天智と天武-新説・日本書紀- (9) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.45
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本棚登録 : 70
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091874474

作品紹介・あらすじ

運命の兄弟、背徳の愛そして甘味な憎悪

中大兄皇子のブレーンにして希代の梟雄・
藤原鎌足が死んだ。人々は蘇我入鹿の祟りだと噂する。
怒った中大兄は、入鹿を具現化した仏像・救世観音を
焼き討ちにしようと斑鳩寺へ!
それを阻止せんとする大海人皇子と、炎上する斑鳩寺で対峙し、
真情をぶつけ合う。
血で汚れた我が人生は、愛しい入鹿を抱けなかったせいだと
叫ぶ中大兄。それに対し大海人は全裸となり、
自分を入鹿だと思って抱け、そして愛せよと迫る……
背徳の愛、そして甘味な憎悪を身にまとう
運命の兄弟、いったいどこに行くのか!?


【編集担当からのおすすめ情報】
憎み合う兄弟でありながら、弟の大海人皇子が
全裸で兄の中大兄皇子に迫るシーンは、いわゆる腐女子の
皆様から注目され、大きな話題となっています。
さかのぼって単行本第1集から重版がかかっています。
ビッグコミックの歴史上初の”BL漫画”かとも噂された
本作、ぜひご注目下さい。

感想・レビュー・書評

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  • 鎌足の死から壬申の乱前夜まで。

    天智の死は扶桑略記ベース。
    中大兄と大海人の本音のぶつけ合いがやっぱり良い。

  • BLという想定外の世界観についていけず、8巻まで読んであとは放置していましたが、結局、11巻で完結し、9巻でクライマックスを迎えていると知り、9巻までは読んでおくことにしました。天智と天武の愛を理解することはできませんでしたが、時代解釈に新しさもあって面白いコミックでした。

  • そこはかとなくわかってはいたけども、
    直接的にそんな関係になるとは・・。

    まぁ、両想いで良かった良かった。
    愛は怖いっすね。

    天智そっくりの讃良様と大友くんとどういう流れになるのか楽しみ。
    そしてがんばれ草壁。

  • 濃いなあ。濃い愛憎劇。歪んだ愛情。めっちゃいいわあ。帯がすごい。これって少年漫画だよね(笑)

  • 恩讐を越えて、背徳の愛。。。

  • 天智と天武の関係性にクローズアップされているからなんだけど、展開はやっ!
    もうちょっとじっくり見たかった気もする。
    日本書紀のそっちの記事から取りましたか。やっぱり。
    大友や讃良との関係にも注目。どう幕を下ろすのか、次巻が楽しみ。

  • うおおおお!?
    予想のはるか上を行く展開じゃった…
    濃密すぎる愛憎劇。
    …かなり好きです…
    国や世界を巻き込んでの兄弟げんかとか大好き。

  • BLっぽさが難だったけど(苦笑)
    歴史上のなぞ、知ってる範囲内ではなかなか筋の通った解釈なさって…
    壬辰の乱!ん~ちょっと違うなぁ~~
    まぁ歴史ミステリーどれもこれもどれが本当っては解らないけど。

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