- Amazon.co.jp ・マンガ (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091872326
作品紹介・あらすじ
▼第1話/亀の甲より年の功だよともお▼第2話/あの坂を登ってくともお▼第3話/警鐘を鳴らすのはあなただともお▼第4話/仲良きことは美しいかなともお▼第5話/お星様にお願いともお▼第6話/サンタさんと心理戦だともお▼第7話/よその子になっちゃいなさいともお▼第8話/奇跡を信じるかいともお▼第9話/平賀源内だぜともお▼第10話/エバークリーンですよともお▼第11話/3組の名誉を守るともお▼第12話/過去を垣間見ちゃうぞともお▼第13話/ヒマをもてあましまくるともお▼第14話/商店街で昇天だともお▼第15話/姉ちゃんの生活も見たいぞともお●主な登場人物/ともお(ほどほどに元気な主人公。小4)●あらすじ/樫野年三・89歳。毎朝4時30分に起床、5時に散歩を始め、神社のお参り、コンビニで朝食を買うなど、毎日同じリズムで生活している。二度寝の後、野原で野球をしているともおたちをボーっと眺め、ときには審判らしきこともする。そんなある日、彼の姿が見えなくなった。散歩の時にすれ違う人たちは「もしや」と心配するが…(第1話)。●本巻の特徴/クリスマスにドキドキしたり、発明にこってみたり、隣のクラスと張り合ったり…誰もが経験した小学生時代のあんなこと、こんなこと。ともおたち憧れのヒーロー「スポーツ大佐」も初登場。●その他の登場人物/母ちゃん(ともおの成績を心配する母)、姉ちゃん(ともおの将来を心配する姉)、吉本(ともおの友達。運動神経バツグン)、よしのぶ(ともおの友達。食欲旺盛)、みつお(ともおの友達。知的)、ケリ子(ともおの級友。ヒロイン?)、より子(ケリ子の友達。むしろヒロイン?)
感想・レビュー・書評
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哀愁と温かみを感じる
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ケリ子がだんだん絡んできて面白くなってきた。第7話のよその子は笑えるんだけど切ない。第14話の商店街では、次々と商売が変わっていく商店に「フィッシュパークなかおち」を彷彿とさせた。地デジ化なんて最近のことなんだが、やっぱり雰囲気は昭和だな〜
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高校の同級生だったYちゃんつながりで1276座の公演に何度かお供でついていったとき、座長のKさんと本の話で盛り上がり、マンガを貸してもらう。Kさんには主人公ともおと同じ小4の子どもさんがいるそうだが、このマンガを読んで「子どもの行動を違った角度でみることができるようになりました」という話だった。
今は18巻まで出てるそうだが、借りたのはとりあえず1~4巻。どこかの大きな団地の29号棟に住むともお。一緒に住んでるのは、母ちゃんと姉ちゃん。父ちゃんは単身赴任で、ときどき電話で話している。同級生や、同じ団地に住むじいさんや、近所のコンビニのあんちゃんや、高校生のねえちゃんたちも出てくる話が、ときどき吹き出すほどおかしい。とくに、足が丈夫で蹴りがスゴイという「ケリ子」に親近感。
千里ニュータウンの団地群の中で育った私には、このどこかの団地の風景もなつかしい。
こないだ読んだ『しずかな日々』は小5のえだいちの夏休みの話だったが、この小4のともおの話も夏休みから始まっていて、小4や小5の頃って、なんかこういうバカっぽいことしてたな~と思い出したりした。
子どもの涙腺は大人と違うところにあったり、子どもの理屈は大人にはワカランかったり、大人から見たらつまらなそうなことに一生懸命だったり。
どの話もおもしろかったけど、3巻の15話「ディープインセクトだともお」の"ゴキブリ"への食い下がりがなかなか。5時間目、体育館で「某国の消防士の一日を追ったビデオ」鑑賞。消防士は自分の命をかえりみず、ウサギを火事から救った、という話。
教室に戻っての話し合いで、先生はさらっと「命の大切さをあの消防士が教えてくれましたね」と言っている。そこへともおの手があがる。
「じゃあなんでゴキブリは殺していいの?」
─ゴキブリはいいの。だって気持ち悪いじゃない。
「気持ち悪かったら殺していいの?」
─ゴキブリはいっぱいいるからいいの。
「人間も沢山いるじゃん!!」
─うるさいわね、先生はゴキブリ嫌いだから殺すの!! みんなも嫌いでしょ!? 以上!!
(p.181)
先生がヤケクソになってるところがいい。3巻には、この先生が"道徳"の授業で「もう教科書に頼らないわ」と展開するところが、またおかしくて、深い。
続きも読みたい。 -
2007.春
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2巻のみ所有。
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11/14
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懐かしいだけでなくいとおしい
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断言します。この漫画はちびまるこジャンルでトップに行くと思います。超えます。