宗像教授異考録 (1) (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 353
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091878229

作品紹介・あらすじ

▼第1話/巫女(ふじょ)の血脈(けつみゃく)▼第2話/百足(むかで)と龍▼第3話/天平(てんぴょう)のメリー・クリスマス▼第4話/大天竺鶏足記(だいてんじくけいそくき)●主な登場人物/宗像伝奇(むなかた・ただくす。東亜文化大学で民俗学の教鞭を執るかたわら、日本各地に伝わる神話、伝説の謎や由来を解明している)●あらすじ/東北地方に古くから存在する巫女“イタコ”。縄文時代から続くとも言われるその伝承の秘密をテーマに講義を行う宗像のもとに、かつての教え子・津島が訪ねてきた。夫と死別し、用事が終われば故郷・青森へ帰るという津島と当地での再会を約束した宗像は、調査のためひとり青森の地に降り立ち、西津軽郡木造町に住む“イタコ”、赤倉ハルのもとを訪れる(第1話)。●本巻の特徴/「イタコと土偶」「百足と龍」「聖徳太子とキリスト」「仏陀の高弟と鶏」…それぞれ無関係に見える二つの事象には、奇妙な共通点があった! 伝説や神話、古来から受け継がれてきた風習をもとに、宗像教授が閉ざされし歴史の扉を開く!!●その他の登場人物/忌部神奈(女性史研究家であり、また神木鑑定家、温泉評論家でもある。宗像を目の敵にしている歴史研究家、忌部捷一郎の妹)

感想・レビュー・書評

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  • 民俗学好きとしてはとても興味深い考察でした。
    土偶とイタコ
    聖徳太子とキリスト
    龍と百足
    仏教

  • ブラフマーの下りは心に響いた。

  • コミック

  • 文庫化してから読もうと思っていたが、続きが気になって買ってしまった。

  • 全15巻。
    宗像教授と日本の歴史をたどる物語。
    教授とそのまわりの人たちとの時に物悲しい物語も描く。

    だいたい1冊で完結で読みやすい。
    歴史ものらしく?文字が多いが、堅苦しいだけじゃなく、そのまわりの人たちのストーリーもよい。

  • 第1巻は「イタコと遮光土偶」「金属を巡るムカデと龍の戦い」「聖徳太子とキリスト教」。伝奇もの好きなので楽しい。

  • マンションで読む。このシリーズの存在は知っていました。しかし、読むことはありませんでした。僕には、難しいと感じたからです。いい機会なので、読破してみようと思います。

  • なんだろうこのどっしりとした重厚感はと読み応えは

    よくこんな地味〜な内容でここまで読ませるものだと思う。それこそこの手の漫画にありがちな、単に知識をひけらかすだけのとってつけたような短編とは訳が違う。知識があってのストーリーだしストーリーが作品の知識をさらに魅力的に引き立てているのだ。

    しかし宗像教授渋いぜ。カッコよすぎるおっさんだな。強そう

  • 1巻のみ読了。宗像教授シリーズを読むのははじめて。歴史学や民族学の知識がほとんどない私でもそれなりに楽しく読めた

  • 激渋な教授による歴史ミステリー。
    地味な展開が多いが超常現象で決着を着けないところが良いです。

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著者プロフィール

1975年、「はるかなる朝」で手塚賞入選。週刊少年ジャンプで「ブルーシティー」連載デビュー。代表作は「妖女伝説」「2001夜物語」「ヤマタイカ」。スケールの大きなハードSFから古代史まで、幅広いジャンルで活躍している。1992年、星雲賞コミック部門、2008年文化庁メディア芸術祭・マンガ部門優秀賞等、受賞歴多数。

「2019年 『MILKY WAY』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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