猫のお寺の知恩さん (1) (ビッグコミックス)

  • 小学館
3.80
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本棚登録 : 445
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091877703

作品紹介・あらすじ

年上おねーさんと高1男子のふたり暮らし♪

『富士山さんは思春期』のオジロマコトが描く、3つ年上のお姉さん。
無防備すぎる知恩さんのおかげでドキドキの新生活!?

のどかな田舎の高校に進学した源(げん)。下宿先の、親戚のお寺で同居することになった3つ年上の知恩(ちおん)ねーちゃんは、しっかり者に見えてなんだかとっても無防備で……? ダサくて、3つ年上で、働き者で、あっけらかんといい感じな知恩さんとおくる、のどかでソワソワ縁側ラブコメ!




【編集担当からのおすすめ情報】
『富士山さんは思春期』でマキオとカンバの一瞬のきらめきのような思春期を描ききったオジロマコト先生が次に選んだのは“お寺”!
お調子者だけどちょっとわけあり?な高1男子と、あっけらかんとマイペースな、お寺育ちの遠い親戚の3つ年上のおねーさんが、美しく描きこまれた日本家屋で、
のんびり、ときにはドキドキ!のふたり暮らし。
同居だから描けたオジロ先生の新たな魅力をぜひお楽しみください!

感想・レビュー・書評

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  • 今年一番気に入ったマンガ!
    田舎でのゆっくりした時の流れに甘酸っぱさが加わって、読んでいて心地よい。

  • 猫マンガじゃなくて、猫がいるマンガ。一つのジャンルだと思うのだけど、それを確立した一冊だと思う。

  • 面白い。

    すごく丁寧にしかしゆったりと田舎の日常が描かれています。
    描画の素晴らしさとその雰囲気は「よつばと!」を連想させますが個人的にはこちらの方が好みです。
    (スピリッツでこれが連載されていたのは知ってましたがこれほど面白いとは....)

    近所の女子高生もいい味出してますし、知恩さんの過去や今に至った経緯もこれから描かれていくと思いますので今後が楽しみでしかたないですw

    ....また購入する漫画が増えてしまった....

    嬉しい。

  • 県外の高校へ進学を決めた源。彼は遠い親戚のお寺に下宿することになり、そこで幼い頃を一緒に過ごした知恩と再会する。気になる年上お姉さんと、たくさんの猫たちに囲まれた古いお寺での田舎暮らしが始まる。

    高校が始まる前の生活が描かれる1巻。田舎での生活感やお寺の空気が伝わってくる描写がいいよね。猫や犬の表情や動きがなんとも可愛い。犬のテンの顔が絶品。こんな顔してる!ってなる。こんなお寺で暮らせたら心が洗われそう。でも、夜中のトイレは怖い(笑) 洋式なのは救いか。

    そして、ヒロインの知恩さんが自然体で素敵。こんなお姉さんが欲しい。お寺の将来を考えるしっかりものでありつつ、いたずら心も忘れないお茶目さ。一緒に縁側でお月見するシーンが沁みる。「あったら便利はなくても平気。」という言葉も好き。それにしても、あの描写は作者の並々ならぬこだわりを感じる(笑)

  • なんといっても、男の子の「お姉さん幻想」をうまく描いてくれそうで期待できる。日々の生活の細々したものをきちんと描いてて、コマの隅まで楽しめるのもいい。

    初期作品をちょっと見たときは人物のアクが強く線も整理されてない印象だったけど、ここではかなり描き慣れていて、線の感じもかなりいい(ときどきくどくなるけど)。

    作者が女性ということで、男性とは違った視点みたいなのが出てくるといい。日常系、お姉さん幻想となるとやはり『ヨコハマ買い出し紀行』が思い出されるが、SF的なベースがないのであそこまでの傑作に昇華していくかどうか、なにはともあれ続きが楽しみなマンガを見つけられて嬉しい。

  • 【ずっと甘酸っぱい】
    オジロマコトさんの絵は可愛い。そして綺麗
    ストーリーとしてはなんて事ない年下の男の子 "源くん"と年上のお姉さん "知恩さん"の甘酸っぱい生活が描かれていくだけなんだが、二人の関係性、源くんの学校での生活や仲間、昼間ちゃんの存在、担任の先生の存在、そして猫。
    いろいろな要素によって恋愛と青春を楽しむ、楽しめる作品です。ストーリーとしては日常系なので難しいところは無く、どんどん読み進めてしまう。こんな学生生活が良かったな

  • 基本的には「富士山さん」の延長なんだけれど、二人の年齢を引き上げて15と19という絶妙な差をつけたこと、そして近所の同い年の女の子(あまり絡まないかもしれないけど……)を登場させていることがすごく効いている。フェテュッシュな描写も年齢を上げたことで違和感が薄らいでいる。特に会話の感じが絶妙。「富士山」読者には、変化球でサプライズをみせる第1話の作り方のうまさも響いた。いいねー!

  • 書店試し読みの第1話ラスト付近の見開きでの知恩さんの笑顔にやられて購入。丁寧な筆が好ましい。どちらかというとエンターブレインから出そうな内容でIKKIかと思いきやいやもうIKKIはないのだった。
    飾らぬ天然グラマラスお姉さんにクラクラするのは僕だけではあるまい。姉のようで姉でなく、従兄弟であっても血は繋がっていないというあざとい設定もまたモヤモヤ度を増してくれる。
    次巻11月刊行。正座して待つ。

  • 年齢差や性別の違いを考えない幼い時に
    対等に遊んでいた人とある程度大人になってから会う時の
    気恥ずかしさとか懐かしさとか
    そういった微妙な気持ちを思い出す。
    大事件は起きない、比較的淡々と描写されていく日常が
    微笑ましい。
    オジロ先生の持ち味全開だと思う。

  • 初版 帯

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