忘却のサチコ 2 (ビッグコミックス)

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著者 : 阿部潤
  • 小学館 (2015年4月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091868800

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忘却のサチコ 2 (ビッグコミックス)の感想・レビュー・書評

  • 美人でスタイル抜群だが、超が付くほど真面目人間な文芸誌編集者の佐々木幸子、29歳。
    結婚式の当日、新郎に逃げられた彼女は
    彼を忘れるため全国各地を飛び回り
    美味しいものを探して
    『忘却』の美食道を邁進していく…
    (美味しいものを食べているときだけ彼のことを忘れられることに気付いたのです)

    といった美食×旅コメディーな漫画。

    最近は女性を主人公にした『食』漫画が続々と増えてきてる中、
    コレはダントツに面白い!
    忘れるために食べるって発想が斬新ですよね(笑)

    この漫画の最大の売りは、
    実は料理ではなく、
    主人公サチコさんの真面目過ぎるがゆえの大ボケ天然キャラが引き起こす大騒動なのです(笑)

    結婚式で男に逃げられた悲劇の花嫁だというのに
    周囲の心配をよそに翌日から何もなかったかのようにテキパキと仕事をこなす鉄仮面ぶり。
    (勿論内心は左右違う靴を履いて出社するくらいスッゴいショックを受けてます)

    会社の電話に出る時は必ず正座だし(笑)、
    就寝前には必ず高倉健の作品を鑑賞し、
    逃げた新郎を忘れるために仏壇を用意したり(笑)、
    長崎から体操服姿で東京まで戻ったり、
    人とズレてるというかなんと言おうか、
    とにかくやることなすことが
    ぶっ飛んでて笑えます!
    (それでいてイヤミがまったくないのは、やはりサチコさんの誠実さと美しい容姿の賜物でしょう笑)

    お腹を空かせるために中学生の部活に交じってランニングしたり(笑)、
    映画『幸福の黄色いハンカチ』の高倉健さんの気持ちに同化するために絶食までして
    ビールとラーメンとカツ丼に挑んだり(笑)、
    常に最高の状態で『忘却』するために
    食べる前の努力を惜しまないサチコ。
    食べ物への感謝を忘れない一貫した姿勢は
    もはや惰性で食事をこなしてる感のある多くの現代人に
    ささやかな気付きを与えてくれる。(たぶん)

    なんといってもご飯を食べている時のサチコの表情の美味しそうなこと!
    そして忘却モードに入った時の
    恍惚とした表情が、
    実にエロ可愛いのです(笑)
    ↑すでに死語やったりして(汗)

    この忘却の表情が毎回凝っていてバリエーション豊かなのも巧みだし、
    やっぱ美味しい顔をする女性に
    つくづく自分は弱いのだと
    コレ読んで再確認しました(笑)(^^;)


    毎回登場する料理もいわゆる高級グルメではなく、
    サバの味噌煮定食や長崎のご当地グルメのトルコライス、盛岡のわんこそば、おにぎりと味噌汁、サンマの塩焼き定食、大阪のお好み焼き、海鮮中華粥、立ち食い蕎麦と半カレー、チャーハン大盛、香川県の讃岐うどん
    などなど、
    庶民的で誰もが食べ慣れたものばかり。

    中でも印象的だったのは
    相席になった老人にさんまの食べ方を習う話(綺麗に骨だけ取れるんです)と、
    大阪で全財産競馬ですったサチコにタダでご馳走してくれる串カツ屋の話(泣けます!)、
    傷の癒えてないサチコが香川まで従姉妹の結婚式に出席する話かな~♪

    さらに出版業界の裏側が知れるのも
    ブクログの本好きさんにはたまらない点だと思います。

    しかし、これだけキャラ立ちした漫画だと、
    どう考えても近々ドラマ化しそうだし、
    (個人的には綾瀬はるかのアホキャラがダブる…)

    サチコの前から姿を消した
    謎のイケメン新郎・俊吾はなぜ逃げ出したのか?
    その行方は?
    コチラの謎の解明も気になるところです。

    現在2巻まで発売中~♪
    (集めるなら今ですよ!笑)

  •  大阪編と香川編を主軸に据えた二巻である。
     先の巻に比べると、幸子さんの極端な行動も減って、彼女の傷心が一歩ずつながら癒されていっているのがわかるところだ。特に香川編では顕著なところだろう。
     その意味で、彼女の突飛な行動を好んでいた人には物足りないかもしれない。個人的にはコメディとしての体裁が整ったと思うし、彼女の本来持ち合わせている面白さが前面に出てきているのも望ましく思える。

