ディエンビエンフー 1 (IKKI COMICS)

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著者 : 西島大介
  • 小学館 (2007年8月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091883735

ディエンビエンフー 1 (IKKI COMICS)の感想・レビュー・書評

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  • ベトナム戦争での史実をベースに無敵少女とカメラマンのふれあい物語。可愛いキャラが殺略を繰り返す非日常感が良かった。

  • 可愛い絵柄とは裏腹に残酷な描写や物言いが多いです。
    しかしこの雰囲気が西島さんなんだなと思いつつ面白く読ませて貰っています。
    キャラクターも個性的。

  • ベトナム戦争を扱った話だからちょっと前から一度読んでみたかったから、やっと手をつけれました。

  • 2015年3月24日

    <Điện Biên Phủ>
      
    装丁/柳谷志有(コズフィッシュ)

  • ユニークな作品足りうるので、個人の思想はなるべくあからさまに表に出さずに。

  • リアルなベトナム戦争。

    ほんわかテイストでありながら、リアルな戦争を描くという展開。登場人物は割りとフリーダムですが。

    フィクションとしての戦争描写がしたいのかな。

  • ベトナム戦争のこと、詳しくは知らなかった。
    ストーリーのなかにたまに切なさが混じる。そこが好き。
    続き早く読みたい!
    ヴィレバン下北沢にてサイン会参加。

  • ベトナム戦争を舞台に、日系アメリカ人サクラが、北ベトナムの殺戮少女プランセスとグリーンベレーの血塗れの戦いに巻き込まれる……という内容。作者は西島大介。私はこの作者の漫画を今まで読んだことがなく、『陽だまりの彼女』とかの表紙絵を描いた人、というイメージしかなかった。キャッチ-なカワイイ絵柄+毒もあるよ、という感じ。


    でも、この作品にはちょっとぶっ飛ばされてしまった。ベトナム戦争という『プラトーン』や『地獄の黙示録』や『ランボー』などで描かれた、血みどろで終わりがなく、狂気に満ちてアメリカが負けた戦争を、西島大介のカワイイ絵柄で描ききれるのだろうか? という疑問が、まずあるかもしれない。私は、前知識が全然ない状態で読んだので、そこに描かれる世界観に「なんじゃこりゃ?」と驚き「これは凄い」と唸ってしまった。


    歴史区分的に「現代」をどこからスタートさせるかについて、ヒロシマ・ナガサキ後からという見解がある。なぜかというと、核爆弾を持つことで、人類は人類を滅ぼす力を手に入れたからだ。これは、人類史上最も画期的なことと言える。そして、漫画中ではルメイの言葉「ベトナムを石器時代に戻してやる」を引用することで、ベトナムが「原始」であることを暗示している。このどうしようもない断絶の中で、「現代」の申し子であるリトルボーイことヒカルと、太古からの血筋を引いたお姫様が相思相愛になってしまう、という図式が面白い。


    この漫画はベトナム戦争の時系列に沿って、その裏で起こる北ベトナムの死神のような少女と、グリーンベレーの戦いが描かれるので、可愛い顔した登場人物が当然のように殺しまくる。少女はアメリカ兵を八つ裂きにするし、グリーンベレーは山岳民族の少年兵を使ってベトコンを皆殺しにするし、ベトナム戦争的な描写(殺人、レイプはあたりまえ)もどんどん出てくる。西島大介の絵柄でそれを描くというのは、一つには一種の「ファンタジー」としてベトナムのリアルを読めるものにできるという作用と、もう一つには、この絵柄によってリミットを外した描写ができる、というポイントがある。


    また、一人一人のキャラクターがとても丁寧に造形されていて、「敵も味方もない殺し合い」に説得力を持たせつつ、彼らが無残に死んでいくことで作品にも深みが増している。野良犬たち(ストレイ・ドッグス)の面々や、山岳民族の少年兵は、みんなキャラが立っていて素晴らしい。特に、リトルとジャジャマルのエピソードは泣ける。


    で、主人公ヒカル・ミナミは悲惨なベトナム戦争の最中でも、まったく悲壮感がなく、内面がない人間として描かれている。ヒカルにとっての内面は、プランセスに対する愛しかなく、それ以外のものがない……というのは、彼がプランセス以外の写真を撮影できない(フィルムが入っていない=心がない)ことからも明らかだと思う。


    物語の構造は、『ドラゴンボール』の魔人ブウ編が一番近い。悟空たちが悪役(グリーンベレー)で、皆殺しにされてしまう魔人ブウ編というべきか。なので、作中最強キャラの一人であるヤーボ大佐が死んだあたりが、一番物語的に勢いのあったときだと思う。


    これがテト攻勢編になると、黒い三蓮華やヤスクニとかが本格的に絡んできて、正直言って、史実とファンタジーの絶妙なバランスが崩壊してしまったかなぁと。北ベトナム側のキャラクターが、プランセスを含めて(グリーンベレーに対して)あんまり魅力的じゃない。西島大介の絵柄で「カワイイ」というだけで、キャラの立たせかたにも失敗している。北ベトナム軍の将軍であるディンとトンはすごく良かったのに。


    でも、これからの展開がどうなるのか? ヤーボ化したライトニング少尉はどうなるのか? ヒカルの内面はこれからどうなるのだろう? 「仙人みたい」と書かれているホー・チ・ミンはどう物語に関わるのか? など興味は尽きない。あと、巻末には作者による解説が非常に詳しく載っていて、ベトナム戦争についての勉強にもなる。

  • これもたまたま本屋で見つけてジャケ買いしたものです。
    ベトナム戦争を中心とした時代ものです。
    深刻な状況の時代を描いているにもかかわらず、
    描写はそこまでハードではないので読みやすいです。
    勉強になります。

  • 絵柄はとても可愛いけれど、いきなりワンコがちぎれた人間の手首くわえて来たりして…。いわゆる"ベトナム戦争"の頃のおはなしです。

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