ぼくらの (7) (IKKI COMIX)

著者 :
  • 小学館
3.76
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本棚登録 : 924
感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091883728

作品紹介・あらすじ

▼第36話/古茂田孝美(4)▼第37話/古茂田孝美(5)▼第38話/往往愛子(1)▼第39話/往往愛子(2)▼第40話/往往愛子(3)▼第41話/往往愛子(4)

●主な登場人物/【和久隆】・【加古功】・【矢村大一】・【小高勝】・吉川寛治・【門司邦彦】・宇白順・【切江洋介】・【半井摩子】・往住愛子・町洋子・【本田千鶴】・古茂田孝美・【阿野万記】(学習交流自然学校に参加した生徒。14人とも中1。カッコ内は既に死亡)、宇白可奈(宇白順の妹。小4。ひとりだけゲームの契約をしていない)、ココペリ(謎の宇宙人。敵ロボットとの戦闘後、死亡。その後の戦いを子供達に託す)、コエムシ(正体不明の生物。ジアースでの戦闘におけるサポート役だが、謎が多い)、ジアース(体長500メートルの巨大ロボット。これを操縦した者は戦闘後に必ず死ぬが、戦わなければ地球が滅ぶ)
●あらすじ/戦闘中に突然姿を消し、ぼくらの地球に紛れ込んでしまった敵パイロット。国防省はあえてコモがジアースの操縦者だと公表し、彼女のピアノ発表会をワナに、敵を誘い出す策戦に出る。勝てた戦いを放棄した敵パイロットは、いったい何を求めて降り立ったのか? その答えはコモのピアノが握っている…!?(第36話)
●本巻の特徴/子供たちの置かれた運命と、大人たちを取り巻く事情。軍人を父に持つコモ、TVキャスターを父に持つアンコ、彼女たちの闘いの行方は…!?
●その他の登場人物/田中美純(航空国防軍一尉。軍と子供たちのパイプ役を務める)、関政光(海上国防軍一尉。田中一尉と共にジアースのパイロットになった)、佐々見(国防省軍令局の立場から、ジアース関連の戦闘の対策などを立てている)

感想・レビュー・書評

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  • こういうキャラに物凄い共感を覚えてしまうことは
    「私も親とあまり一緒にいる時間がなくて寂しい子供でした」って言っているようで、少々抵抗があった。
    だって、寂しかった記憶がないから。
    もっと毎日べったり一緒にいて欲しかったわけでもないから。

    なのにアンコちゃんの気持ちがすごくわかる気がするのは、単にこういうコに共感するのが得意なタチなのか
    潜在的な何かってやつなのか。

  • 前巻に引き続きコモの話。
    逃走した敵パイロットをおびき出すため、自分がパイロットだと世間に公表し囮となったコモ。おとなしそうだけど芯のしっかりした子だなあ。

    続いて、子どもたちが関係していることも世間の知るところとなる。
    ニュースキャスターであるアンコの父親は、自分の娘がこのロボットにかかわっていることを知り、それをテレビで報道することを決める。
    アイドルになるのが夢だったアンコはキャスターの父とテレビに出ることを純粋に喜んだ。

    この父親も、表面的に見ればひどいことをしていると思われるのかもしれないけれど、親としての苦渋、愛情、仕事人としての責任感がしっかり描かれているので、嫌な気分にはならない。

    うーん、しかし、本当によく練られている。
    報道の問題が出てきたところで、アイドル志願の女の子がパイロットになるっていう展開…。

  • 全体の感想を。
    途中が重たすぎたので、もう何度かやめてしまおうと思いました。が、全部読んで、ああああああって唸ってました。

  • コモみたいに、自分が消えてなくなるときには、世界の美しさや、いろいろなことに感謝しながら消えていけたらなーなんて。綺麗事だけど。

  • コモのピアノが地球を救った。ピアノを通して軍人の父親と向き合えた?父親が最後娘の名前を叫んだとこは良かった。カタリくんが何をしたかったのか分からないけど、それをきっかけに自分たちはヒーローではないことを痛感する。そんな中、次はアンコの番。ニュースキャスターである父親は娘の戦い、死を前に何を語るのか?ってかもうあの先生出てこなくていいよ。

  • コモとアンコ編。コモの話はなんか本当に悟りを開く領域に達しててスゴイ。理不尽に死ぬってわかったら世界を恨むこともありそうなのに、コモは美しさに気付くんだね…。 アンコはある意味ムードメーカーのようなキャラだったので死んでしまうのが悲しい…。 にしても軍以外の大人のやり方色々好きじゃないなぁ…アニメとかなり違うみたいなのでネトフリあたりで見てみようと思う

  •  色んな状況が絡み合って、戦いが複雑化していく。あと前から思っていたけど、戦闘描写はやや分かりづらいかも

  • 蜿、闌ら伐蟄晉セ弱?繝斐い繝守匱陦ィ莨壹?りサ堺ココ縺ョ辷カ隕ェ縺ッ騾?コ。縺励◆謨オ縺ョ繝代う繝ュ繝?ヨ繧貞ー?ョコ縺吶k縲ょセ?ス乗?蟄舌?辷カ隕ェ縺ッ繝九Η繝シ繧ケ繧ュ繝」繧ケ繧ソ繝シ縲ょ叙譚仙ッセ雎。縺瑚?蛻??螳カ譌上□縺」縺溷?エ蜷医↓縺ゥ縺?☆繧九?縺九?

  • 初読:2012.1
    古茂田後半、往住。ピアノ発表会の非現実感がいい。「この多幸感。この神充」というモノローグが好き。敵パイロットが地球人に紛れ込んじゃうという展開はなかなかおもしろかった。往住のエピソードでは、報道関係のめんどくさい展開。最後、往住がどうなったのかぼかしてあったけど、あれ足、だよな。

  • 整理ついでに久々に発掘したので登録。

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著者プロフィール

1966年、愛知県出身。名古屋工業大学在学中の87年に、『残暑』で小学館新人コミック大賞に入選。95年、アフタヌーン秋の四季賞に準入選。同作を第1話として『ヴァンデミエールの翼』を連載。その後、『なるたる』『ぼくらの』『のりりん』『なにかもちがってますか』など代表作多数。


「2021年 『ヨリシロトランク(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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