辺獄のシュヴェスタ (4) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.24
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本棚登録 : 132
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091877765

作品紹介・あらすじ

エラの選択、仲間と共に居るということ。

希望は、どんなに遠くを見渡しても見つからない。
なぜならそれはいつも、手の中から生まれるものだから。

エラの復讐の標的、クラウストルム修道会総長・エーデルガルト。
加速する総長の野心はついにバチカンにまで手を伸ばした。
この修道院の中で幻覚を見せるクスリ漬けの食事を摂らずに
冬を越そうとするエラと同志たちは、
修道会への反逆を隠し生き延びるための策を練るが…!?

【編集担当からのおすすめ情報】
エーデルガルト総長が起こす「奇跡」は熱狂を呼び、
更に高い壁としてエラの前に立ちはだかる。
孤軍奮闘していたエラに仲間ができ、共に運命を託し合う姿に
しびれます!

感想・レビュー・書評

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  • 今巻は希望と絶望の振れ幅が大きい。
    とりためた食糧、隠れ家がなくなって今後どうなっていくのだろう。
    絶望の中にもエラの中には前を向くだけの力があって本当にすごい。
    名言がたくさん出たような気がする。
    ヒルデが仲間でいるために、必死になってなにかができたときにとても嬉しくなる。
    新たに登場したクリームの存在も気になる。

  • 不穏…だけど前を向いている。エラは強いなあ。

  • 希望は、どんなに遠くを見渡しても見つからない。
    なぜならそれはいつも、手の中から生まれるものだから。
    エラの復讐の標的、クラウストルム修道会総長・エーデルガルト。
    加速する総長の野心はついにバチカンにまで手を伸ばした。
    この修道院の中で幻覚を見せるクスリ漬けの食事を摂らずに冬を越そうとするエラと同志たちは、修道会への反逆を隠し生き延びるための策を練るが…!?

    いよいよ越冬が迫って、五人全員の食料は無理だという話に。確かに経験者であるコルドゥラの言い分はもっともだし、分かるんだけどきっつい展開だな。キツい展開しかないけど。
    エラが皆とは別の方法をとるべく離脱してしまってどうなるかと思ったけど、皆で色々な知恵を出しあって何とか条件をクリアできたときは感無量だった。でも蛍のシーンとか、皆でご飯とか、微笑ましいシーンがあればあるほど不安にさせられるのがこの漫画なんだよね。
    予想に違わないどん底へと叩き落とすんだから…。もう本当に何なの、嫌がらせなの。努力を嘲笑う展開にこっちも心が折れそうだよ。
    あと新キャラ、クリームがいちいち苛つく。

  • 友人より借り。いつもより拷問、虐殺シーンが少なくてほっとした。

  • 粛々と進められる夜の森の生活。備蓄される食料。しかし一人分足りぬとわかり、一人、別行動に出るエラ。そして突然の豪雨により半年かけた全てが水の泡に。それでも前を向く、エラの強靭さ。対するエーデルガルトは、バチカンの図書室の鍵を手に入れ、行政記録から敵対するものの不正をあぶり出して行き、勢力の拡大を図るのであった。/人には人は変えられない 信賞必罰の神という概念だけが 人を変える(エーデルガルト)/希望はどんなに遠くを見渡しても見つからないこと。 なぜなら、それはいつも、手の中から生まれるものだということを。/この世にあらゆる物理にも逆らい得るものがあるとすれば、それはただひとつ、人間の意志である。

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