弁護士のくず 1 (ビッグコミックス)

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著者 : 井浦秀夫
  • 小学館 (2004年7月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091873613

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弁護士のくず 1 (ビッグコミックス)の感想・レビュー・書評

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  •  以前ドラマで同タイトルのものがあったとうっすら記憶していたのか、原作の漫画を偶然手に取った。そしてこの強烈弁護士のキャラに一気にとりこになってしまった。1巻からそろえていきたいと久々に思ってしまった。
     各話、最後を毒舌?で落としまくってしまうところがいいなあと。民事ネタなので下世話な話ばかりになるのだろうが、それもまたありか。裁判傍聴物を2,3読んでみたが、こちらの方がより面白い。

  • ドラマから。JINに引けを取らないビジュアル改ざんが行われてますけど……。漫画はどっちかっていうと北野武。九頭先生マジでクズですが、ときどき見せる熱意に胸熱。第二審(シーズン2)になるともっと顕著になるかな。第二審一巻で、弁護している男が有罪になったときに、「正直に告白したお前を見捨てたりはしない!絶対助ける!」っていって控訴したシーン大好き。

  •  安手のヒューマニズムを豪快に蹴っ飛ばして、人間心理の本質に肉迫する、弁護士版ブラック・ジャック。

    「事実」と「真実」と「真相」の区別をきちんとつけてるところからして、もう感動的というか、作者さんを尊敬・信頼してしまう。
     単なる「真相」を「真実」と呼んでウットリする人の多い世の中だけに。

  • くずせんせいかっこE
    トヨエツでドラマ化されています

  • ebookで読んだ。ストーリーは面白いけど主人公のキャラが安っぽい。

  • 全巻
    ドラマのスマートさはない。
    絵が下手。
    ただ、内容は結構な良作。

  • 【資料ID】76307
    【分類】726.1/I91

  •  不謹慎な発言ばかりをし、周囲や依頼人から顰蹙を買う主人公の弁護士・九頭元人。セクハラ問題や離婚問題、殺人事件など、我々が得てして「この問題は○○だ」と安易に判断してしまうところを、クズだけが分かりやすい事件の全体像の小さな違和感を感じ取り、真相に辿り着く。

     ミステリ・サスペンス的な面白さもあるが、それ以上に面白いのは、我々がいかに表層的な事情だけをもって事件をわかった気になっているか、ということ。視点が変わったり、当事者の隠したい思惑を加味して事実を見直すと、それまでAだとしか思えなかったものが今度はBにしか見えなくなる。まるで「アハ!体験」であるが、偏見なくゼロベースでモノを見、そのとき何があって当事者がどんなことを思い感じていたかを具体的に考えることがどれだけ難しいかを教えてくれる。

     しかも、事実というヤツはわかりやすくもなければ美しくもなかったりする。可哀想な被害者という見方は、実は当人をひ弱く哀れと見るかなり傲慢な見方であることも多く、自分にとって都合の悪いことはひた隠しにしようとし、味方であるはずの弁護士に対して腹の中で舌を出していることも。
     人間という生き物は思っている以上に力強いし、その力強さはときに図太く、泥臭くもあるというだけのことだが、「被害者=可哀想=正しい(=美)」みたいな妙な固定観念があると、被害者がその観念にそぐわない面を有しているとわかると、途端に印象が180度変わる、ということが往々にしてあろう。「罪を憎んで人を憎まず」とはよく言ったものであるが、いざ実践しようとなるとそれがなかなか難しい。偏見というヤツは思っている以上に強固なのである。

     どの話について書いてもネタバレになるし、上に書いた話自体が作品の構造をバラしているようなものなのだが、一つだけ紹介させていただく。

    ■少女A
     繁華街で不良グループとつるんで美人局をやったり、AVに出演したりしていた非行少女・真琴。その真琴を少年院送致から救う白石誠法律事務所の弁護士たち。真琴が保護観察だけで済んだことを事務所が祝う中、クズだけは真琴の性根を見抜いていた。
     大人の説教を全てタテマエだけのきれい事と断じ、そういう大人達を軽蔑する真琴。そんな真琴に対し、クズは次のように言います。
    《「ホンネ」なんてコショウみたいなもんだ。
     ヤセガマンの「タテマエ」があってこそ意味があるんだ。
     コショウを山盛りにされて食えって言われたらたまらんだろ?
     おまえはさんざん高いステーキを食わしてもらったんだ。コショウが足らないとか文句言うんじゃねえっ!》(79頁)
    《そんなものあばいてその人間が分かったつもりなのか?
     便所でウンコしてる姿がそいつの本質なのかよっ!?》(80頁)
     この下りを読んでいて、私の脳裏にはある人が浮かんだ。その人は、芸能界のゴシップや裏ネタが大好きで、「柔道の○○選手のお父さんはヤクザだ」とか「某スポーツ選手の出している居酒屋のバックにはヤクザがいる」だとか、まぁそういうことを得意げに言うわけである。私自身、そういう話は嫌いではないので(ヲイ!)、そのことを咎め立てしたりするつもりはないのだが、ただそういう面の知識量だけを以て、「世の中の奴らはわかってない。俺はその人間の本質を誰よりもわかっているんだ」というような顔をしているのは、正直どうかと思わされた。芸能界や格闘技系の業界の裏ネタが好きだということについては特に止めはしないが、そういう(自身で取材したわけでもない伝聞の)知識だけを以て、業界の事情通ぶってドヤ顔するのは、端から見ていてこれほどみっともない話はない。
     長々と書いてきたが、「タテマエばかりの大人は嫌いだ!」という中二病的な叫びというのは、実は一過性のものではなく、人によっては大人になってもこじらせているんじゃないか…。この話を読んでそんなことを思わされた。

     マンガはちょっと…という方は、トヨエツと伊藤英明主演でドラマ化されているので、そっちを見るのでもOK。オススメです。

  • くずの身も蓋もない直球の言葉が小気味良い。まあ直球と言えば聞こえは良いけど、ついでにデリカシーもかけらも無い

    でもだからこそ建前ばかりの大人の中、くずの躊躇のないセリフがスカッと響く

  • 困った弁護士・九頭の大活躍(笑)が見どころの弁護士漫画。ろくでもない言動・態度で顰蹙を買いまくるも、思い出したようにいいことも言ってみる。しかし見直させたままでは終わらないのが、九頭さんの九頭山たる所以。
    弁護士物だが、決して堅苦しくはないので、面白く読める。
    綺麗とは言えない絵柄も、独特のストーリーに合っており、かえって味になっている。大変おすすめ。

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