- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091883391
感想・レビュー・書評
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2月22日から始まる文化庁メディア芸術祭の展示の前に、大賞をとったこのマンガが読みたくて買ってみました。
すごく魅力のあるマンガだと思いました。
世界観がしっかりしていて、人とのかかわりをほんわかに、しっかりと描いていて、SFではあるけども、素直に受け入れられるマンガです。
絵の雰囲気もよく、簡単に描いているように見えて、
ちゃんと見せたいところでは、ちゃんと描いていて、
すごく、こっそりとひきつけてくれる絵だと思いました。
すごくしっかりした、いいマンガです。
続きもほどよい時に読んでみたいと思いました。
ちなみに、土星マンションだから、土星の話かと思ったら、そういうわけではなかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初は絵柄が感じが受けつけなかったが、
読み進めるうちに好きになった。
この作者にしか出せない「空気」というのがある。
一時期、月刊イッキにて「土星マンション映画化!」と報が出たが、
その後震災の影響で予算が下りなくなり御破算となったらしい。 -
全1-7巻。ほのぼの、じんわり感動する。カラーページがすごく良い。ラストのミツの笑顔が全てだろうな。この1ページがいちばん好き。
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押し付けがましくないSF。
初めて読んだ岩岡ヒサエ作品。
1巻の表紙の男の子が逆さまで、
宇宙には上下ないからかな
センスいいなーって思って
目に留まって表紙買いしてホント良かった。
SFって良くも悪くもなんですけど
設定ハッキリさせるために
説明長くなっちゃったりするんですが、
これは最低限なんでこってりしてない。
宇宙という壮大なスケールの舞台で
主人公ミツがやってる仕事は窓拭き、、、
つっても普通の窓拭きじゃあないんです。
地球の周りに存在する まるで土星の輪っかのようなリングに
人が住んで生活圏として成り立ってる世界のお話ですから。
ミツはそのリングの窓を外(宇宙空間)から拭いてるのです。
とはいえ地味な仕事って点ではプラネテスに似てますね。
同じ窓拭きとして働き、仕事中に誤って
地上に落下し亡くなったとされている父親を持つミツ。
そんな彼に『地上に降りてみないか?』という声が。
ミツはどう決断するのか。その提案の真相とは一体。。。
最後はしっかり成長した彼らの姿に涙。 -
全7巻
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かわいらしい絵とほんわかする内容でほっこり癒される。
こういう透き通った空気感の作品。 -
窓拭き
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7巻完結
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柔らかいタッチのSF。土星のマンションの話ってわけじゃなくて、惑星の周りに土星のようなわっか型のコロニーを創って暮らしている未来のお話。
その街は、地球が見える部屋は家賃が高く、光が届かないところ程家賃が安い。窓も無い。
富裕層の部屋の窓を、宇宙空間に出て拭く窓ふきの仕事をしている主人公ミツ。父親は昔同じ窓ふきをしていて、事故で亡くなった。
危険な仕事だけれど、父のみた景色に近い場所。
読むとたまごが食べたくなるおはなし 笑
ほっこり、じんわり、ってかんじです -
読んでいるとあったかくなれる。