- Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091871398
作品紹介・あらすじ
今、五七五が熱い!俳句マンガが熱い!
定年まであと5年。
自動車メーカーの宣伝部で活躍したのも今や昔。閑職に追いやられ、何か趣味でも、と思い始めたシニアサラリーマン明星啓吾。
行きつけの料理屋で俳人の水村翠と出会う。会いたい一心で、明星は翠に俳句の指導をお願いする。
時代の波にも、出世の波にも乗り遅れた男の人生が、十七音に彩られはじめる!!!!!!!
【編集担当からのおすすめ情報】
「俳句も俺も、まだまだ未知数なんだ」
と、55歳の明星啓吾が心で唱える場面があります。
俳句の世界で55歳はまだまだ青二才。
遅すぎる始まりなんてない!
十七音に魅せられる中年男の爆走!妄想!奮闘記!!
ぜひ、お読みください。
感想・レビュー・書評
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…何かいい!(//△//)
主人公の明星氏と同じく、俳句はまったく知らないけれど、
この「感じる」こと、そしてそれをいかに表そうかと思い巡らすこと、
「ことば」「表現」のいろんな深さや広がりを感じる作品でした。
主人公の態度は本当にいけ好かない。だけど、彼の抱える苦悩や焦り、
そして目覚めていくプロセスには心を動かされます。悔しい(笑)。
いろんなキャラクターが出揃ってきて、これからが楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ぜったいうまく行きそうにない二人なのに、最後どうするんでしょう。
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有間っぽさがもっとあっても良いと思うんだけどもなぁ
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同社刊「花もて語れ」の朗読を俳句に置き換えたようなプロットで、ビッグコミック系のビジネスマン向け漫画のフォーマットに従っている。マンガとしては良くも悪くも無難なつくりで、ウンチクマンガの一変種であるが、箸にも棒にもかからない表現から俳句が析出してくる過程はやはり面白い。素人句の添削という部分はそこそこに、句会体験に持ち込んでゆくのも妥当な流れだろう。「ぼくらの17-ON!」もそうだが登場する句のアレンジが重要。上手い句も凡句も登場させなければならない。