ぼくらの (5) (IKKI COMIX)

著者 :
  • 小学館
3.68
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本棚登録 : 983
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091883230

作品紹介・あらすじ

▼第24話/門司邦彦(4)▼第25話/阿野万記(1)▼第26話/阿野万記(2)▼第27話/阿野万記(3)▼第28話/阿野万記(4)▼第29話/切江洋介(1)▼ぼくらのおまけ

●主な登場人物/【和久隆】・【加古功】・【矢村大一】・【小高勝】・吉川寛治・門司邦彦・宇白順・切江洋介・【半井摩子】・往住愛子・町洋子・【本田千鶴】・古茂田孝美・阿野万記(学習交流自然学校に参加した生徒。14人とも中1。カッコ内は既に死亡)、宇白可奈(宇白順の妹。小4。ひとりだけゲームの契約をしていない)、ココペリ(謎の宇宙人。敵ロボットとの戦闘後、死亡。その後の戦いを子供達に託す)、コエムシ(正体不明の生物。ジアースでの戦闘におけるサポート役だが、謎が多い)、ジアース(体長500メートルの巨大ロボット。これを操縦した者は戦闘後に必ず死ぬが、戦わなければ地球が滅ぶ)
●あらすじ/絶体絶命の危機にモジが思いついたのは、自分たちのいるコクピットを“ジアース”本体から切り離すという、リスクの高い危険な一手だった。モジはこの決断で、敵の頭上を狙う唯一のチャンスを手にするが……起死回生を賭けた攻撃の行方は果たして?(第24話)
●本巻の特徴/辛くも敵ロボットを倒すことに成功し、死して親友のドナーとなったモジ。そして次なる操縦者に決定したのは、弟が産まれる間近のマキだった!!
●その他の登場人物/田中美純(航空国防軍一尉。軍と子供たちのパイプ役を務める)、関政光(海上国防軍一尉。田中一尉と共にジアースのパイロットになった)

感想・レビュー・書評

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  • レンタル。
    マキ編泣いた。赤ちゃん産まれてよかった・・・。
    しかしおしゃれした時の服がすごい・・・。

  • 「僕らは一体、何と戦っているんだ?」

    重要でありながら、今まで触れられてこなかった謎があきらかに。

    ・戦っているのは、平行世界の「地球」
    ・目的は、「宇宙の未来の可能性の淘汰」

    別次元にある同じような地球を含む宇宙との、存続をかけた戦い。
    それがこの戦いの全貌。
    1回の戦いに勝つたびに100億人の存在が消滅する。

    ……スケールがどんどん大きくなってきてしまった。
    地球の存続を背負っているっていうだけでも十分重かったのに、宇宙の、さらに別の「地球」「宇宙」の犠牲のうえにこの勝利は成り立つという事実。
    正直、大きすぎて、ほんとうにもう個人的な感情部分でしか判断できないな…

    一方で戦いも進む。
    友人のために自分の心臓を残して死んだ門司。
    生まれてくる弟の命、とほうもなくたくさんの命、生きている人たちの光を見つめながら、勝つことを選んだマキ。
    「戦えないかもしれない」というキリエ。
    「それを犠牲にしてまで、ぼくらのこの地球は、継続に足る存在なんだろうか?」
    次巻へ続く。

  • 地球の全人類のために犠牲になって戦え、と言われたら
    「見知らぬ大勢が生き残るために自分が死ぬって何なんだ、誰かもっと他に適任いるだろ」と思う。
    でも自分が死ぬ事は決まっていても自分が勝ったならあの人がこれからも生きていけると
    具体的に顔や名前の浮かぶ人がいたら、頷ける人は多いんじゃないか。
    そんな事考えず生きていきたいのは当たり前だけど、もし死ななきゃいけないとしたらの話として。

  • モジもいなくなった。平行世界。もう一つの地球。もう一つのぼくら。真実を知った直後、マキは戦った。強かった。キリエは?ぼくらのこの地球は継続に足る存在なんだろうか?

