あさひなぐ (16) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.08
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本棚登録 : 318
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091871701

作品紹介・あらすじ

二ツ坂を変える、運命の一日が始まる!

関東大会団体戦本戦出場を逃した二ツ坂高校薙刀部。
ふがいない先輩達に憤った一年生・薙の提案により、インターハイ予選団体戦出場の5枠を賭けた、部内戦が決行されることに…!

徐々に白日の下に晒されていく、部内の実力差。
土曜の体育館は、かつてない緊張感に包まれる。

傷つき、傷つけあいながら、
その先にある風景を見るために、それでも進んで行く彼女たち。

実力以外に序列の存在しないコートの中で、
旭と真春が、野上と薙が……そして、旭と将子が、対決する――!!!!!!


この一日が、彼女たちの、すべてを変える。

【編集担当からのおすすめ情報】
第60回小学館漫画賞一般向け部門受賞の、
こざき亜衣氏による青春なぎなたストーリーの最新刊が早くも登場!

16集では、今まで「仲良し」でやってきた二ツ坂高校の薙刀部の初めての本格部内戦が、総当たり戦で行われます。

関東大会予選の敗戦を引きずる部長・野上と将子。
試合に出られない鬱憤をためる一年生・薙。
そして、「強くなること」に欲を見せ始めた、主人公・旭。

部員全9名、それぞれが抱える問題や実力差が、全36試合を通して一気に表出。

強くなるため。日本一になるためには、傷つかなくてはならない。

けれど、読み終わったとき、さわやかな興奮があなたを待っていることを保証します。
彼女たちの青春に、是非寄り添ってあげてください!

感想・レビュー・書評

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  • ・174話
    自分に負けた相手に、それを許せないって言われてもハァ?って感じはそりゃしますよね。
    そんな訳で部内戦でインターハイ出場者が決まります。

    ・175話
    さくらちゃんの観察眼鋭いですよね。
    日頃試合の流れや記録も付けてるだけあって。
    そこ、さくらの強みだと思う。

    ・176話
    新入生というのは色んな意味で流れを変えてしまいますね。
    ピリリとした空気がこっちにまで伝わる感じ。
    野上先輩どうしちゃったんだろう本当。

    ・177話
    野上先輩も破る旭。
    トーナメントアイコンの、いつも真顔ピースの真春とキメキメさくら好き。

    ・178話
    真春目線の旭、いいな。

    ・179話
    限界の限界を迎え棄権してしまった野上。
    来るのはきっとさくらだと思いました。
    「全部中途半端になる」ってのはさくらも分かるでしょうね。
    受験の不安もそりゃありますよね。部長気質な人ほど繊細。

    ・180話
    え、えー!さくらが良すぎる!元々良すぎるけど普段のそれとは系統の違う良さが出てしまってる!
    神回では?!
    なんて酷くて頼もしい後輩なの。
    もう先輩とか後輩とか関係ないですね。良い意味で。
    紺野部長かあ。胸熱。

    ・181話
    薙の性格の悪さは寧々のそれとはちょっと違う。

    ・182話
    自分が下手くそだって言っちゃう将子ちゃんが切ない。
    文乃先輩助けて。

    ・183話
    かっこ悪い自分も好きになれそうな将子。
    さくらの退部騒動以来、将子は大丈夫か心配だったけど、しっかり壁にぶつかりしっかり乗り越えられそう。

    ・184話
    あ〜良い部長になりそうだなあさくら。
    上手く後輩を従わせてくださいませ。

    ・185話
    同級生だからこそ貴重ですよね。自分の強さにも弱さにも気付かせてくれる、こんな気持ちにさせてくれる人に出会えるのは。

  • 愛知が部内戦を提案してきたところから。

    愛知性格悪いなぁー
    自信過剰なだけかと思えば、一応強いし。
    母親はああいう態度で薙刀をやってても正そうとしないのかな。

    嫌な感じで始まった部内戦だけど、将子にとっては自分を見直す機会になったようで。
    最後の旭は「私は強い」、将子は「私は弱い」で涙が出そうになりました。
    カッコいいなぁ。

  • さ、さくらちゃん………!!!
    今回は結構苦しい巻だったけど、すごく意味のある話だった。

  • 関東大会団体戦本戦出場を逃した二ツ坂高校薙刀部。ふがいない先輩達に憤った一年生・薙の提案により、インターハイ予選団体戦出場の5枠を賭けた、部内戦が決行されることに…!徐々に白日の下に晒されていく、部内の実力差。土曜の体育館は、かつてない緊張感に包まれる。傷つき、傷つけあいながら、その先にある風景を見るために、それでも進んで行く彼女たち。実力以外に序列の存在しないコートの中で、旭と真春が、野上と薙が……そして、旭と将子が、対決する――!!!!!!この一日が、彼女たちの、すべてを変える。(Amazon紹介より)

  • 愛知の思惑。

  • 間違えて17巻先に読んでしまった。インタハイ予選団体メンバーをかけた部員全員総当たり戦。実力以外に出口のない中でむき出しの感情をぶつけ合って傷つけあってそれぞれの成長が描かれていく。部長野上と紺野のくだりが泣ける。

  • ほんとにすごい。人間心理の奥のおくまでをも土足で踏み荒らしながら、15巻かけて積み上げられたチームがばらばらに引き裂かれてゆく。知らず知らずに見下して、悟った気になって、たのしいたのしい友達ゲームは続いていたんだ。自分通りの自分になんて、ちっともなれないよなあ……。ぶくぶくに膨れた自意識の向こう側に、真の戦いのフィールドはあるぞ。さあ、36試合目!

  • 部内戦、やっぱりアツくなりますよね!!

  • 二ツ坂高校薙刀部に激震。。。
    武道の世界は厳しいですな。

  • 全巻胸熱!人生格言目白押し‼︎

    そうよ!女は強欲に生きなきゃだわよ!
    次から次に性格悪くて、カッコいい女が出て来る。たまらん!惚れる。泣く。


    お前が悪人なら俺はクズだ

    私も娘にサラリとこんな事を言える大人になりたい。

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