     今回は期待などを含めず、シンプルに星四つ。次からも期待したい。

  • 引き続き、俊吾さんを忘却する為に食を重ねるサチコ。
    このサチコの人並はずれっぷり(いろんな意味での)が笑えるとともに、実は俊吾さんを結構好きだったというところがかわいくて楽しい。
    そしてメイン(なのか?)の食も十分楽しめる。
    今回「結婚」というセリフを言う為に香川のうどん店を巡る話では、本当に食べたくなりました。

  • 第2集にして前(中)後編で作られた話が3本ということに驚かされる。サチコのズレっぷりと容姿のギャップ、にも関わらずグルメ漫画という面白さ。うどん県で讃岐うどんツアーをしてみたい!

  • 電子無料。讃岐うどん美味しそうだったなあ。。

  • サチコさん、ファスティングにチャレンジ。
    飯物なのに断食とはこれいかに。
    まぁ、お腹が空くとご飯も美味しいし。

  • 期待を裏切らない面白さ。
    お腹空いてる時にはつらい。

  • 串カツとうどんが美味しそうだった。しかし、サチコめっちゃ食べるね(笑)桜田門外の変サチコバージョンが可笑しかった。

  • TSUTAYAでレンタル。1巻だけ無くて2巻~5巻借りました♪あとで1巻も借りなくちゃ♪出版社の文芸編集部で働く幸子さん。バイタリティー溢れていて頑張る幸子さん応援したくなりました。美味しそうな食べものもたくさん出てきてお腹空いちゃう♪(笑)2巻の大阪の串カツ屋の店主さんの台詞よかったな。食べるって生きること♪ですね。

  • 前半の大阪編では、オバちゃんたちに容赦なく絡まれる美酒乱先生に、偶然見かけた俊吾さんの面影を追うサチコのギャップ感が漂う。串カツ屋のオジさんたちの期待に応えられないサチコだが、競馬で大敗した傷心を串カツで癒していく。

    中盤の二次会では、作家界でも重鎮として置かれる会長の悪趣味を知ったサチコがサンタコスのムチ打ちで披露するという大胆さ。

    後半の香川編では、讃岐うどんが名物であることから県内にあるうどん屋を食べ尽くしていくサチコ。とは言え、友人の結婚式でプレッシャーを無くすために行動する彼女の精神力には感服した。

  • 1巻に引き続きレビューです。

    相変わらずいいキャラしてるよサチコ(29)。

    大阪篇、いい話だったなぁ。ああいう串揚げ屋のおっちゃんの人情にはほっこりします。
    讃岐うどんもおいしそう。サチコと一緒に移動しながら、うどんタクシーってどんな感じなのかというのを体験しているような気分になれます。

    最初は現実逃避間半端なかったサチコも、グルメの旅をしていく中で少しずつ自分自身に向き合っていってますね。あゆみの結婚を祝えるようになったのは、素直にいい話だなぁと思います。
    ただ、その分「忘却の美食道」という点で言えば、忘却する理由がどんどん薄れていくわけですから、話としてどんどん面白みがなくなっていくという。。。第1巻のとんがった感じ、2巻も期待してたんだけどなぁ。。。

  • 今ものすごく讃岐うどんが食べたい・・・!!

  • 続きがきになるんですけど・・・。

  • うどんたべたい。

  • 食べ物マンガというよりギャグ漫画ですね。

  • たべっぷりは見事!

