鏡が来た 高橋留美子短編集 (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 242
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091871299

作品紹介・あらすじ

未発表作品多数!これが高橋留美子真骨頂!

「境界のRINNE」とも「高橋留美子劇場」とも違う、いわば「アナザーサイドオブるーみっくワールド」!
ブラックあり、ジュブナイルあり、ミステリアスあり!1999年から2014年まで描きためた作品群は、ほぼ単行本初収録!
さらには雑誌掲載時のカラーをそのまま再現したプレミアムでお蔵出しの豪華単行本です!
収録作品:「鏡が来た」「リベンジドール」「星は千の顔」「可愛い花」「with CAT」そしてあだち充とのコラボ作品「マイスイートサンデー」

感想・レビュー・書評

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  • "「虎千代…あたしが泣いてるといつも…こうやって涙をふいてくれたっけ…
    虎千代はここに生きている…」
    「成仏させる気あんのかコラ。」
    「させるわよ。
    とにかく、虎千代が好きだったもの用意するわ。」"[p.157_with CAT]

    「鏡が来た」
    「リベンジドール」
    「星は千の顔」
    「可愛い花」
    「with CAT」
    「MY SWEET SUNDAY あだち充×高橋留美子 少年サンデー 2009年4月1日号」

    ちょっとぞわっとする短編集。
    with CATの最後が好き。

  • 相変わらずの独創性。

    普通のマンガに飽きたら是非~♪

  • 高橋留美子の作品集だが、最後にあだち充とのコラボの自伝付き。
    「鏡が来た」「リベンジドール」「可愛い花」はプチSFでホラー要素もあるが、そこまで深刻ではないので、軽く読めて楽しめる。
    「with cat」も笑えるSF。この軽さがいい。
    「星は千の顔」ほ思い込み美人の話。人の勘違いが招く心理描写とそれを読みきった周りの人々の関係も面白かった。

  • 高橋留美子先生独特の、乾いた面白さ。

    表題作の『鏡が来た』は、ある日突然手のひらに、鏡のようなものが現れ、人間の感情を負の方へ導く悪霊?を退治しなければならなくなるというもの。
    その際、悪霊が身体の中を通って行くのですごく気持ち悪い・・・というのが、面白い。
    嫌だけどやんなきゃな~みたいな(; ̄ー ̄A。

    巻の最後、あだち充先生と高橋留美子先生の、漫画家になるまでを描いたお話も面白かった~d(*⌒▽⌒*)b

  • 高橋留美子の短編集。サンデーや高橋留美子劇場とは、また違ったテイスト。
    初期のグロテスクな感じもありつつギャグも効いていて、やっぱりるーみっく短編は良いなあと再認識させられました。
    まさかサンデー50周年のときの、あだち充合作読み切りが再録されるとは思わず、ファンとしては嬉しい内容でした。

  • 長期連載に定評のある作者。
    短編は流石に魅力を出しきれないか。
    というか、過去にポツポツ書いた短編を寄せ集めただけの本では いたしかなたいか。
    ファンがコレクションを補完するためにあるような本だな。
    ファン以外の人にはおすすめしない。

  • 「らんま1/2」でハマった漫画家さん。
    短編集も好きだし、何よりこの人の絵が好き。

  • 「鏡が来た」
    手のひらに鏡のようなものができると、人の邪心意みたいなものが見えるようになり、それを浄化しなくてはいけないという設定のお話。
    日常生活に紛れてる静かなホラーという感じでした。主人公たちは鏡の能力で邪心みたいなものが見えていて、小さいうちに浄化していました。でも邪心がどんどん大きくなっていくと人の部分はなくなってしまい、周囲に大きな危害を加えてきます。
    最終的に鏡を持った人は意外と多くいて、みんなが通りすがりに義務を果たして大きな邪心は全て浄化されましたが、この話を日常生活で考えてみるととても怖いと思いました。

    「リベンジドール」
    主人公が好きになれませんでした…。

    「星は千の顔」
    主人公と周囲の人と、それぞれがそれぞれの理由で動いていて最終的には何とか治めるという大人の世界とコメディーが入り混じったようなお話でした(笑)

    「可愛い花」
    犯人のあっけない退場に笑った(笑)。

    「with CAT」
    猫嫌いの主人公と猫の飼い主のヒロインのお話。
    高橋先生の描く猫ってなんだかとてもふてぶてしいというかたくましいというか…(笑)
    真実は違いましたが仲直り出来て良かったね!


    「MY SWEET SUNDAY」
    あだち充先生と高橋留美子先生の対談漫画。少年サンデー50周年記念に掲載された作品のようで、お互いがサンデーに出会うまでと近況が描かれていました。お二方の作品群をみると改めてすごい人たちだと思います。

  • 前、読んだ漫画を
    もう一度、読み直してみる巻 Vol.31

    奥が深い、短編集だったなー。特によかったストーリーは・・・”with CAT”です。 全体的に独特な話で、おいらは好み。

  • コミック

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著者プロフィール

1957年10月10日新潟県新潟市出身。1978年「勝手なやつら」でデビュー。代表作に「うる星やつら」「めぞん一刻」「らんま1/2」「犬夜叉」「境界のRINNE」など。特にラブコメディを得意としたマンガ家。代表作はいずれもTVアニメ化されヒットを記録、単行本の世界累計発行部数は2017年に2億部を突破した。2020年、紫綬褒章受章。2021年には米国ハーベイ賞 殿堂入り。

「2021年 『谷口ジロー原画集 描線に込めるひと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高橋留美子の作品

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