ディエンビエンフー (2) (IKKI COMICS)

著者 :
  • 小学館
3.67
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本棚登録 : 440
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091883742

作品紹介・あらすじ

▼第7話/魔法陣▼第8話/大いなる神秘▼第9話/死ぬのにいい日▼第10話/戦うべき場所▼第11話/愛と資本主義▼第12話/そして戦争が始まる▼アオザイ通信

●主な登場人物/ヒカル・ミナミ(米陸軍機関誌「星条旗新聞」特派員カメラマン。日系米国人)、“彼女”(ヒカルが出逢った謎の戦闘美少女。口ぐせは「ンクク」)
●あらすじ/7人の最狂戦士「野良犬たち(ストレイ・ドッグス)」とともに、“彼女”探索の旅を続けるヒカル。だが、元北朝鮮兵士のパクに続き、解体屋ミンチも“彼女”の刃の前に散ってしまう。ミンチを呼びに来たヒカルは血まみれの“彼女”と再会するが、息つく間もなく始まった、次なる「野良犬」カリフラワーのじじいの攻撃に巻き込まれて…(第7話)。
●本巻の特徴/迷走するベトナム情勢。そんな中“彼女”は確実に「野良犬たち」を始末していく。一方僕は“彼女”に恋をして、まだ、生きている。そしてまだ、2人はお互いを知らない。
●その他の登場人物/おばあちゃん(“彼女”を「プランセス(=お姫様)」と呼び、レッスンをつける。口ぐせは「だど」)、ティム・ローレンス(陸軍特殊部隊「グリーンベレー」所属。口ぐせは「もっとマシな戦争をやろう」)

感想・レビュー・書評

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  • ベトナム戦争を舞台に、ベトコン少女と米軍少年を中心にした切ないお話。
    可愛い絵と裏腹に描写は激しいです。当たり前のように人はしぬし。

    前に仕事で一緒になった方から
    「西島さんは物語を伝えるために、漫画という形態をとっている」
    と聞いたんですが、ストーリーの入り組み方は小説の様です。
    5巻まで読んで、伏線にやられた。

  • 2巻のハイライトはリトルの死。あまりにも簡単に死にすぎるこの世界で彼はその最期に自分の誤りに気がつくことができたのは幸せなことだったのでしょうか。その気がつくことができた遠因は、現実であるプレスリーやジョン・ウェインなのかも知れないとはあまりに皮肉な話である。戦う場所はここにあるのに。ベトナムは幻想の世界なんだろうか。

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  • 2015年03月26日

    <Điện Biên Phủ>
      
    装丁/柳谷志有(コズフィッシュ)

  • 姫が強すぎる。ストレイ・ドッグのキチさが・・・

    ベトコンの方が強く見える。

  • 野良犬たちが次々と・・・。
    それぞれの生き様にドラマがあって面白い。

  • 読み直し

  • 再読。
    リトルはが人間らしくていいね。
    野良犬たちの存在意義がいまいちよくわからない。

  • いろいろな意味で、あっさりストーリーが進んでいく。その感じと、ストーリーそのものの重さのギャップがたまらない。後を引く。

    次々に次を買いそうになるのを、必死になってセーブ中←楽しみは取っておく派なもので

  • 自分の生きるべき場所を間違えた。
    戦うべき相手を間違えた。

    もう遅い。
    実はとっても、弱かった。
    最初っから、逃げてばかりだったから。

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著者プロフィール

漫画家。『世界の終わりの魔法使い』シリーズ、『凹村戦争』、『ディエンビエンフー』、『電子と暮らし』ほか著書多数。

「2022年 『世界の終わりの魔法使い 完全版 6 孤独なたたかい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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