あずみ (36) (ビッグコミックス)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091871961

作品紹介・あらすじ

刺客として純粋培養された美少女剣士・あずみの哀しくも凄絶な物語。

▼第1話/虎視▼第2話/真偽▼第3話/忍務▼第4話/黒い殺戮▼第5話/第三の敵▼第6話/謎の影▼第7話/密殺●主な登場人物/あずみ(精鋭の刺客として純粋培養された少女)、千代蔵(耳が聞こえないが、長刀を自在に操る手練)●あらすじ/武信の屋敷で歓待を受けたあずみたちだったが、酒に酔った千代蔵が刀を振り回したため、騒ぎとなってしまう。何とかその場を収めたあずみは、詫びのしるしに、刀と独楽を使った曲芸を披露。その技に感心した武信は、城下で一番の剣の使い手と言われる木下馬琴に、あずみの芸を見せたいと言い出して…(第1話)。●本巻の特徴/敵の首謀者・武信に近づき、ついに国千代との接触に成功したあずみ。だが、使命を阻む謎の一団が…!? ●その他の登場人物/南海坊天海(亡き家康のブレーンを務めた高僧。あずみを保護し、新たな使命を授ける)、武信(西国の領主の子。国千代を誘拐し、幕府からの独立を要求)、国千代(徳川秀忠の次男)

感想・レビュー・書評

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  • 面白い。あずみが、敵だけでなく味方にも正体がばれないようにして、しかも、千代蔵と一緒に使命を成し遂げようとする展開が良い。描き方も抑揚があって引き込まれる。第三者?の介入?もあって素晴らしい。

  • ビッグコミックス

  • あくまでも自分は旅芸人と偽って武信に近づいたあずみ。独楽芸も見せたが、見識鋭い武信はそれを褒めながらも、腹ではなかなか信用しようとしなかった。そこで、この国には武芸随一の男に芸を見せるようにあずみに命ずる。あずみは正体を知られることなく、芸をやり通せるのか。

    あずみはこの巻から千代蔵と手のひらに出す合図で、ある程度の意思疎通ができるようになります。手話てはないんですが、なかなかすごい。

  • 連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。

    それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。

  • あずみも新刊が出るスピードが遅い方なので、前回のお話を忘れちゃったりしますね(汗)

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