- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091873613
作品紹介・あらすじ
▼第1話/ヤブの中▼第2話/愛と金▼第3話/少女A▼第4話/遺産は誰のもの?▼第5話/死者の声▼第6話/まぶたの父▼第7話/トヨタマヒメ▼第8話/シンデレラ大作戦●主な登場人物/九頭元人(白石誠法律事務所に所属する弁護士。行動はがさつ、物言いは下品な男なのだが…!?)、武田真美(白石誠法律事務所の熱血新米弁護士)●あらすじ/正義と人権を尊重することで有名な白石誠法律事務所。この日、新人弁護士の武田真実は、事務所の先輩・九頭元人と、上司からのセクハラが理由で会社を辞めた女性の相談を受けていた。だが、親身に応対する武田に対し、九頭は「チチもまれてキモチよかったか?」などいい加減な発言ばかりで…!?(第1話)●本巻の特徴/セクハラ被害者からの相談に、セクハラまがいの発言で対応する超フマジメ弁護士・九頭。それでも婚約破棄訴訟に遺産相続等、ややこしい事件の数々を不思議と解決してしまう。●その他の登場人物/秋野美月(白石誠弁護士事務所に九頭を訪ねてきた少女。九頭の娘!?)
感想・レビュー・書評
-
以前ドラマで同タイトルのものがあったとうっすら記憶していたのか、原作の漫画を偶然手に取った。そしてこの強烈弁護士のキャラに一気にとりこになってしまった。1巻からそろえていきたいと久々に思ってしまった。
各話、最後を毒舌?で落としまくってしまうところがいいなあと。民事ネタなので下世話な話ばかりになるのだろうが、それもまたありか。裁判傍聴物を2,3読んでみたが、こちらの方がより面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
安手のヒューマニズムを豪快に蹴っ飛ばして、人間心理の本質に肉迫する、弁護士版ブラック・ジャック。
「事実」と「真実」と「真相」の区別をきちんとつけてるところからして、もう感動的というか、作者さんを尊敬・信頼してしまう。
単なる「真相」を「真実」と呼んでウットリする人の多い世の中だけに。 -
くずせんせいかっこE
トヨエツでドラマ化されています -
ebookで読んだ。ストーリーは面白いけど主人公のキャラが安っぽい。
-
全巻
ドラマのスマートさはない。
絵が下手。
ただ、内容は結構な良作。 -
くずの身も蓋もない直球の言葉が小気味良い。まあ直球と言えば聞こえは良いけど、ついでにデリカシーもかけらも無い
でもだからこそ建前ばかりの大人の中、くずの躊躇のないセリフがスカッと響く -
困った弁護士・九頭の大活躍(笑)が見どころの弁護士漫画。ろくでもない言動・態度で顰蹙を買いまくるも、思い出したようにいいことも言ってみる。しかし見直させたままでは終わらないのが、九頭さんの九頭山たる所以。
弁護士物だが、決して堅苦しくはないので、面白く読める。
綺麗とは言えない絵柄も、独特のストーリーに合っており、かえって味になっている。大変おすすめ。 -
法律所に相談に来るクライアントとのやり取りを描いたもので
勧善懲悪という単純な構図ではなく、本音と建前をうまくコントラストさせ
互いの存在のためにはどちらも必要だと感じさせる作品。
当然ながらこんな弁護士には会ったことはないが、
ここまでズバッと言い切ってみたいものだ。
九頭と書いてくずと読むらしいが、
それほど頭が回るという意味なのか、それとも単にクズなのか、
描き方からすると両方そうだと言いたそうだ。