  • 推しのモジくんが…。マキの話は義理の家族に愛されて育ったんだろうなとしみじみ感じた。 そして敵の正体が発覚。これは知りたくなかった!!!! 戦いにくい…! 次の操縦者は話にちょくちょく出て、割とキーキャラになりつつあったキリエくん

  •  敵の正体について、当時は斬新だったのかも知れないけど、今となってはあまり目新しいアイデアだとは思わない。
     ただ、それでどういうドラマが展開していくのかということに対して、強く興味を惹かれる。

  • まあそんな予感はしてたけどよぉ。やっぱ人かよ。

  • 蟷ウ陦御ク也阜縺九≠窶ヲ縲ょ?豎溘¥繧薙?譛?蛻昴?鬆?°繧画ー励↓縺ェ縺」縺ヲ縺?◆繧ュ繝」繝ゥ縺ェ縺ョ縺ァ谺。縺ョ蟾サ縺梧・ス縺励∩縺ィ縺?≧縺九↑繧薙→縺?≧縺銀?ヲ縲

  • ジアースが今まで倒してきたもの。
    途方もない話だなぁ。

  • 初読:2012.1
    モジ最後、マキ、切江最初。モジとマキの最後がすがすがしい。
    敵の正体が判明する巻。

  • パラレルワールドか。
    残りのパイロットも少ない。
    これからどうなるか…

  • 整理ついでに久々に発掘したので登録。

  • ピンチを乗り越え、敵の正体が明らかに。
    このどうしようもない、救いの無い感じが良い。
    次は戦わないパターンでのピンチか…?

  • モジ戦ラストとマキ戦、キリエ戦初め。
    少しずつ自分たちが何と戦っているかが見えてきて気が重くなるあたり。
    モジの戦いは敵も対処も全くアニメと違うからかなり新鮮だった。
    マキ戦では敵の呼称も興味深い。その後の敵の名前も知りたかったなぁ。
    あ、あとマキの椅子代わりのベビーベッドも後々の伏線で良かった。
    しかしこの漫画は毎回涙腺崩壊。

  • 現代をベースにした子供+ロボットSF。どうなっていくんだろう?と次の展開が気になる感じに綺麗に仕上がっていると思う。

  • マキ。すごくいい子。

  • モジの話でもマキの話でも泣かせられる。

  • ダ・ヴィンチ2007年10月号
    「今月のプラチナ本」
    2007年11月1日(木)読了。

  • モジ編ラスト・マキ編・キリエ編冒頭を収録。
    仲間や両親との会話で丁寧に描き出されていく彼女の、少女や娘、姉としての表情が愛しい。子供達同士で承継されるもの(一見繋がりが希薄なワクやコダマさえ、彼らの中に残っている)の重さがとても切ない作品だと思います。

  • モジ、英雄的な最期。

  • マキの父が好きです。きっと話が合いそうだ。

  • この巻で始めて戦っている敵の正体がわかる。

  • 守る者がハッキリして戦えるこの物語で初めての話かも知れないね。

  • 死んでるように生きている。
    死ぬためだけに生きている。

  • 子供達が戦っている敵の正体が明かされる!!が話は難しくなってきた(T_T)

  • エグイな、この人の書く漫画。
    感情移入してしまうと最後まで読めません。

  • 『なるたる』の鬼頭莫宏による最新作。相変わらずものすごい勢いで後味の悪い話だが、それでも読ませるのはさすが。この巻で「ぼくら」が戦っていた相手の正体が明らかになった。

  • 掲載誌を毎月チェック(要するに立ち読み)してて収録されている話を全て1度見ているのに、先が気になる。そして読むたびに目から汁が‥‥。登場人物のセリフのひとつひとつが重くて沁みるので、今まで出いちばん好きな漫画です。

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著者プロフィール

1966年、愛知県出身。名古屋工業大学在学中の87年に、『残暑』で小学館新人コミック大賞に入選。95年、アフタヌーン秋の四季賞に準入選。同作を第1話として『ヴァンデミエールの翼』を連載。その後、『なるたる』『ぼくらの』『のりりん』『なにかもちがってますか』など代表作多数。


「2021年 『ヨリシロトランク(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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