重版出来! (7) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.05
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本棚登録 : 714
感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091874993

作品紹介・あらすじ

TVドラマ4月スタート!骨太群像劇第7弾

祝!テレビドラマ化!(TBSにて4月スタートの火曜ドラマ) 黒木 華、オダギリジョー、坂口健太郎ら、豪華出演陣が集結する“お仕事”骨太群像劇の最新刊!
さて、この第7集では、バイク便のお仕事、漫画賞コンプレックス、人気作家復活を支えた名物編集者...今集も出版業界にまつわるトピックがてんこ盛り!
そして、才能を開花させつつある新人漫画家、中田伯の身の回りにも変化が...!?
ビッグコミックオリジナル阪神タイガース創設80周年記念増刊号に掲載された、「ビジター編 トラトラトラの巻!」も収録!!

【編集担当からのおすすめ情報】
みなさん、ご存知かもしれませんが、TV連続ドラマが4月よりTBS系・毎週火曜よる10時でスタートします!
気になるキャストは、主人公の黒沢 心役に、連続ドラマ初主演となる黒木 華。「週刊バイブス」編集部の頼れる先輩、五百旗頭敬をオダギリジョーが演じる他、コミック営業担当の小泉 純に"塩顔男子"で注目された坂口健太郎、「週刊バイブス」の和田編集長に松重 豊他、安田 顕、荒川良々など、豪華キャストが集結しております!!
もう楽しみで楽しみで待ち遠しいです!
漫画のほうも、ここにきていよいよ深くなってきました!心と伯…担当と作家の二人三脚は、最高の結果を得られるのか…前途は多難、でも…ぜひぜひご一読ください!
元気と癒やしをどうぞ!!

感想・レビュー・書評

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  • 7巻まで読了。お仕事舞台裏を知る事ができるのは楽しい。仕事熱が伝わってきて素敵だなー。
    グラビアの写真加工の回が印象的だった。

  • 仕事とは単なるお金稼ぎではなく、共に成長していくことなんだなあと思った。
    次巻へのヒキがテーマでしたが、この巻もヒキが強い!!

  • 漫画家になりたい、良い作品を世に広めていきたい(売りたい)。夢を追い続けるのではなくて、漫画を作るという仕事への想いが伝わってきます。
    漫画家として成長するには、漫画家として成功するためにはと必死の中、才能への嫉妬や挫折、苦悶などもリアルに絵が蹴れていて、息苦しさもある。それだけ、実現させるために、そして継続していくための努力が必要なのだと思わされます。
    東江さん、中田君がどのように変わっていくのか、続きが気になります。

    まっすぐに、そして臨機応変に動き、成長していく心の姿がとても印象的です。面白くて、そして自分も仕事を頑張ろう、成長したいと思わせてくれます。(7巻までのまとめて)

  • イージーじゃないライダー、イイ。

    伯くん伯くん伯くん!


    ドラマ最初はイメージ違う気がしたけど、見てるうちに華さんが小熊に見えてきてしまった不思議。

  • いやあ今回はいい! 6巻はちょっと話が拡散した印象で残念だったんだけど、おお、戻ってきたよ、という感じ。大好きな心の柔道シーンもあって、こうでなくっちゃあ。小熊みたいな体に、無限の体力とまっすぐな志。この心の個性がやっぱり最大の魅力なんだと思う。

    お馴染みになってきた周辺キャラもいい感じだ。アシスタントの栗山君、編集の小泉君、高畑一寸、書店員の河さん、みなそれぞれこのマンガの中の時間を「生きている」ということが伝わってくる。中田画伯がどうなっていくのかという「ヒキ」もうまい。

    他にもどうなっているのか気になる人たちがある。東江さんはいつまた描き出すんだろうとか、牛露田先生も復活するんだよね?アユちゃんは元気か?とか、安井の家庭の事情は明かされるのか、とか。まだまだ続きそうで楽しみだ。

