金魚屋古書店 (3) (IKKI COMICS)

著者 :
  • 小学館
3.52
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本棚登録 : 518
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091883155

作品紹介・あらすじ

▼第15話/楳図サロン▼第16話/メイク・アップ▼第17話/明日の場所▼第18話/金魚屋日記〈山吹の巻〉▼第19話/生きるよろこび▼第20話/ねこたま堂(前編)▼第21話/ねこたま堂(後編)▼オマケ漫画/七つの星▼巻末お役立ちコラム/金魚屋古書店雑記帳

●主な登場人物/鏑木菜月(漫画専門の古本屋「金魚屋古書店」の店長代理。祖父・清太郎に代わって店を切り盛りする)、斯波尚顕(「金魚屋古書店」の店員かつ居候。古書店内地下のだだっ広い漫画書庫に住んでいる)
●あらすじ/ある夏の日、斯波が昼寝から目覚めると、目の前に制服を着た妖艶な少女がいた。楳図かずおの漫画を崇拝しているらしい少女と、ひとしきり漫画談義に花を咲かせた斯波だったが、やがて彼女は「今度ぜひ、私の楳図サロンにいらしてね」とおもむろに斯波を誘ってきて…(第8話)。
●本巻の特徴/絵柄はあなたの「スタイル」を、セリフはあなたの「選択」を、結末はあなたの「運命」を…今あなたが必要とする漫画、ここにあります! 懐かしさをギッシリつめた第3集が登場!!

感想・レビュー・書評

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  • 一冊の漫画本がめぐり巡ってまた出会えた場面にその漫画の旅路を勝手に想像してちょっとウルッとした。

  • オススメ漫画のたくさん。

  • 楳図かずおや白土三平といった大御所登場。恋愛話も加わった。

  • 相変わらず読んだことある漫画は少ないものの、ストーリーが漫画よりも人物に重点が移った感じで、レギュラーの出番も多く、前より面白かった。セドリのトメさんの惚れ込み加減が可愛い。ねこたま堂、貸し本一冊のために世界を巡るなんてあり得ないと思いつつ、トメさんに借りた本との再会まできれいに繋がって、ちょっとじんわりしました。昔、持ってた本がやっと出てきて嬉しい。ちょっとだけだったけど、空の食欲魔神とエロイカ、懐かしい。キャッツアイも借り物だったけど読んだなあ。

  • 貸本屋回が好きです。

  • 相変わらずマンガへの愛にあふれていて、読むと気持ちが暖かくなる。最後の話はバックパッカーと共に本も旅することを思い出させてくれ、特によかった。

  • 実在の漫画を題材にした短編集漫画。第3巻。

    ◇楳図かずお『恐怖』
    ◇武内直子『美少女戦士セーラームーン』
    ◇白土三平『シートン動物記』
    ◇うえやまとち『クッキングパパ』
    ◇水野英子『ハニーハニーのすてきな冒険』

    “あるべきものを、あるべきところへ。そのための健康的なエネルギーが、「仕事」ってもの。”-本文より

    セドリ屋という職業に心の底から憧れます。

  • 自前

  • 建前としては、この本の主人公は、店長代理の鏑木菜月と、居候の斯波尚顕なのだと思う。(もしくは舞台である古書店)
    けれど、本当の主人公は、漫画だ。
    んなことは、いまさら言わなくたって誰の目にも明らかだけれど。

    漫画が登場人物たちを生き生きと廻している。
    動けないくせに。
    漫画がちょっとしたヒントを与えてくれる。
    過去に書かれたくせに。

    なんか悔しい。

  • マンガ好きには嬉しいこの本。
    金魚屋さんみたいな地下倉庫、一度見てみたい。
    2009.2購入¥350    2009.2.14読了

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著者プロフィール

漫画家。代表作に『金魚屋古書店』、『デカガール』(原作:長崎尚志)、『うさぎ探偵物語』(原作:長崎尚志)、『アブラカダブラ 猟奇犯罪特捜室』(原作:リチャード・ウー)など。『アブラカダブラ 猟奇犯罪特捜室』にて第1回さいとう・たかを賞を受賞。

「2023年 『民俗学者 赤坂弥一郎の事件簿(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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