スラップスティック (3) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091874269

作品紹介・あらすじ

兄を殺していたら…ほぼほぼ実話の衝撃作!

いまだ不良がはびこる田舎町。中学生の兄・秋介(15才)は、“先輩” “立場”に関係なく売られたケンカは必ず買い、勝ち続け、弟・春人(9才)の日常
もますます緊張を増していく。そんな兄弟に忍び寄る、地元最凶の暴走族「湊」
の影、そして、静男にいちゃんとの別れの時―――!
著者が全身全霊を込めておくる、《ほぼほぼ実話》の衝撃作! クライマックス!!

【収録エピソード】第13話/気に入らない気に入らない、第14話/最強の男、第15話/キノコラーメンと教訓、第16話/続・最強の男、第17話/別離、第18話/「家族」

【編集担当からのおすすめ情報】
著者によると、『スラップスティック』は「ほぼほぼ実話」(!)だそうです。
著者は’79年生まれで、茨城県に育ち、日々不良に囲まれた育ったそうです。ゆえに、その語り口は、既存の不良漫画と一線を画しており、カッコいい不良像は描かれていません。あなたの近くにとんでもない不良がいたら…?
「自分の原風景とは違うのに、何故か共感してしまう」という人が続出、年代に関係なくオススメさせていただきたい、著者真っ向勝負の家族ドラマです!

感想・レビュー・書評

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  • 母子家庭で暴力的な兄と虐待する母親の家庭で生活する主人公の少年。
    たくましく生きてはいるけど、周りからの愛が少なくて心に傷を抱えている。
    淡々とした絵でカラリとその心情を描いている。
    あまり救いのない話ではあるが、余韻の残る作品。

  • 本巻で第一部終了、第二部は第一部から3年後の18歳と12歳になった秋介と春人の物語になるらしい。1巻のところでも書いたが、本巻で春人は東京に行ってマンガ家になりたいと思うシーンがあることから、春人が作者本人だと思われる。作者の「青野春秋」という名前も兄の「秋介」と自分の「春人」をから命名したのかな?第二部早く読みたい!!
    あと、作者の別作品の「五反田物語」と現在ビッグコミックスピリッツに連載中の作品(題名忘れました)も面白い。「俺まだ」はあまり好きじゃなかったが、スラップスティックを読んだ後の今読み返してみたら、もしかしたら見方が変わるかも。

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