
    その上で、響は小説家として初めから天才なので(御伽の庭、読みたい)振り回される周りの人の話だ。

    物語としては響は精神的に成長しそうにないので、文芸部長のリカさんの成長が軸になるのかなあ。
    (連載では)今のところ、世間に認められた天才だったはずが本当の天才に出会って打ちのめされる役割。今後ヤムチャになるのかベジータになるのかが楽しみ。

  • 強い才能に振り回される人々の群像劇。面白い。

  • コーヒーブレイク本。

    斜陽の文芸界に現れた小説家を志す女子高生・響の物語を描いたComic第1巻(2015/03/04発行)。

    頭は少しおかしいが小説家の才能がある女子、茶髪ギャルの部長、高校デビュー目指すジミな女子、ヤンキー他高校生の部活動をメインにした、少し変わった構成とストーリーが面白く感じました。

    只、カラーと思われる絵が数頁もあるのに白黒で印刷しているため、絵が潰れ暗く見ずらいところがあります。 白黒にするのなら、もう少し明暗の調整出来なかったのでしょうか。 せっかく良い作品なのに残念に思いました。

  •  才能でマウンティングして、弱者をボコるケンカ漫画、という感想。主人公のすごさの部分が、モブが「すごい、すごい!」と騒ぐだけなので、”ふーん、すごいのね”、という感じ。
     まあ、そのレベルで評価される小説が表現できるのなら苦労はない。小説や漫画の中で、天才小説家ってかなり難しいものだと思うし。ただ、天才性の要素がキャラ付けとしての要素でなくて、ストーリーの根幹をなす要素になっているから、一回気になると批判的にならざるを得ないのかなと思う。

     面白い、面白くないで言えば面白い。けど、ヤンキー漫画的な面白さ。

  • 文芸界で世界を変えたい編集者の元に、1つの原稿が送られてきた。
    その内容は革命的なのだが作者が不明…。
    で、その作者が主人公の響ちゃんという概要ですが、主人公のキャラが強烈すぎて好き嫌いが分かれそう。

  • レンタル。新聞の紹介記事より気にしていました。響の破天荒さは紹介文で知っていたけど涼太郎もなかなか。サラッと友達を作ったり不良と立ち向かっても動じなかったり、高校生でありながら達観した大人のような雰囲気のモンスターぶり。響の生活と出版社の時間軸が交わった時が楽しみです。

  • 面白い。面白い。
    響の行き過ぎた行動はよくないとは思うが考え方や心は素晴らしい。
    人は自立して生きていくべきだ。

  • 賛否両論分かれてる理由は理解できるが、元々自分でも文章を書き、子供の頃から本好きな自分は楽しく読めた。
    主人公の響がエキセントリックで暴力的、コミュ障な側面のあるキャラクターなのは否定しない。入学初日の文芸部での一幕で引いたという意見もわかる。
    だがそもそも響は、読者が共感できるキャラとして設定されてないのでは?
    よくいえば異才、そのままをいえば変人。
    響は小説を読むのも書くのも好きで、自分の感性や価値観に絶対的な・不動の自信を持った、一風変わった女子高生であり、彼女の言葉を借りれば「朝起きて学校行って夜寝る」普通のライフスタイルを貫くだけで周囲との摩擦や軋轢を引き起こす。
    この漫画で語られているのは非情なまでの才能の多寡、天才と凡人の壁であって、響が自然体であればある程、彼女を天才として特別視する周囲との温度差がシュールなギャップを齎す。

    彼女を嫌う読者の主張や彼女の言動が鼻に付くと厭う向きもわかるが、左右の本棚を巡るコミカルな攻防戦(元ネタの本は山田悠介)には吹きだしてしまった。響も無茶苦茶やってるように見えて、好きな作家に出会ったら率直に好意を表明し握手を求める年相応に可愛らしいところが沢山ある。
    村上龍や村上春樹に綿矢りさ恩田陸、それにサラ・ウォーターズなど、作中のコマや扉絵に描かれた書籍が実在するのも元ネタがわかればとても楽しい(右の本棚に恩田陸の「麦の海に沈む果実」を入れるセンスには敬意を表したい)

    響の小説が描写されないので天才性にリアリティがないというが、天才外科医の漫画だって、別に作者が外科医である必要はない。
    なにせ「響」で描かれるのは小説の技巧ではなく小説家のありさまなのだ。