  • やはり、私の二つ目の胃袋を鷲掴みにしてくれただけはある
    確実に人気が出てきたな
    しかし、漫画読みとしては嬉しい反面、自分だけがこの『忘却のサチコ』の面白さを把握している、そんな優越感が薄れてしまうようで少々、複雑
    けど、これからも全力で応援したいので、感想もちゃんと書く、阿部先生の力に少しでもなれるように
    改めて、この作品を面白い、と感じられたのは阿部先生の画力が向上しているのもある。先巻よりも読みやすくなっている気がした
    一箇所の街の飲食店を制覇するのでなく、文学誌の編集者、この職業を巧く使い、美味しいモノが多い地を巡るトコも、『忘却のサチコ』の忘れてならない魅力に違いない
    阿部先生が現地取材をしっかりしているのは、登場する店や食事の描写を見れば、それなりに目の肥えた漫画読み奈良、すぐに察せるだろう
    今回は、勤務地だけでなく、大阪と香川編が収録されている。その二つの聖地でも、サチコの人生に小さくない影響を及ぼす、笑ってしまいつつも、グイグイ引き込まれる、薄っぺらくない人間ドラマが展開される。大阪編、香川編、どちらも熱いし、芯がしっかりあるシリーズだが、うどん派の私としては、やはり、名店巡りをする香川編のインパクトが強かった。しかし、鬱陶しさがあるからこそ優しさが染み込んでくる大阪の人々のソウルも感じられる大阪編も負けていないので、あしからず
    また、タイトルにある通り、サチコが失恋の痛手を忘れるために、美味い食事を食べる、その基本的な設定もしっかり活かされている、この2巻でも
    誰でも経験のある、美食によるトランス状態、それを何度も経験しちゃっているサチコは大丈夫かな、と心配になりつつも、まぁ、本人が毎度、満足できているならイイのか、そんな気持ちにもなる
    美味い食べ物が、自分の弱さを忘れさせてくれる可能性を高めようとする、サチコの若干、一般的な食欲から逸れた、激しい情熱と、それから生じる言動も、食系の漫画らしさかつ人間らしさがあり、ますます、好い印象を抱ける
    加えて、至福の忘却により、サチコが今までの自分を形成してきた何かを剥がし、新たな自分になっていく点も、読み手の今後への期待を高めてくれる
    忘却、この行為は案外、難しいし、苦痛も齎す。忘れる為には、何を忘れるべきか、を自分で把握するべく、辛い記憶を呼び起こさねばならない。サチコは今後も、それに耐えられるだろうか。もしくは、無理に忘れようとするなんて愚かだった、と気付き、弱かった己を潔く受け入れ、単純な気持ち、「美味い物を食べたいから食べる」、言わば、食事の本質と初心に立ち返るのか、未だに行方が分からぬ俊吾の真意も含め、実に気になる
    一日も早く、ドラマ化して欲しいものだ。サチコを演じて欲しい女優が特にいるわけじゃないが、可愛いだけのアイドルは起用しないでくれ、ってのが本音だな。彼女の、不器用にでも前向きに生きていこうとする、ガムシャラさを表現できる実力の持ち主が、無名の新人女優の中にいる事を期待する
    この2巻でお勧めの話は、第15歩「追いかけて!チャーハン」だ。炒飯、これほど、シンプル・イズ・ザベスト、その言葉の意味を的確に捉えている料理もなかろう。しかも、サチコの大盛りの食いっぷりがまた、見ていて気持ちが良い。まぁ、この話を推す理由には、セクシーな入浴シーンがあるからでもあるが・・・・・・改めて、サチコのヒロインらしいスタイルの良さが判る回でもあった
    この台詞を引用に選んだのは、説得力があるからだ。大御所、そう自然と呼ばれるまで、真っ直ぐじゃない道も、平らじゃない道も、自分が歩きたくない道も、一つの目的に辿り着くために、自分の足で黙々と歩き続けていた男でなければ、この台詞は言えまい。そして、この後の、思わず、「俺の感心と尊敬を返せや!!」と、ブッ叩きたくなる展開... 続きを読む

  • 讃岐うどんが食べたくなりましたね。

  • うどんが美味しそうで……!たまらん!

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忘却のサチコ 2 (ビッグコミックス)の作品紹介

各紙・誌で絶賛! 美食×旅コメディー!!

小説家・美酒乱先生との取材旅行で、大阪を訪れたサチコ。

その街中で、結婚式をドタキャンした元婚約者・俊吾さんらしき人を見かけ…

俊吾さんと再会し、言葉を交わすことはできるのか?

大阪グルメ編ほか、聖地・香川県を巡る讃岐うどん編も収録!
「忘れるために」食べる、絶品グルメ・コメディー!!

【編集担当からのおすすめ情報】
ただ”忘れる”ために、食べる!……
世の中にあまたあるグルメ漫画の中でも一風変わった作品が
この『忘却のサチコ』です。

超真面目人間・サチコが”忘却の瞬間”を求めて、全国を駆け巡る!
読めば爆笑、そしておなかがすくこと、間違いなし!!

各紙・誌・WEBで絶賛の嵐!!
話題騒然の第2集、パワーアップしてお届けです。

忘却のサチコ 2 (ビッグコミックス)のKindle版

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