白暮のクロニクル (6) (ビッグコミックス)

  • 小学館
3.94
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本棚登録 : 413
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091871749

作品紹介・あらすじ

復讐を誓う「羊殺し」――ついに現れた!?

2015年、血の事件は核心に染まる。

憎き連続殺人鬼・“羊殺し”――
す べ て は お 前 を 、 捕 え る た め に 。

―――――――――――――――

現代の吸血鬼“オキナガ”の雪村 魁は、
かつて恋をした女性-棗(なつめ)-を殺した犯人へ、復讐を誓う。

そして…抜かれた内臓、若き女性の死体、12年に一度のひつじ年。
“羊殺し”の条件が揃った凄惨な事件が発生―――

魁とあかり…数奇な運命に導かれたふたりは、
真犯人を捕らえることができるのか!?
時をかける謎に迫れ―――ドラマティック極上ミステリー!



【編集担当からのおすすめ情報】
ゆうきまさみが送る至宝のミステリー、第6集!
いよいよ、追い続けていた「羊殺し」が姿を現す!?
そして魁とあかり、そして棗を繋ぐ3人の関係にも進展が――!?

ミステリー要素がしっかり詰まった緊迫の第6集。
是非、魁やあかりと一緒にこの謎を解いてみてください!

感想・レビュー・書評

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  • もともとあったけど、キャラクターの間では共通認識に
    なっていなかったような設定が表面化してきたり、
    物語を動かしそうな(ミスディレクションしそうなも…)
    キャラクターが増えてきたりと、いろいろ動きを見せる6巻。
    そろそろ「羊殺し」の影ははっきりし始めるのか?
    続きが気になりますw。

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  • いつもと違う季節に起きた羊殺し事件。
    真相がとても面白かった。
    殺人研究家の谷名橋さんの話が興味深い。
    羊殺し事件の真相が気になる。

  • 雪村が追い続けている「羊殺し」。その被害者一人であり、雪村と恋仲だった棗の孫があかり、という事実が明かされた6巻。
    羊年の年末に起きていた連続殺人の「羊殺し」が、なぜか羊年の秋口に似たような事件が起きてしまったことで、調べているさなかの発覚。

  •  『白暮のクロニクル』は全体をつなぐ連続殺人鬼“羊殺し”の謎を縦糸に据えながら、各巻において殺人事件とその謎解きが完結するという構造をとっている。
     本巻では若い女性が殺害される。しかも内臓を抜かれている。
     “羊殺し”と同じ。

     “羊殺し”はもう70年にもわたって12年に一度、未年に若い女性を殺して内臓を抜く。確かに今年は未年だが、“羊殺し”の犯行はいつも冬。まだ秋じゃねえか。

     という展開。ゆうきまさみ、意外な人が犯人という仕掛けを繰り出そうというのがこれまでも見えているので、真犯人はだいたい見当がついてしまった。
     今回は連続殺人鬼の謎を追うため、雪村魁の按察使文庫には「殺人研究家」谷名橋が通い詰めている。そこに殺人事件を取材する週刊誌記者・須本がやってきて、伏木あかりも含めて、喧々諤々の議論となる。

     70年も殺人を規則的に繰り返す“羊殺し”は長命者オキナガに違いない。“羊殺し”は今回に限って殺人時期の規則性を乱したのか。ま、きっとニセ“羊殺し”だろうと思って読むのだが。
     かつて雪村魁は“羊殺し”に恋仲だった女性・棗(なつめ)を殺されている。そして棗があかりの祖母だったことが本巻で明るみに出て、魁とあかりの因縁が明らかになり、“羊殺し”の次の犯行を犯す時期が近づく。物語はさっさとクライマックスに突入して10巻くらいで終わっちゃうんだろうか。まさかあと12年待つ話にはならんよな。

  • あれっ、あっさりと。いいの?、もっと湧き上がる感情はないの!?、と。

  • 羊殺しの逆鱗に触れる。

  • 一気に六巻まで読了。

    なんていうか淡々と面白い。
    これ!って決めゴマとか決めセリフとかないんだけど、次々と事件が起きて飽きない。
    キャラクターがさっぱりしてるから読んでて疲れないのもいい。

  • 骨太長編ミステリ感出てきた。面白い。大筋だけ見ればまあ既存の型みたいなものにハマっている気もするけど、細かい部分とかがすごくいい。ドキドキワクワクして読めるし毎回巻末で「えーっ!」ってなる。卓越した構成力。続きはやく読みたーい!

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著者プロフィール

漫画家。1957年北海道生まれ。80年デビュー。『究極超人あ~る』で星雲賞マンガ部門、『機動警察パトレイバー』で小学館漫画賞少年部門受賞。近作『白暮のクロニクル』『でぃす×こみ』『新九郎、奔る!』。

「2019年 『ゆうきまさみ 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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