    そして小説家のありさまには、小説を書くという行為に魅せられた(または憑かれた)人間たちのみっともなさや恥ずかしさ、ずぶとさやしたたかさや崇高さ、天才でないが故にあがき続ける人々の悲喜こもごものヒューマンドラマが含まれる。
    いっそのこと響という起爆剤とうっかりすれ違ったばかりに人生をクラッシュさせられた、天才ならざる作家や読者の群像劇と見た方が面白い。
    この漫画の場合響の文体は直接描写されず、周囲の称賛がクローズアップされる事で彼女を「特別」足らしめており、小説の技巧ではなく小説家の生き様を抽出する限りにおいて、その手法は効果的だと思った。

    とにかく面白いので小説家をめざしてる人間はもちろん、趣味本業問わずクリエイティブな事に携わってる人間はぜひ読んでほしい。
    ちなみに私が一番好きな台詞は「人が面白いと思った小説に作者の分際で何ケチつけてんのよ」。
    創作のモチベーションを保ち続ける手がかりになりえる漫画だ。少々毒が強烈だが。

  • ある出版社の文芸誌の編集部に手書きの小説が郵送されてくる。
    若手女性編集者の花井はその才能に驚く。
    新人賞にノミネートさせて売り出したいと思う。
    ところが連絡先が書いていない。
    ところは変わってある高校の文芸部に響という女の子が入部する。
    文芸部の部長は有名な純文学作家の一人娘のリカだった。
    リカ自身も自ら小説を書く。
    それなりに才能を認められて七光りも含めて
    デビューも決定している。
    そんなリカが響の書いた小説を読んでその才能に驚愕する。
    で、リカをデビューさせようとしていたのは
    前述した若手女性編集者の花井であり、
    リカを通じて花井は響の小説を読む。
    そして郵送されてきた連絡先不明の小説の書き手が
    響であることが判明する。
    響の作品は新人賞にノミネートされる。
    そして芥川賞、直木賞に同時ノミネートされることに・・・。

    ギリシャ神話の神様ってめちゃくちゃ理不尽で暴力的じゃないですか。
    一体何が神様なんだ???って思うくらい(笑)
    というか神様に人間の理を求めるってことが
    初めから無意味ともいえますが。
    普通の人間に計り知れない部分があるからこそ「神」なのか??

    さて今、何かに秀でている天才に対して「神」と
    表現することが多いですね。
    今回紹介するこのマンガに出てくる女の子「響」も天才です。
    何の天才なのかというと、小説を書くことについての天才。

    で、天才つまり「神」なのでとっても暴力的(笑)
    気に入らないことがあると実際に
    相手を殴ったり蹴ったりする。
    ついでに、あまりに才能がありすぎて、
    周囲の人間たち、プロの小説家や
    周りにいる小説家を夢見る人たちを
    絶望的な気分にさせてしまうという
    精神的な意味でも暴力的なんです。

    で、このこのマンガはそんな天才の苦悩を描く!
    ではなくて、そんな天才と遭遇してしまった
    そこそこの才能しか持ち得ない人たちの想いを描いた作品ですね。

    映画「アマデウス」の主人公がモーツアルトではなくて
    サリエリだったというのと同じですね。
    このマンガも主人公は一見天才少女響だけど
    本当の主人公は周りの人たち、という事になるのかなと。
    そうした人たちの苦悩みたいなものがうまく描かれています。
    興味深いマンガです。
    2017/08/01 07:38

  • マンガ大賞を取った作品ということで、読んでみた。確かに勢いがある話だし、題材としても面白いけど、出版社の人たちがこだわる「純文学」についての話とかあんまり共感できないというか、モヤっとする部分はある。あと、アスペの主人公の言動にけっこイラッとさせられるのと、小説家がどいつもこいつも常識と社交性のない変人なのがちょっと…。

  • 読みやすかった。
    モヤッとする子だねぇ。こういう変わった人が売れっ子になるケースも多いんだろうなとは思う。
    続きも…少し気になる。どうしようかな。
    こういう作品は是非アニメ化してほしいもんだ。

  • 半年前位からラジオ「book bar」を聞いている。最初は本を色々紹介してくれていいねと思っていたが、最近は紹介本が自分に合わないのでは?と思い始めていた。
    そんなbook barで紹介された本書だが、これは良かったなー久しぶりに読み応えの有る漫画に会った感。

    高校に入学し、文芸部に入った主人公、摩擦を生じさせるが、自分の信念を貫き関係を確立していく。
    周りのキャラクターも良いし、私も何もしていないが、小説家を目指したいと思っているので先が気になる一冊。

  • 【あらすじ】
    とある文芸編集部の新人賞宛に送りつけられた、直筆の投稿原稿。編集部員の花井は、応募条件を満たさず、ゴミ箱に捨てられていたその原稿を偶然見つける。封を開けると、これまで出会ったことのない革新的な内容の小説であった。作者の名は、鮎喰響。連絡先は書いていない・・・

