- Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091882820
作品紹介・あらすじ
▼第1話/銭湯とチョコパフェ▼第2話/アリエヘン式ウナギ捕獲法▼第3話/うなどん▼第4話/スナック『安住の地』▼第5話/『荒野』▼第6話/『Return to nowhere』●主な登場人物/南(砂漠の中を、南から来た不感症の少女)、西(町の西の番人。岩しか食べられない)、東(町の東の番人。突然に勃起する)●あらすじ/流れ流れて、砂漠の街ニュー・トーキョーにたどり着いた南。売春をやらされていたも同然の、前にいた街での生活が次第に明らかになる。ここに来てから風呂に入っていなかった、南、アイ、マコトの3人が、男湯と女湯が中でつながっている奇妙な銭湯に出かけると、なんと浴槽では東とどこかの女性が真っ最中で…(第1話)。●本巻の特徴/南と東が突然ケッコン!? どんな新婚生活が始まるのかと思いきや…。一方、南の過去を収めたビデオを観た西は放心状態になってしまい、彼を励まそうと「うな丼パーティー」が開かれる。だが、そこで酔った東の行動がきっかけで、南や漫才コンビが次々と失踪してしまう。どこまでも不思議な砂漠の街で繰り広げられる、エロティック・ドラマの結末は?●その他の登場人物/アイ、マコト(いまどき“ヒッチハイクで日本に帰る”という企画で旅する女性漫才コンビ)、親切屋(何でも売ってくれる便利な人。仕入れ先は企業秘密)
感想・レビュー・書評
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カニバリズムのテーマまで引き込んできて。
意識の飛び方?がやはり映像的。
時間の間隔に意識的な漫画。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夢幻と感傷、現実と非現実が交差するパラレルワールド。
ラストの傘を差した南のコマが秀逸。彼らの未来は希望か絶望か。 -
全2巻。山本直樹にとって、エロって、何なのだろうなぁってずっと思いながら、読んでるんだけど、結局、わかんない。むしろその端々にある、なんてことない登場人物たちのつぶやきが本質のような気もするんだけど、いやいや、それでもエロがあってこそなんだよ、ていう気もするし。そして、やっぱり大友克洋な要素、あるよなぁ、て思う。(12/2/18)
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現実なのか夢なのか。何が本当なのかなんて全くわからない。セックスはどれだけしてもせつなくてなにもかわらない。
だからわたしは山本直樹の漫画がすき。