- Amazon.co.jp ・マンガ (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091875518
感想・レビュー・書評
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頭の固い田舎者が料理に魅せられ成長する物語。
『岳』の作者である石塚真一の作風が好きでないのなら、同じくこの作品も好きに離れないかもしれない。報われる努力、報われない努力、幸運、不運、理不尽、様々なものが混在する人生だから面白い、そう思える人には最適な努力の原動になりうる作品だろう詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドラマよりやっぱり漫画 3
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『恋とイタリアン』
ある漫画を読んでいて、「ディナーのような恋」というフレーズが浮かびました。突然ですが。
抗えないほどの美味あふれる料理を2人で夢中で食べて、
ふと気付くとテーブルには空になった皿。
口には素晴らしかった料理の余韻がたなびき、とても満ち足りた気分。
満ち足りた気分と、空になった皿。
この2つは分つことの出来ない組み合わせなのですね。
空になった皿が下げられ、新しい料理が並ぶことで、また至福のディナーは続いていく。
でも、次の素晴らしい皿がテーブルに置かれなくなったときに、
恋というものは終わるのだろうなと思ったのです。
恋の基本である「会いたい、触れたい、キスしたい」は
2人で供するディナーに似ているな、とその漫画を読んで思いました。
まあ、その漫画とは『バンビーノ!』なので、恋とは全く関係ないのですが...。
ドラマになってしまったので、軽く見られがちですが、熱血青春料理漫画としては最高ですよ!
美味しいイタリアンがとっても食べたくなります。 -
ドラマ化されてたのは結構どうでも良くてスルーしてたけど、網棚で拾った今週のスピリッツで1話読んでみて興味を持ったから一気読み。つっても年上の女と不倫って燃えるぜ、って思ったからなんだけど。<br>
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主人公が天狗の鼻へし折られたりってスゲエありがちな展開だけど、細かいところまで良く取材できてるしポイントポイントで引き込まれる描写があって結構面白いね。 -
とにかく熱い料理マンガ。<br>「厨房は戦場」を上手く表している躍動感溢れる絵が好き。<br>絵だけでも引っ張る力があると思う。
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バッカナーレに行きたいです。
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200603 今までスピリッツ立ち読みしていたので、初めて単行本を買った。
イタリアンレストランのキッチンのスピード感が出ていて、面白い。イタリア語で言われるメニューがすぐ分かるように、メモするなどの、新米が努力する描写もリアリティあり -
この作品は、学生が社会に出た時に経験する価値観の変化を切り取っている。今までの価値観が通用しない社会に打ちのめされ、そこから一人前になっていくという話だ。料理漫画ではなく、料理店を舞台にした成長記といったほうが正しいかもしれない。料理の持つ魅力も描かれていはいるが、それがメインではない
絵柄に勢いがあり熱く、緊張感の溢れるテンションで物語は進む。少々やりすぎの感もあるが、序盤なのでこれくらい強めにしておいたほうが良いのかもしれない。この緊張感が途切れないことを期待