    【感想】

  • このマンガは、天才というもののあり方を表現するというマンガではなく、基本的には主人公・響のエキセントリックな(頭のおかしい)行動と、それに振り回される人々を楽しむマンガだと思っている。
    この性格を楽しいと思うか、引いてしまうかで大きく評価がわかれると思うが。
    実際、リアリティは全く感じない。
    天才ゆえの苦悩や努力など全くない。
    ただただひたすら響は天才なのである。
    区別するならば私的にはギャグマンガに部類するものだと思っている。
    でも、ただ、あり得ないと思いつつも、ホンの一抹、羨ましいと思ってしまう自分がいる。
    性格破綻者ではあっても、自分の好きなものに真っ直ぐなその姿勢に。

  • 2017年のマンガ大賞っていうから読んでみた。
    主人公のキャラが色んな意味でキツイ。

    あの屋上から落ちそうになるとこ、どうやって間に合った?瞬間移動?笑
    発展途中の絵と相まってなんとも言えない雰囲気のマンガ。
    響が変わり者で小説を書く才能があるのは十分分かったけど
    いまいち引き込まれない。
    とりあえず3巻ぐらいまで読んでみようかな。

  • うーん、ストーリーには引き込まれて一気に5巻まで読んだんだけど。。。主人公である少女の桁外れの暴力的な振る舞いに違和感を感じてしまう。男性が好むヒーロー願望を主人公に投影しているかな。
    少女の感情や心の動きを別の方法で表現していたら、好きになったと思う。

  • 5巻まで。

    題材は面白いと思ったが、およそ文学を志す人間とは思えない口汚く、冷たい言葉の応酬。そして短絡的で暴力的な主人公の思考。作中に「それでもカッコイイと思ってしまった」みたいなセリフがあるように、そう思わせるのが狙いなのだろうが成功しているとは思えない。

    絵に関しても、足りてない。手が明らかに小さいなど体のバランスがおかしすぎる。蹴りのシーンなども棒立ちなのに足だけ突拍子もない角度で描かれていてびっくりする。

    とてもマンガ大賞を取るような作品には思えませんでした。

  • 表紙やタイトルから想像してたのと違うものだった。
    響の偽らない生き方にすごく興味を持った。

    編集部は響を見つけ出すことができるのかな。
    がんばってくれ若手編集者!

  • 副題からしてまっとうな作家話かと思ったら、まぁそれはそうなんだけど、ヤンキーな部員をやっつける常識なしの高校生作家が主人公。文学よりは変わり者女子高生話で、それもかなりレベル低い感じがするがかわっていくのかな。絵もうまくないしパス。

  • マンガ大賞2017大賞受賞作品。
    主人公の立ち振舞いが怖い(;´Д`)

  • マンガ大賞受賞ということとTSUTAYA貸本5冊無料クーポンを引き当てたことを機に、5巻まで読了。第1巻は天才登場!おそろしく純粋故に世界との関わり方がいびつな主人公が小説を通じて世界を描き、それが文壇を叩きのめす。第1巻では高校文芸部での居場所づくりと、一方とある出版社に送付された謎の原稿をめぐる編集者のはなしがパラレルに進む。連載だと主人公のキチガイぶりに目が行くが、単行本としてまとめて読むと、主人公の人となりがよくわかるのでおすすめ。本作は小説家を主人公としながら、主人公の描く小説について一切描写せず、周囲の評価や伝聞に限定して表現しているのがじつに上手いと感心させられました。また作者の柳本氏はかつて『女の子が死ぬ話』を書かれたように、本作も「死」というものが一つのテーマになっているように思いました。

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響~小説家になる方法~ 1 (ビッグコミックス)の作品紹介

ギクシャクは創造の母!!

とある文芸編集部の新人賞宛に送りつけられた、直筆の投稿原稿。
編集部員の花井は、応募条件を満たさず、
ゴミ箱に捨てられていたその原稿を偶然見つける。
封を開けると、これまで出会ったことのない
革新的な内容の小説であった。
作者の名は、鮎喰響。連絡先は書いていない・・・

【編集担当からのおすすめ情報】
一瞬でも小説を書きたいと思ったことがある方
または、モヤモヤ伝えたいことがいつもあるけど、言葉が見つからない方
・・・・・是非読んでみてください。
小説の発想はどこから生まれるのか。
書ける人と書けない人の差はなんなのか。
この漫画を読めばわかります。

響~小説家になる方法~ 1 (ビッグコミックス)のKindle版

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