忘却のサチコ (5) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.55
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本棚登録 : 224
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091874696

作品紹介・あらすじ

累計30万部突破!最強飯テロコメディー!

地元新聞社の主催する対談に出席するため
福岡へ向かう作家に同行したサチコ。

だがサチコが目を離したすきに、ふらっと作家がいなくなってしまい…?

グルメの都・福岡編ほか、龍馬のふるさと・高知を巡る旅、
はたまたキャンプ編など盛りだくさん!

ただ”忘れる”ために食べる、美食×旅コメディー!!

【編集担当からのおすすめ情報】
各紙・誌・WEBで大絶賛!
29歳、食にまったく関心のなかったデキる女・サチコが
結婚式当日に婚約者に失踪された心の傷を忘れるために、
美食を求めて東奔西走!!

第5集は、グルメの都・福岡や龍馬のふるさと・高知、
果てはキャンプまで盛りだくさん!
最強「飯テロ」コメディー、待望の5集、是非ご一読を。

感想・レビュー・書評

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  • グルメなサチコさんシリーズ、第5弾。
    今回は、福岡県や高知県など...

    チキンと野菜のカリー、イカの活き造り、ニジマスの燻製茶漬け、鰹のわら焼き、鍋焼きラーメン、ツガニうどんなどなど
    見ているだけで、美味しそうです。

    常識のない新人くんや、突然行方不明になる作家さんなど、サチコさんの苦労は絶えないですね。

  • 築地のチャーシューエッグ定食食べたい…

  • おっと…今回はなんと俊吾さん率ゼロ!?(@@;
    忘れるのは主にイライラで、時にお仕事の方を忘れてる…。
    それはそれで、大丈夫かサチコさん!(^^;
    でも、福岡に高知に築地に…あちこちの食事はほんとに美味しそう。
    ああ、旅行行きたいなぁ(´ω`)。

  • 姫村先生と同行の福岡と、美酒乱先生と高知行きが第5集に収録され、サチコのリアクションにくすくす笑いながら読み進める。新人・小林のフォローをする時のサチコは非常に常識的なのだが……その小林がディープな店を知っているという設定が面白い。仁淀川でのツガニうどん、ロケーションも含めて堪能したい!

  • TSUTAYAレンタル

  • あきてきたー

  • TSUTAYAでレンタル。魅力的な高知県。行ってみたいな♪旅行気分も存分に味わえて楽しい♪ゆとりの小林くんも少しずつ成長してくかな?と期待してます。六巻目の発売楽しみー。

  • 人それぞれ感じ方は異なるだろうが、私はこの(5)の表紙が、今まで一番、涎が出そうになった、それこそ、サチコに劣らぬほど
    手をかけ、技術の粋を注げば、当然、美味しい物を作る事が出来る。料理人の惜しまぬ努力、そこは否定する気は微塵も無い。だが、ニジマスの塩を振って炭火で焼く、この簡素な調理法で作られた塩焼きの味の破壊力、それが尋常でないのは確かなのだ
    時に、素材の良さが人の努力を上回ってしまう時もある、それがあるから料理は楽しいし、食べる事には幸せが満ちている
    では、改めて、内容・本編の感想を
    良くも悪くも、今まで通りってのが素直な印象
    強引な変化を付けて、読み手の興味を削がない阿部先生、さすが
    それでいて、新人・小林がレギュラーに加わった事で、話に深みと広がり、どちらも生じている
    姫村先生や美酒乱先生など、書き手サイドに個性豊かなキャラが揃ってるだけあって、小林の新人ゆえの無礼っぷりは、決して劣っていない
    そんな小林の世間知らずっぷりに振り回されているサチコもサチコで、案外、性格に難があるよな、と感じたのは私だけじゃないだろう
    赤の他人だからこその、勝手な推測だが、サチコも何気に人の話は聞かないわ、無自覚で人の神経を逆撫でするわ、勢いに任せて突っ走るわ、で恋愛に今イチ向いてないヒロインだ、そう感じさせるだけの要素が揃ってしまっているような気がする。ガードが固いとかなら、まだ攻略のし甲斐も、男としちゃあるだろうけど、こうも、無意識に自分の食欲や仕事を優先されちゃ、どっから崩して良きゃいいのか、経験値の低い男にゃお手上げである
    まぁ、そんな彼女だからこそ、食いっぷりには惚れ惚れとしてしまう訳だが
    今巻でも、サチコは各地へ出張しており、その地の美味しい物を心行くまで堪能している『おしゃべりは朝ごはんのあとで。』のように、旅飯に当てはまる作品でないにしろ、取材をきっちりと阿部先生や編集者さんがしているので、クオリティは決して低くない
    福岡編と高知編、どちらも「行きたい」と「食べたい」を刺激してくれるが、私の好みで選ぶのなら、高知編だな。鰹の塩たたき、これもまた、シンプルな旨味で食い手をKOする類の美味だろう
    まぁ、この(5)で最も何が食べたくなったかと言えば、やはり、梶特製ニジマスの燻製茶漬けな訳だが。これは、危険と評しても良いくらいの美味しさに違いない。梶さんはイイ人で、サチコ自身もちょっと意識している節があるにしろ、職場に、性格にこそ難があるにしろ、指導次第じゃ矯正できるレベルだし、何よりも美形の小林がいるとなっちゃ、あまり、悠長なアプローチはしてられんだろうな。今後、どんな関係になり、発展するのか、楽しみだ
    この台詞を引用に選んだのは、これまた、今ちょうど、仕事で悩んでいる私のハートにガツンとぶつかってきてくれたので。ここで書くようなコトではないかも知れないけれど、正直、対人関係のゴタゴタで、今の仕事に私は向いていないんじゃ、と憂鬱になっていた。しかし、サチコの言葉でハッとした。私はまだ、本気で仕事にも同僚にも向き合っていないんじゃ、と思えた。こういう意識の改革を促してくれるから、イイ漫画の名言に出逢えると嬉しい

  • 『忘却のサチコ』全5集(連載中)すべて読破!

  •  福岡編、高知編などを収録した5巻である。物語的には、以前デートをした梶君との同窓会だとか、後輩の小さな成長だとか、微妙に進展してはいる。
     ただ、少し地元物へ割く話数が足りていないのではないか、とその地で食べたもののラフスケッチを見て思わなくもない。物語と食事をなんとかコンパクトに収めようとし過ぎている感は否めないだろう。
     また、福岡編の展開は賛否がありそうだ。彼女の性格を思うと、いくら対談が終わっているにしてもアフターフォローを捨ててまでイカを食べに行くという展開はやや苦しい。

     とはいえ、今回も安定して面白かったため、星四つと評価している。
     ただ、無神経な後輩に翻弄されるサチコさん、という展開はこの物語の読者が求めている方向性だろうか、という疑問も差し挟んでおきたい。ストレス解消でドカ食いするのは、物語の主旨からするとズレてはいる。

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著者プロフィール

1972年2月6日生まれ。静岡県出身。漫画家。
代表作として、『忘却のサチコ』など。

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