- Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091875716
感想・レビュー・書評
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登山は出来ないけれど、山に行きたくなる~
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真面目に生きます
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映画化されて初めて知ったマンガ。
CMでは山の厳しさが怖くて見る気になれなかったけど,
いざ読んでみたら温かい気持ちになるお話ばっかり!
1話1話完結しているけど,つながりもあって,
素敵なお話です。
映画もDVD化されたら見てみよう♪ -
主人公の山に対する愛情が伝わってくる作品でした。山の美しさだけでなく、山の厳しさも教えてくれます。
すすめられて読んだのですが、面白くてあっというまに読んでしまいました。
そして、2巻では思わず泣いてしまいました。
http://www.shogakukan.co.jp/comics/detail/_isbn_4091807305 -
全巻既読です。
ブルージャイアントを読みたいのですが
こちらの方から手始めに
とても良かったです。
三歩さんの精神性、行動力を見習いたいです。
また著者はかなりの登山家です。
凄いですよ。
ご一読ください。 -
映画『エベレスト』を見て衝撃うけて。山に登るのは人それぞれの理由があるがしっかりしないと身の危険もあるのに助けに来るひともいる。肝に銘じよう。その上で登山を!山を楽しもう。
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早く低山ハイクに行きたい。
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一話読む毎に清々しい気持ちになれる。
まるで自分が山にいるかのような錯覚を与えられる。
それは作者の描画が体験に基づいたリアルなものだからであろう。良くも悪くも山に興味を向けさせられ、登山をしてみたくなる。
本作品が最近の山ブームの一端を担っているのは間違いない。ただブームではなく守るべきマナーやルールもしっかり描かれているため、その点もとてもよいと思う。
子供たちにぜひオススメしたい一冊。
とりあえず登山する人は必読。
(2018/02/18追記)
あらためて最終巻まで読みました。最後は没入し過ぎて読んでるこちらも酸素が欲しくなりました笑。最終話の内容は賛否両論あるようですが、無難なハッピーエンドではなく記憶に残る点で私は良かったのかなと思いました。
登山する人以外は知り得ない内容を、一般に知らしめた点でやはり素晴らしい作品だと思います。 -
なんてことだ。グイグイ読んでしまう。3巻までの間に何度か涙した。
ザ・漫画,だと思う。漫画って素晴らしいと思った。映画では予算足りなすぎて,そして危険すぎてこんなに本数とれない。小説ではあるコマを描写するにしても言葉が多くなりすぎてしまうだろう。
そして,扱っているテーマも,これこそが今もっとも人間にとってどまんなかなんじゃないかと思わされてしまう。このテーマこそがどまんなかなんだと思わせる力を持つ作品はなんでも強い。
人は生への危機を失うとモチベーションが低下するってことがあると思う。だから現代の,生がある程度保証されている我々はスカイダイビングをしたり映画を見て泣いたり怖がったりするわけだ。
映画小説漫画で扱われるテーマの中に生死のやりとり,っていうものがあるわけだけど,多くは戦闘ものですよね。ドラゴンボールだったりヤクザだったりから始まって,そういうプロセスっぽい派手な立ち回りモノの次は少しリアルな実際の世界で起こっていたことがらがテーマになりシグルイとかバガボンドがうけたわけだけど。そうはいっても,侍の命のやりとりってやはりどうしても想像するしかなくてっていうか,今現在,地球上ではこんなこと行われてないしファンタジーも混じってるしなあっていう見方になっちゃうよね。
でもこの岳,とかになると,いま現在,地球上で怒ってることだよね。そこにビビッとくるし,いまのどまんなか漫画って思わされるわけ。主人公の散歩はスーパーマンなんだけど空は飛ばないし元気玉も出さない。こういう超人が日本にはいなくても地球上のどこかにはいそうだ。
僕はキリンとかシグルイとかにはまった感じで男の命のやりとりっていうのにビリビリきちゃうわけだけど,まあシグルイはファンタジーとして見るよね。真剣で斬り合いたいなんて思わない。でもキリンはバイク乗ってた時はリアルなこととして手触りを感じられた。スピードってやつだよね。速度,これに見出されてしまった。でも危険だから降りましたよ。命大切,ってなった。
そんで,岳はさ,というか山登りは危険だからしないよって思ってたわけだけどさ。岳の中でね,トップからの景色がすごいよって何度も言われちゃうとさ,考え方揺らいじゃいますよね。
そういうわけで,これは危険な漫画。山のぼりたくなっちゃう。山でコーヒーいれたくなっちゃう危険な漫画。 -
独身の頃、山登りの仲間の女子が「岳」を全巻持ってるって男子に知れたら、嫁の行き所がない!って騒いでた。(無事に嫁に行けて良かった(笑))
男くさいし、ゴツイし、死も描かれてるから。でも同時に山の素晴らしさも描かれてる名作。
人って思ったより簡単に死ぬし、びっくりする位ひどい状況になっても簡単には死なない。
三歩さんの「生きてた君に感動した!」(だったかな)って私も同じ気持ちで読んでる。