G戦場ヘヴンズドア 3 (IKKI COMICS)

  • 小学館
3.94
  • (330)
  • (98)
  • (366)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 1417
感想 : 141
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784091883032

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この作品を読んで、ものを作るとは、って事についてすごく考えさせられた。不安定な状態から作り出す作品の魅力ってのも確かにあるだろうけど、やっぱり心が健康でないと本当に面白いものってのは作れないんですね、大蔵先生!今まで生きてきて、数少ない泣かされた漫画のうちの一つ。これからもずっと大好き。

  • 名作

  • 全巻読了
    アツくてアツい

  • 【あらすじ】
    母の死を機に、〝戦友〟堺田町蔵と訣別した長谷川鉄男。彼がひとりで描き上げたマンガ作品は連載を獲得、瞬く間に圧倒的な人気を得る。その一方で町蔵は、自身が多くの人々に支えられていたことに気づき、あくまでも自分のペースでマンガを描き始めていた。別々の道をそれぞれのやり方で歩み始めたふたり―――彼らの行き着く先は?マンガとはなにか…その原点を見つめる全マンガ読者必読のコミック最終巻!!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    高校生2人がマンガを描くために奮闘する話…と聞くと、少年ジャンプで連載していた『バクマン。』が有名かと思います。当然、双方を比較した感想も多いですが、私はあまり両作品を比べたくはないなと思いました。『バクマン。』は、漫画家や編集の仕事そのものや人間関係、いわば外側を綿密に描いた傑作だと思いますし、この作品は、漫画家という〝創り手〟の内面を描いた傑作…つまり、土俵が違うと思ったからです。ただ、わずか3冊でこの濃密さはすごい。読み終わったとき、思わず「はぁ〜っ」とため息が出てしまいました。
    漫画も小説も芸術作品も、創り手が心から「伝えたい」という意志を持つことで、初めて作品になりうるんだなと思いました。その意思というエネルギーが正なのか負なのかは関係なく。自分の意志に集中することで、日々はもっと刺激的なものになる。だから、自分の些細な感覚にも手を抜かないで向き合って、できればそれを文章か何かの形にしていければいいなと思いました。

  • 訳知り顔をしようとしてもそれはムダで結局がんばるしかないと思い知らせてくる漫画

  • comic

  • 僕は、あまり漫画を読んで泣かない人間なんですが、このG戦場ヘヴンズドアは思わず泣いてしまいました。鉄男の屈折した父への思いと町蔵に救われて涙するシーンに涙が止まりませんでした。そして、最後、またあの名コンビが復活して良かったです。

  • ゲーム作りを生業にしている自分にとって、環境こそ違えど、このマンガの登場人物全てに感情移入し、胸を焦がされ、愛さずにはいられない。

    プロとは何か、読者(消費者)への献身、覚悟、その全てが今の自分の血肉になっている。

    "オレ達は、期待する。オレ達のこれからのすべてに、期待するよ。"

  • いい話だった。ラストもとてもいい。

  • 登場人物の、少なさとイラストがちと…

全141件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1974年10月3日、香川県生まれ。1996年、『爆弾とワタシ』が第34回ちばてつや賞佳作を受賞。同年、『ノイズ・キャンセラー』でデビュー。単行本は『プラスチック解体高校』(全2巻)、『極東学園天国』(全4巻)、『日本橋ヲヨコ短編集 バシズム』(全1巻)、『G戦場ヘヴンズドア』(全3巻)がある。現在、「イブニング」にて『少女ファイト』を連載中。

「2014年 『新装版 プラスチック解体高校(2)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

日本橋ヨヲコの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×