天智と天武-新説・日本書紀- (11) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091877642

作品紹介・あらすじ

運命の兄弟喧嘩、驚天動地のラスト!!

古代最大の内乱”壬申の乱”は、
大海人皇子(天武天皇)の勝利に終わった。
しかし藤原鎌足の末裔が、天武帝崩御後、
力を伸ばす。
藤原四兄弟は妹・光明子を皇后の座に着け、
天下を牛耳ったも同然だったが、突然、
四人とも病死する。
これは蘇我入鹿の祟りだ!!
恐れおののく光明皇后にこう宣言したのが
怪僧・行信だった。
行信は入鹿の祟りを封じ込めるべく、様々な
手を打っていく。”聖徳太子”という名を贈り、
生前の名誉を回復させるが、祟りは治まらない。
とうとう命を懸けて、行信は最後の手段を!?
運命の兄弟喧嘩、驚天動地のラスト!!

感想・レビュー・書評

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  • 天武は入鹿の息子
    鎌足は百済の皇子
    太子は入鹿の虚像
    という新説

    オモロ

  • 行信による入鹿怨霊鎮魂、封印から第一回につながるところまで。
    最終回が良い。
    中大兄と大海人を描いているところは好き。


    話全体のベースは、梅原猛、井沢元彦の流れの怨霊とその鎮魂、徳の諡。
    勝者の歴史で敗者を鎮魂する。
    法隆寺や聖徳太子の不思議な部分をうまく絡めて、扶桑略記などの話も盛り込んだ形。
    でもやっぱり、中大兄と大海人の愛憎部分がいちばん面白かった。

  • 兄弟もツボなんですが…なんていうか…姉妹もかわいい。旦那一緒ってのもいいしそれで互いに嫉妬してるんじゃなくて一緒に寝てるんだぜこの姉妹ちょうかわ…。

  • ついに完結。こう終わるのかあ。めっちゃよかった。帯がまた、いい。殺しあっても永遠の愛。くぅ〜、いいわあ。

  • ついに完結。ラスト2巻当時発刊。

    表紙が素晴らしいよね!!!
    最終話は卑怯。
    国を巻き込んだ兄弟の愛憎劇。至高。

    異端といわれてる説(だったはず?)を基に描かれてる。
    そうくるか~って感じだし、歴史の裏側はこんなかんじだったかもって妄想するのは楽しい。

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