響~小説家になる方法~ (4) (BIG COMIC SUPERIOR)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091876461

作品紹介・あらすじ

芥川賞候補決定!響とリカは!?

ついに小説家デビューした、リカと響。
リカの単行本は、デビュー作にして空前の大ヒットを記録する。
一方、響の小説への反響はまだ小さい。
芥川賞を狙う、と響に打ち明けるリカ。
しかし響は、そのリカの小説を「つまらない」と感じてしまう。
リカを親友だと思えばこそ、自分の感想はそのまま伝えたい。
そんな中、芥川賞の候補作が発表される。
それは誰もが予想できないものとなる。
文学がつないだ二人の友情に、
文学が亀裂を入れてゆく。

【編集担当からのおすすめ情報】
大重版御礼!
本能だけ動く文学少女が痛快な超話題作です。
「このマンガがすごい!2016」オトコ編第12位にもランクインされました。

感想・レビュー・書評

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  • 新人賞のドタバタが終わったと思ったら、今度は芥川賞と直木賞か(゚A゚;)響ちゃんの回りの人達は大変だなぁ(-_-;)リョータは置いといて(^^;)

  • 面白い。
    今度は芥川賞や直木賞が射程に入ってくるということで、響のステージがガンガン上がっていく。
    このスピード感だと、響がもう何作か小説を出すところまでやる感じなのかな。
    リカいじめも絶好調な巻でした。ひん。

    ◆新人賞受賞式
    「とりあえず、ひと安心…」と安堵する花井に、「バーーカ」と言う鬼島。
    鬼島の方が響のことをわかっていて、笑えます。
    花井が現実見えてなさすぎなだけでもありますが、このおっさん、なんか愛しく見えてくるなぁw

    ◆文化祭
    看板持ちをする響。
    思わず「そいつに武器を持たせるな!」と思いながら読んでいましたw
    何も問題起きなかったわ、すまん。

    ◆リカ
    ど壺にはまったというか、完全にまずいルートに入った感のあるリカ。
    リカ自身がそのルートを邁進している感じもありますが、リカが好きなので、「ここまでいじめなくても……」という気持ちになります。
    最後のコマとか、キツイなぁ。

    ◆小説家になる方法
    響は小説家デビューを果たしているので、「じゃあこのタイトルは何なんだろう?」とふと思いました。
    響の小説に感動して打ちのめされ、「小説家たろうとする気持ち」を揺らがされたり砕かれたりした人やリカを見ていると、違う見え方がしてくると言うか。
    響の生き方がある種の「小説家になる方法」で、響にはじかれていった人たちは、「小説家たれない生き方」なのかなぁ、とか。
    響は、あのままで在り続けられれば小説家たれるし、涼太郎の望むように変化していけば、小説家たれない。
    そういう話なのかなとふと思いました、。

  • 画が落ち着いてくる頃の筈がまだ安定しない不思議な作品

  • 【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】


    【目次】

  • 話題性が小説家になる方法じゃないよな。自分でマスコットとかって、何様? 次々に周りを屈服させていっているけど、この煮えきらなさはなんなんでしょう。響は煮え切ってるんでしょうけど、売られた喧嘩は殴り返すっていうのは、やっぱりどうかと思う。涼太郎は確かに気持ち悪い。そして、隆也は喧嘩慣れしているな。頭いいじゃん。

  • たしかに、これは面白い…
    直木賞、芥川賞、最年少、響
    祖父江リカ

  • 響のコスプレ姿は笑えた

  • 今回は看板を戸口に引っ掛けるところ。
    ついに芥川賞、直木賞か?

  • 涼太郎ブレないなーw
    これでこのまま自分の思い通りにならなかったらそのうち暴走しちゃうんじゃないかと心配。

    一方、デビューしたリカは、作品が多くの人の目に触れる事でいっそう響との差を思い知らされる。
    涼太郎とは別の意味で心配だけど、潰れるほど弱くないと思いたい。

    それはそうと、以前から俺の脳内で再生されてるリカの声が、誰の声なのかようやく思い至った。
    戸松遥だ。
    あと関係ないけど、今連載中の畑健二郎の漫画「トニカクカワイイ」のヒロイン、司の声も戸松遥で再生されてる。

  •  主人公が一緒に受賞した男性作家を、受賞式の壇上で椅子で襲ってその後作品をクソミソに言うところが面白かった。登場人物がみんな我がつよい。主人公の作品が感想だけでしか描かれていないのが惜しい。もちろん無理なんだろうけど、それがどんな内容なのかとても気になる。

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