    ドラマは見ていないのだけど、紹介記事を見て一番唸ったのは、五百旗頭役のオダギリジョー。もうそのまんま。三蔵山先生の小日向文世もなかなかだと思いました。

  • 早くも7巻かー。特に新鮮なエピソードはなかったけど、賞レース、アシスタント、魅力的なキャラの作り方など、今回もなるほどと思うことが色々でした。
    これまでアシスタントだった伯君が、今度は「先生」として、アシスタントを使う側になる。三蔵山先生のもとで、人として少しでも成長してきたか?と思ったけど、やはり人を使うのは難しいよね。アシさんに逃げられ続きの伯君の前に現れる、アシ時代の先輩、栗山。一見お調子者っぽいけど、彼の距離感の縮め方がすごく好きだなー。伯君と栗山の関係が微笑ましいです。
    コミック1巻の発売を前にして、漫画家として、伯君が更に一皮剥けるかというときに、まさかの展開…。ストーリーでも、伯君の連載1巻ラストの「ヒキ」をどうするかが語られてただけに、本編でのこのヒキの強さ…やってくれるよなぁ!実践してくれたわけですか!続きが気になって仕方がないよ!!
    ところで私も、近年のコミックスの「ヒキ重視」は気になるところだった。和田編集長が、「昔はな~週刊連載は3巻から面白くなるってのが、当たり前のエンジンのかけかただったんだが。」と話していたけど…確かにそうだったかも。海外ドラマの影響という分析には、納得。勿論、強烈なヒキを悪いとは思わないが、それが時代なんだなぁと。
    今回は「ヒキ」以外にも、PCやスマホの普及により、漫画家と編集者、読者と作品(及び書店)との関係性も大きく変わったのだなぁと思わずにはいられなかった。それもまた時代か…。こう言うと古い人間のようですが(^_^;)時代の流れを的確に捉えながらも、熱さを感じさせるこの作品が本当に大好きです。ドラマ放送目前で、オンエアが本当に楽しみでしょうがない。

    • たまもひさん
      こんにちは。たなぞうでお見かけしていた方は皆フォローしていたはずなのに、なんで今まで気づかなかったのか?謎です。ともあれ、これからもちょくち...
      こんにちは。たなぞうでお見かけしていた方は皆フォローしていたはずなのに、なんで今まで気づかなかったのか?謎です。ともあれ、これからもちょくちょくお邪魔させてください。よろしくお願いします。

      このマンガ、楽しみに読んでいます。独特のイキオイがあっていいなあと思います。マンガについて、そうなのかあと感心することも多々あって。「ヒキ」と海外ドラマの関係とか、わたしもなるほど!と思いました。
      2016/04/15
    • メイプルマフィンさん
      たまもひさん:フォロー&コメントありがとうございます!こちらこそ、どうぞよろしくお願いしますね(^.^)
      この作品ほんっと大好きで、キャラ...
      たまもひさん:フォロー&コメントありがとうございます!こちらこそ、どうぞよろしくお願いしますね(^.^)
      この作品ほんっと大好きで、キャラも皆魅力的ですよねー。牛露田先生やアユちゃん、是非また登場してもらいたいです。
      ドラマはまだ録画を見てないですが、キャスティングが素晴らしすぎて見る前から悶絶!
      ハードル上げすぎてますが(笑)期待を裏切らない出来と確信してます。ワクワク♪
      2016/04/16
  • 14時に引き取って30分かけて届けた千代田区で次も14時引き取り?
    次会った時には皆が葵ちゃんのこと知ってるの、鈴木さんからしたらエグそうw
    ヒキって海外ドラマから来てたの?
    五百旗頭さんをオダジョーさんってドラマのセンス好きだなと漫画の五百旗頭さんを見て改めて思う

  • 巻末にドラマ化した時のキャストが載っていた。
    黒沢役が黒木華だったのは知っていたが、線が細いイメージだったのでどうなんだろう、でも素晴らしく演技がうまい人だからきっと適任だったのだろうと思う。
    五百旗頭役のオダギリジョーもぜひ見てみたいし、高橋一寸役の滝藤さんもさぞよかったことだろうと思う。
    この本では紹介されていなかったが、中田役が永山瑛斗だったとのことでまんまビジュアルが想像できてすごいと思った。
    コミックを読めば読むほどキャラクターたちが身近に思えて勝手に脳内映像化しながら読んでいるので、愛着がある。
    続巻も楽しみだ。

  • 高畠さん、やっぱキャラいいわぁ〜。
    こういう人の頭の中から
    おもしろいアイデアが出てくるんだね。

    毎回、主流の漫画家さんの他に
    周辺で漫画作りに関わっている人の
    日常が垣間みれるのも嬉しい。
    この巻ではバイク便。
    原稿が届かなければ前に進まないのだ!

    中田画伯の単行本がいよいよ発売…
    というタイミングで
    何やら不穏な展開になってきました。
    本編で語っているとおり
    単行本の「ヒキ」としてはバッチリ。
    早く続きが読みたいわ。

    付録のタイガース漫画。
    愛ね、愛。

  • 作家さんにいい作品を作ってもらおうと心を砕く編集者さん、
    自分のがんばりに何か「裏づけ」がほしい作家さん、
    作品作りにのめり込み、現実との境目が曖昧になってしまう人…。
    作品を作る人、世に出す人々の光と闇が、今回も胸に迫ります。

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著者プロフィール

漫画家。1996年デビュー。『えへん、龍之介。』『花吐き乙女』など独特の感性が光る作品を多数発表。2016年春にドラマ化された『重版出来!』で一躍人気作家に。2016年、デビュー20周年を迎えた。

「2017年 『【特典付き】レタスバーガープリーズ.OK,OK! 完全版 【全3巻】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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